オリジナル楽譜を無料ダウンロード
「ほいくis」の公式Instagramで現役保育者さんから頂いたご要望をもとに、 日々の保育で使えるピアノ弾き歌いの楽譜をオリジナルで制作しました。今回は、クリスマスの時期によく歌われる「ジングル・ベル」をご紹介します。楽譜の無料ダウンロードは「ほいくisメンバー」の登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
クリスマスの定番ソング「ジングル・ベル」
まずは、ピアノの弾き歌いの実演をしてみましたのでチェックしてみてください。鍵盤と手元が見える動画なので、運指の参考になると思います。「ジングル・ベル」は、クリスマスシーズンによく聞かれる定番のクラシックソングですね。世代を問わず多くの人々に愛され続け、クリスマスの雰囲気がより一層盛り上がる楽曲です。
この曲は、1857年にJames Pierpontによって作詞作曲されました。元々は感謝祭のために作られた曲でしたが、その明るく楽しい軽快なメロディと冬の景色を描いた歌詞が、クリスマスソングとして広く愛されるようになりました。
歌詞の日本語訳は複数あるのですが、今回は宮澤章二さんの訳詞を使用しています。
また今回ご紹介する「ジングル・ベル」のピアノ楽譜は、簡単に弾き歌いができるようにアレンジをしています。
この記事では演奏のポイントと合わせて、遊びのアレンジをお伝えしますので、 日常保育に取り入れてみてください。
【解説】配信楽譜について
ここからは、無料ダウンロードできるオリジナル楽譜の内容について解説していきます。「ジングル・ベル」楽譜の概要
楽曲「ジングル・ベル」の楽譜は4分の4拍子、歌詞は2番までを掲載しています。楽曲はへ長調なので、全てのシの音にフラット♭が付きます。本来は最初の部分(調号)に♭が付きますが、見落としを防ぐため、楽譜内にフラット♭を明記しました。
フラット♭の付いた音符は、事前に蛍光ペン(水色)でマーカーを引いてみてください。
またこの楽曲では、歌の最高音が「レ」の音となっています。裏声は息が漏れ過ぎないように、そして力まずリラックスをして歌ってみてください。
演奏のポイント
サビの部分(11小節目)の2拍目と4拍目は、しっかりと拍の長さをカウントしましょう。もしカウントをせずに弾いた場合、音の長さが短くなってしまう可能性があります。そうなると曲が徐々に速く走りがちになり、ピアノと歌声がズレる原因に…。気持ち長めに「♪ジングル・ベール」というくらいのイメージで、落ち着いて歌ってみてください。
弾き歌いで練習をする際は、メトロノームを使ってテンポの確認をしておきましょう。
遊びのアレンジ
ここからは、「ジングル・ベル」を使った遊びのアレンジをご紹介しましょう。【アレンジ①】小物楽器を鳴らして歌おう
この曲の歌詞には「すず」や「そり」というキーワードが出てきますので、小物楽器のすずや手作りマラカスを取り入れることもおすすめです。リズム感を養うだけでなく、より子どもたちの創造力を刺激し、音楽の楽しさを体感させることができます。
【アレンジ②】輪になって歌って踊ろう
全員で大きな一重円を作ります。手は繋いでも、繋がなくても、どちらでも構いません。最初の4小節は右回り、次の4小節は左回り、サビの2小節は中央に向かって進み、その次の2小節は外側に向かって進みます(後ろ歩きで元の位置に戻ります)。
2歳児クラスで行う場合は、安全のためにゆっくりとした速さでやりましょう。「次、反対回りだよ~」など節目ごとに声掛けをして、十分に間をとりながら遊びの導入をしてみてください。
「ジングル・ベル」たくさん歌ってくださいね!
今回は「ジングル・ベル」を取り上げましたが、いかがでしたか?園に遊びに来たサンタさんにお歌のプレゼント!として歌っても良いですね。たくさん歌って、クリスマスの雰囲気を楽しんでくださいね♪ 【関連記事】