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【8月の折り紙】夏ならではの製作で季節を味わう。年齢別・製作アイデア6選

【8月の折り紙】夏ならではの製作で季節を味わう。年齢別・製作アイデア6選
暑さの厳しい8月は、室内で過ごす時間が増えますね。夏の保育は静と動の活動をバランスよく取り入れることを意識しながら、子どもたちの生活にメリハリをつけていきたいところです。今回は、静の活動にオススメの折り紙遊びを年齢別にご紹介します。ぜひ夏ならではの製作活動にお役立てくださいね。 

①かき氷

【折り紙】とっても簡単!かき氷

おすすめの年齢

1歳児/2歳児/3歳児/4歳児/5歳児  

ねらい 

  • イメージ豊かに自分だけのかき氷作りを楽しむ。 
  • 製作物を使いお友だちや保育者とままごとや、ごっこ遊びに発展していく。 

用意するもの

折り紙、ペン、デコレーション用のシール 

作り方のポイント 

1歳児、2歳児は保育士が折ったかき氷にペンやシールでデコレーションすることを楽しめます。 少し大きめの折り紙を使用することで、子どもたちも色をつけやすいでしょう。 

幼児クラスの子どもたちはとても簡単に折れるので夢中になって、さまざまな味をイメージしたかき氷を作ることを楽しめますよ。 

②スイカ

【簡単折り紙】1枚で可愛い”スイカ”の折り方

おすすめの年齢

1歳児/2歳児/3歳児/4歳児/5歳児  

ねらい 

  • スイカの製作を通じで季節を味わい、夏ならではの食育に繋げていく。 
  • 年齢に応じてできることを設定し、完成に満足感を味わえるようにする。 

用意するもの

折り紙、ハサミ、のり、マジック黒、丸シール 

作り方のポイント

 園で実際のスイカを見たり、食べることで興味を高めてから、取り組みましょう。1歳児は丸シールで種を表現します。シールは、子どもたちの微細運動に繋がり手先の器用さが養われます。 

2歳児、3歳児は「貼る、切る」を安全に取り組めるよう保育者が丁寧に見守っていきましょう。難易度が高い後半の折り紙の折り返しは4歳児、5歳児を対象に取り組むといいでしょう。 

③せみ 

【夏の折り紙】簡単なセミの折り方

おすすめの年齢

3歳児/4歳児/5歳児  

ねらい

  • 夏の昆虫に興味を深める。 
  • 製作物を使い子どもたちの発想で遊びを発展させていく。 

用意するもの

折り紙、クラフトパンチ、ペン、のり 

作り方のポイント 

製作は導入が大事です。散歩先や図鑑で、セミの種類や鳴き方の特徴などに興味を広げていくことで「作ってみたい」の意欲が高まります。作ったセミで子どもたちがどのように遊ぶかを見守ることも、想像力やイメージ力を養うきっかけになりますね。「せみが留まれる大きな木を作ろう」など子どもたちの広がるアイデアを保育者も想像力豊かに、一緒に形にしていきましょう。 

④風鈴 

【折り紙】風鈴 作り方

おすすめの年齢

3歳児/4歳児/5歳児  

ねらい

  •  風鈴作りを通じ、日本ならではの涼を心地よく感じる。 
  • 手先を使い丁寧に取り組むことで、力の加減を知る。 

用意するもの

折り紙、糸、セロテープ 

作り方のポイント 

3歳児は全てを子どもに任せるのではなく「三角に折る、角を折る」など簡単な作業から取り組んでいきましょう。少しずつ難易度を高めていくことで、子どもたちも無理なく折り紙遊びを楽しめるようになります。

年齢に合わせて「自分で作れた」という達成感を味わえるよう十分配慮していきましょう。夏の風物詩である風鈴を自分たちで作り、保育室に飾るという経験をすることで子どもたちもたっぷりと季節を味わえますね。 

⑤ひまわり 

折り紙 ひまわりの花 簡単な切り方

おすすめの年齢

3歳児/4歳児/5歳児  

ねらい 

  • 製作を通じて季節の花に興味を持つ。 
  • ハサミの安全な使い方を知る。 

用意するもの

折り紙、ハサミ、ペン、デコレーション用のシール 

作り方のポイント 

3歳児はハサミで折り紙のどこまで切るか目印をつけるとやりやすくなります。ハサミの使い方に慣れてきたら、大きさの違う折り紙を用意し、大小さまざまなひまわりを作るのも楽しいですね。中央の種の部分に絵を描いたり、子どもの写真を貼ったり、飾りシールでデコレーションしたり、アレンジも豊富です。 

⑥花火 

折り紙【花火】平面 簡単な作り方折り方1枚で夏飾り♪

おすすめの年齢

4歳児/5歳児  

ねらい

  • 細かい作業を通じて集中力を養う
  • 完成後のイメージを想像しながら取り組む

用意するもの

折り紙、ハサミ、鉛筆、ノリ、黒画用紙 

作り方のポイント 

子どもたちの大好きな切り絵遊びです。自分で折って切ったものがどんな模様になるのか、広げる時のワクワク感を大切にじっくりと取り組んでいきましょう。手先の細かい操作や力加減が必要なので、集中力も高まります。保育室の壁面に飾る夏飾りとしてもピッタリですね。 

乳幼児期の発達に効果絶大!折り紙遊びの知育効果 

折り紙遊びの知育効果としては以下の項目が考えられます。 
  • 手先の器用さを養う 
  • 集中力、忍耐力を養う 
  • 完成をイメージし取り組むことで想像力を養う 
  • やり遂げる力が身に付き達成感を味わう 
脳や神経系の発達が著しい乳幼児期。さまざまな遊びの経験をすることが、子どもたち一人ひとりの成長を促します。一人ひとりじっくりと取り組める環境を保障し、夏ならではの折り紙遊びを楽しみながら、知育効果を高めていきましょう。 

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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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