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【アンケート回答】 避難訓練、災害対策で力を入れている点、工夫している点

【アンケート回答】 避難訓練、災害対策で力を入れている点、工夫している点
ほいくisでは、メンバーの皆さんを対象に、保育中の災害についての体験談、日ごろの災害への心構えについて緊急アンケート調査を実施しました。全部で合計155件の回答が集まり、その中でも避難訓練・災害対策で力を入れている点、工夫している点の回答をまとめました。 

保育園での避難訓練はまだまだ工夫できる

保育園では、月に1回避難訓練をすることが定められています。園によっては綿密な計画の元実施するところもあれば、毎月1回なんとなく行っているところまで様々です。

ぜひこちらの記事で他園の取り組みを見て、自園での避難訓練・災害対策に役立て見てはいかがでしょうか。※原則として回答コメントは原文そのまま ご紹介しています。

訓練時、子どもたちへの伝え方・取り組み方について工夫していること 

避難訓練では子どもたち自身が意識して避難する、自分事としてとらえられるような工夫が寄せられました。そのために防災頭巾ではなくヘルメットに変えていく、慣れない非常食を日常で食べてみるなどの対策が見られました。
  • 避難訓練は、全クラス参加します。工夫している点は、内容にあった紙芝居をしています。
  • ビル中のため、非常階段を使用しての避難となるため、日頃の散歩時にも非常階段を利用することで、子ども達が普通の段差の階段の昇り降りに慣れ、少しでも安全に避難することができるようにしている。
  • 普段の保育の中で、避難靴を履いてみたり防災頭巾を被ったりしている。
  • 避難時の防災頭巾を、かぶるのを嫌がる子たちが居るため、随時ヘルメット型の帽子タイプに切り替えていっている。
  • 物が落ちて来る。危険物を避けて歩くなどをあそび体験として取り入れ
  • 発達障害の子を対象とした施設での事です。お弁当の日に、家庭から備蓄品(アルファ米など)や支給が予想される物(カップ麺、菓子パン、コンビニおにぎりなど)を持参して食べる日を年に1〜2回設けています。発達の特性上、何でも食べられるわけではないので、経験を積んでほしいとの意図があります。また、家庭で備蓄する商品についても、できる限り食べられる物を用意できるようにとの思いがあります。実際に、メーカーの違いで食べられない物があり、保護者から、次回からはメーカーを気にして購入するとの感想をいただいたことがあります。
  • 毎月1日は避難訓練をしています。子どもたちが泣かずに防災頭巾を被ることができるのは、毎月しているからだと思っています。
  • 色々な時間帯(朝、日中、遅番、延長など)を想定して行なっています。
  • 非常時に使う物品、食料のある場所など、全職員が周知できるように確認する機会を設けている。
  • 訓練の時は急いで避難するのではなく、流れを理解し、子ども達も自ら行動できるよう焦らず、慌てず避難の仕方を伝えていくように心がけています。具体的に実際にやってみるということが大切だと思っています。
  • 子どもと一緒にできることは機会をみて一緒にして、それ以外は職員がみんな、「まず、丸まって頭を守る。子どもの頭をお腹のところにいれるようにする。そのあと、安全を確認して、、、、」というように。。まず口で行動をいえること。その後、想定してやってみること。それを繰り返すことで、対策を変更したりしています。何度もやってみることが一番大切だと思っています。今は不審者の場合をどうするかもふくめて話し合っています。
  • 避難訓練の際、地震が来たから先生の所に集まってーと声をかけて子ども達を集めていましたが、地震が大きければ大きい程動けない事を職員で再確認し、子ども達に徹底して自分の身を守る方法を伝えています。そして常日頃から靴を履く時も立って履く練習をしたり、年に数回、防災リュックや防災マップを一緒に見たり、散歩の途中で津波などにあった際に避難予定の建物の確認をしています。また9月には非常食を試食したり簡易トイレに座る体験をしています。
  • 子どもたちには『自分の命は自分で守る』事の大切さを日頃から伝えている。地震の時には『だんご虫のポーズ』火事の時には『ロールパンナちゃんに変身』避難の約束『お、か、し、も』など分かりやすく繰り返し指導している。年長だけは最後の避難訓練は担任不在の状況で行い子ども達だけで考えて避難する経験をしている。
  • 未満児では避難時の子どもの分担(誰が誰を連れて非難するか、避難車に乗る子、おんぶの子、手繋ぎの子等)を決めて避難経路の隣に掲示しています。また、分担表は各保育時間によって子どもの人数、保育士の人数も変わるため時間ごとの表を定期的に未満児保育士で話し合って決めています。また、津波を想定した避難訓練では園児全員で高台の避難場所まで移動し、タイムを測って、改善点や反省点、予想されるトラブル、対策などを話し合っています。
  • 段階に分けて訓練している。非常ベルだけ鳴らして音を聞かせる。防災頭巾をかぶる練習をしてから、一連の避難訓練をしている。
  • 子供たちに『おかしもちな』は必ず繰り返し知らせるようにしている。
  • 現在療育園で勤務しています。様々な想定の中避難訓練を行っていますが、訓練の中でも不安そうな顔をしているお子さんが多くいます。療育園では特にイレギュラーなことが苦手なお子さんも多いため、実際に災害が起こった時に慎重に子どもたちの不安が少しでも軽減されるように動けたらと思います。
  • 市で災害警報訓練がある日時に合わせて課外活動に出るようにしています。聞き慣れないサイレンにびっくりする子もいますが、「この音が聞こえたら避難する」という事が強く心に残るようで、次の避難訓練から子どもたちの取り組む姿勢が変わります。
  • 特別なことはありませんが、毎月の訓練が習慣となり、放送が入ると子どもたちは耳を傾けることができています。子どもってすごいなと感心することの一つです。園が公道に面しているため、不審者対応訓練に関しては、警察の協力を得て行い、職員も研修を受けています。
  • 食育で災害時にできる事として、新聞紙を使って食器作りを行ったり、こども達ができる事を考えて実施。・不審者訓練・火災・地震などの訓練だけでなく、アクションカードを使用した訓練を実施
  • 海の近い場所なので、津波、洪水、土砂崩れなどある為、考える時間がないので、すぐに逃げられるよう遊びの中でも音や保育士の掛け声で行動が出来るよう、耳や体で覚えられるゲームをして集合や走りを遊びを訓練にしています
  • 地震は毎回防災頭巾、ヘルメットを着用し避難ルートをパート職員もしっかり確認し知らせる。津波訓練で階段を登るため、普段から散歩などで乳児クラスも階段を利用し、慣れていく
  • 毎月必ずある避難訓練の時に子どもたちに自分のことは自分で守るという話をしている。避難訓練の前に訓練があることを伝える。本当に大きな地震が来たことがある、自分の経験談を伝える。
  • 子供たちに不安を与えないように声掛けしながら、速やかに避難するようにしている

