【学習方法別】保育士の資格取得にかかる費用
保育士の資格を取得するには「独学」「通学」「通信講座」の3つの学習方法があり、方法によりかかる費用も大きく異なります。それぞれの費用をご紹介していきます。
保育士試験・登録の費用について
保育士試験の費用と、保育士の登録費用は、学習方法に関係なく共通で必要になります。
保育士試験に必要な費用は、「受験手数料:12,700円」「申請費用:350~1,123円」です。申請費用は郵送とオンラインで費用が異なり、オンラインのほうが費用が抑えられます。
また、試験に合格した後、保育士として働くためには保育士登録をする必要があります。保育士登録は「登録事務処理センター」で行います。登録費用は4,200円です。
独学で保育士の資格を取得する場合
独学で保育士を目指す場合にかかる費用は、教材費のみです。保育士試験を受けるのに必要な基礎知識が身についている場合、座学については独学でも対応できることがあります。ただし、造形や音楽の実技試験については、独学では難しい場合があります。実技科目だけスクールなどで学ぶことも検討しましょう。通学して保育士の資格を取得する場合
通学して保育士を目指す場合、授業料が必要です。授業料は大学の場合、200万円位、専門スクールの場合は30万円位が目安です。3つの学習方法の中では費用が最もかかる方法になりますが、その分、資格取得に向けた学習サポートが充実しており、やはり対面で先生や同じ目標を持つ仲間に相談できるのは心強いので、お金はかかっても保育士に絶対になりたいという人は通学を選択しましょう。通信講座で保育士の資格を取得する場合
通信講座を受講して保育士を目指す場合、通信講座の受講料が必要です。受講料は平均で6万円程度となります。対面ではないものの学習サポートが充実しており、自分のペースで勉強できたり質問しやすい環境が整っていたりするので、基本的に勉強は自分のペースで進めたいけど、わからないところを質問して解決したいという人は通信講座を選択してください。
保育士の資格取得のために費用面でも実績面でもおすすめの方法とは?
これまで保育士の資格を取得するために3つの方法をご紹介してきました。
保育士を目指す方の状況次第でおすすめする方法は変わってきてしまいますが、万人におすすめできるのは通信講座です。費用も通学ほどかからず、独学よりも試験に対する不安を払拭できるので、安心して保育士資格取得を目指すことができるでしょう。
また、通信講座であれば働きながら保育士資格を目指すことも可能です。無資格パートとして保育園に勤務しながら実務をこなしておくと、保育士資格をとってからの仕事のイメージがつきやすいので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
自分に合った学習方法で保育士資格の取得を目指しましょう
「独学」「通学」「通信講座」と3つの学習方法で保育士の資格取得を目指した場合の費用はなんとなくイメージできたでしょうか?
必ずしも費用が高いからおすすめというわけではないので、自分に合った学習方法で保育士資格の取得を目指してください。もし資格取得を目指す前に保育園の現場を知りたいという人は、無資格でもOKの保育士求人も数多くあるので、応募してみてくださいね。
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