2月22日は『猫の日』
『猫の日』が制定されたのは、1987年(昭和62年)のこと。「猫の日実行委員会」と、一般社団法人ペットフード協会が共同で制定しました。日付は「2(にゃん)、2(にゃん)、2(にゃん)」の語呂合わせで読めることから、2月22日に決められました。この日は、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる日」とされています。今では全国各地で関連イベントが行われており、一般的にもよく知られている記念日となっています。
子どもたちにとっても身近な動物なので、この機会に関連する活動を取り入れるのもおすすめですよ。それでは、猫たちが登場する絵本を紹介していきましょう。
①たすひくねこ
[たすひくねこ]作:にわ
監修:大迫ちあき
出版社:マイクロマガジン社
足し算を覚え始めた子どもたちにおすすめの、ユニークな絵本が登場です。ねこたちが足し算をしながらお宝を探していくストーリーは、学びながら絵本としてのお話も楽しめるようになっています。
読んでいるうちに自然に足し算に触れることができるので、「日常の中で数字に触れてほしい!」という保育士さんはぜひチェックしてみてくださいね。
②ネコヅメのよる
[ネコヅメのよる]作:町田 尚子
出版社:WAVE出版
「この作家さんは迫力のある、そしてミステリアスなムードの圧倒的画力で私たちを魅了していますが、この絵本も同様、心地よいといってもいいような妖しさで迫ってきます。絵本には動物がたくさん登場しますが、なんといってもダントツ人気高いのは、ネコの絵本。人気がないわけがない、1冊です。限られた言葉と、語りかけてくるような絵。子どもから大人まで、さまざまな楽しみ方ができる“実力派”の1冊です」
まるで写真のようなイラスト。これは子どもたちの関心を惹きそうですね。たくさんの猫が出てくるので、好きな猫を見つけてみるのも面白そうです!
※紹介記事より抜粋
③ころころ にゃーん
[ころころ にゃーん (0.1.2.えほん)]作:長 新太
出版社:福音館書店
玉がころころ転がって、そこから顔が出てくると、猫になってにゃーんと鳴きました。……「ころころ」と「にゃーん」のくりかえし。シンプルでどこか可笑しく、それでいて温かみのある作品。ナンセンス絵本の天才・長新太氏の遺作です。
④ごろごろにゃーん
[ごろごろにゃーん (こどものとも傑作集)]作:長 新太
出版社:福音館書店
くじらのような、イルカのような大きな飛行機が海に浮かんでいます。大勢の猫たちがそれに乗り込み、「ごろごろにゃーん」と出発です。「ごろごろにゃーん」と、飛行機は飛んでいきます。
魚を釣りながら「ごろごろにゃーん」。くじらにあっても「ごろごろにゃーん」。山を越え、街をながめ、飛行機はにぎやかに「ごろごろにゃーんごろごろにゃーん」と猫たちをのせて飛んでいきます。長新太の真骨頂! 斬新で愉快な絵本です。
⑤ノンタンぶらんこのせて
[ノンタンぶらんこのせて (ノンタン あそぼうよ1)]作:キヨノ サチコ
出版社:偕成社
ノンタンはぶらんこをひとりじめ。「かわって」と言われても、なかなかかわることができません。「じゃあ10数えたらかわるよ」というノンタンですが…。
大人気「ノンタン」シリーズから、お友達へのやさしさを学べる一冊をご紹介。「楽しくてかわりたくない!」「ひとりじめしたい!」そんな子どもたちの気持ちを表しながらも、どうすればいいのかを考えられます。
⑥ねこのピート だいすきなしろいくつ
[ねこのピート だいすきなしろいくつ]作:エリック・リトウィン
絵:ジェームス・ディーン
訳:大友 剛
出版社:ひさかたチャイルド
ねこのピートは新品の白い靴でお出かけ。嬉しくて「白い靴、最高!」と歌いながら歩いて行きました。ところが、イチゴの山に登ってしまい、靴が真っ赤に。ピートは悲しんだかというと、「赤い靴、最高!」。
その後も様々なハプニングに見舞われますが、その度に歌って歩き出します。前向きなネコの魅力満載な絵本です。楽譜付きなので、読み聞かせで歌いながら楽しめます。
猫の日の活動に取り入れよう
いかがでしたか? ひとことで「猫が登場する絵本」と言っても、それぞれ個性豊かで、いろいろな種類のお話があることが分かりますね。記念日をきっかけに、ぜひ園での活動に取り入れてみてください。【関連記事】