ほいくisのユーザーから募集した、“おもしろあそび”のアイデアをご紹介!
ほいくisでは、2周年記念企画として「ウチの園ではこれが流行中!”おもしろあそび”大募集!」企画を実施。公式Instagramにて皆さんの園で流行している”おもしろあそび”のアイデアを募集しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!いただいた回答の中から、特にユーモアのあふれる「“おもしろあそび”6選」をほいくis編集部メンバーで決定。6回に分けてご紹介していきます。実際に保育園や幼稚園で流行している遊びですので、ぜひ参考にして日々の活動に取り入れてみてくださいね。
階段マット滑り台とは
保育園内の階段を活かして、その上に体操用のマットを敷いた坂を作って滑り台に見立てる、室内でできる運動遊びです。至ってシンプルですが、雨で戸外に行けない時も身体を十分に動かすことができるのでおすすめです。階段の長さは園によって違うので、必要に応じて使うマットの枚数を決めてください。また、生活導線として日常的に使用する階段を塞ぐことは避ける必要があります。例えば園内にホールがあってステージに続く小さい階段や、ロフトに続く小さな階段など、非常時の避難導線確保に影響のない場所で行うようにしましょう。
丁度いい階段が無い場合は、牛乳パックを重ねて作った階段にマットを乗せて、小さめの簡易滑り台を作ることができます。その場合は、サーキット運動やマット運動の障害物の一つとしても活用できますよ。
難易度
★★☆☆☆対象年齢
2歳児/3歳児/4歳児/5歳児用意する物・道具
- 体操用のマット
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- 順番を守って、友だちと一緒に遊びを楽しむ
- 滑る、登る、時にはマットの上に転ぶなど、全身のさまざまな動きを経験する
- 保育者と、滑り台を滑りきれた喜びを共感し合う
遊び方・ルール
①保育園・幼稚園の階段の長さにあわせて、階段の上から下までマットを敷きます②子どもたちは、階段の上からマットを滑り台代わりにして滑り降ります
③上から下に滑る遊びを十分に行ったら、今度は下から四足歩行でマットの坂を登ります。手すりがあれば、手すりを使って登ってもOK!
ポイント・アレンジ例
アイデアを下さった保育者の方の園では、安全に遊ぶ為に「頭からは滑らない」「下まで滑り降りたら、マットを逆流せず階段から上に登る」という2点の約束を子どもたちとしていたそうです。また、階段のスタート地点とゴール地点にそれぞれ保育士をペアで配置して子どもたちの様子を見守ることで、ケガを防止していたそうです。このように、遊ぶときには保育士が十分注意して見守ることをおすすめします。他にも、階段というスペースの限られた場所での遊びなので、保育者が合図を出してから1人ずつ降りる、進行方向は一方向に絞るなど子ども同士の進路妨害や衝突を避ける為のルールを事前に決めておくと安心ですよ。
編集部では、「シンプルだけど、室内で全身を動かせる遊びなのがいい!」「あまり準備に時間がかからなそうで助かる」といった声が挙がりました。
募集期間:2021年7月8日(木)18:00~7月15日(木)17:59/募集方法:Instagramの投稿コメント、ストーリーズで実施/募集対象:Instagramユーザー/有効回答数:15
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