オリジナル楽譜を無料ダウンロード
日々の保育で使えるピアノ弾き歌いの楽譜をオリジナルで制作しました。今回は、卒園式で歌われる定番ソングの『思い出のアルバム』です。楽譜の無料ダウンロードは、ほいくisメンバー登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
※ダウンロードは2024年3月20日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
【今回の楽曲】思い出のアルバム
卒園ソングとして、古くから歌い継がれてきた定番曲。NHKの歌番組でも紹介されたこともあり、多くの人に聞きなじみのある1曲です。まずは、ピアノの弾き歌いの実演をしてみましたのでチェックしてみてください。鍵盤と手元が見える動画なので、運指の参考になると思います。
【解説】楽譜と楽曲について
原曲「思い出のアルバム」とは?
今回取り上げた楽曲「思い出のアルバム」は、作詞/増子とし、作曲/本多鉄麿が手がけました。幼稚園の四季の出来事を振り返る形で春から始まり、卒園までを描いている曲です。この曲の特徴は、3拍子のリズム。時々、間違えて4拍子でカウントをしてしまうことがあります。
そのため、最初の導入としてはCDなどで音楽を聞きながら、子どもたちとリズムあそびを楽しんでみることをおすすめします。「ひざ・手・手」「とん・ぱっ・ぱっ」と、3拍子を全身で感じてみましょう。
また、歌詞は本来7番まであります。冬の歌詞が2種類用意されているため、今回は「クリスマス」が出てくる歌詞を採用しました。
このように、「全部で6番まで」として歌う園も見られます。私自身が卒園するときも「全6番」として歌ったので、そのような楽譜でお届けいたします。
※ダウンロードは2024年3月20日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
楽譜の特徴と練習のアドバイス
弾き歌いをしながら子どもたちの様子が見られるように、簡単な楽譜に仕上げました。- 楽譜の前奏と後奏は、同じ音になっています(8小節ずつ)。
- 左手は演奏しやすい、基本的なコード進行となっています。
練習のワンポイントアドバイス
左手に出てくる基本的なコードは「C:ドミソ」「F:ドファラ」「G:シレソ」となっています。3和音を同時に鳴らして、音の響きを確認してみましょう。※ダウンロードは2024年3月20日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
歌の特徴と練習のアドバイス
①注意するところ
歌詞が長い曲です。イラストを用いて視覚化をし、イメージしながら歌ってみると覚えやすくなります。②間違えやすい歌詞
「あんなこと、こんなこと。(17小節目~20小節目)」と歌詞が似ているので、歌う順番に気を付けてください。歌のワンポイントアドバイス
- フレーズのかたまり、ブレスの位置を、楽譜に記入してみましょう。
- 33小節目の「高音レ」は裏声ですが、一番盛り上がる部分です。直前でしっかり息を吐き切り、たっぷり吸って大切に歌いあげてください。
これまでの1年に思いを馳せよう
今回は、定番の卒園ソング「思い出のアルバム」を取り上げましたが、いかがでしたか? 簡単なスライドショーを用意して、みんなで1年を振り返って思いを馳せても良いですね。より歌に気持ちが入りやすくなると思います。歌については、「今日は春だけ歌ってみよう!」と誘いかけたり、間違えやすい部分だけ取り出したり、工夫をしながら練習してみてください。
素敵な卒園式になりますように!
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