備蓄品の見直しについての対策・工夫していること

園内の備蓄品

首都圏直下型地震などでは、大量の帰宅困難者が発生することを想定し、むやみな移動・帰宅を促さない方針が発表されています。子どもを預けた保護者が当日中にお迎えに行けないことが想定され、保育者は夜通しで子どもたちを預かる可能性もあります。

また、被災時は園に避難してくる人が現れたり、近場のコンビニ・スーパーなどでの食料の確保が困難となり、アレルギーや離乳食などの対応の知識も求められます。対策がまだの園は、早急に対応したいですね。
  • 今回の能登半島地震をきっかけに、避難リュックのみなおしを職員みんなでした。
  • 保存している物の見直し。色々な時間帯での訓練、保育士自身が園にてすごせる備品を各自用意
  • 非常持ち出し衣類を一人一人集めて保管しており、年に2回程度サイズの点検と入れ替えを行っている。


さまざまな想定の訓練を準備して対応していること 

さまざまな災害を想定

実際の災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。保育者や園児の人数、活動の場所、どんなシチュエーションで災害が起こっても大丈夫なような訓練を行うことが大切ですね。
  • 火災訓練では毎回、出火想定場所を変えています。
  • より実践に近い訓練を想定すること。避難経路に卵の殻を巻いてガラスに見立て、踏まない様にするにはどうしたら良いのか臨機応変さを求められる訓練
  • 規定にのっとり、毎月訓練を実施している。訓練の内容も、火災、地震、午睡中など、様々なことを想定して行っている。必ず毎回、職員会議で反省会をし、次回に活かすようにしている。
  • 毎日メインで見る子どもをローテーションで決めています。いざというときに、その日の担当を確実に救えるように心掛けています
  • 海抜が低い海沿いの施設のため津波を想定した避難訓練は毎回、隣の団地6階まで避難しています。いざという時に小さな子どもたちを安全に避難させる為、シェイクアウト訓練や避難するために靴箱の配置等工夫しています。
  • 東北の地震がきっかけで、避難訓練の内容が大きく見直されました。東北の地震で自分の勤務してる園も被害はなかったのですが今までに経験したことのない大きな揺れを感じ、外へ避難しました。それまでの避難訓練が生きたかと考えると、想定していないことがたくさんありました。毎月いろいろ時間を変えてやってみてはいますが、本当に起きたときに冷静な判断で、的確な動きができ、子どもたちを守ることができるのかは不安があります。今の園の避難訓練、災害対策はあまりしっかりできていないような気がします。
  • 食事中、散歩中、午睡中など様々な場面を想定して訓練を行なっています。臨機応変に対応する力をつけています。また、非常食作りを体験し、非常時に誰でも対応できるように工夫しています。
  • 保育士の訓練なので、訓練のたびに反省会をして、どうすればよかったか?疑問に思うことは何か?を話し合っています。また、抜き打ちで訓練をすることで、咄嗟の判断をしなければならない状況を想定しながらやっています。
  • 職員間の声の掛け合い、落ち着いて行動、その時その時の優先順位をしっかり把握することが大切にしている。
  • 通常保育の時間帯以外の時間にも、避難訓練を行ったり、不審者訓練や、小学校までの避難訓練を行ったりしています。また、保育士間で「こんな時間帯に地震が来たら、どう対応できるかを話し合いしたりしています。
  • 避難訓練をする日にちは決めているが、予告や合図なしで、様々な活動の時間帯、色んな場所、クラス配置なども変えた状態で実施している。
  • 予想を遥かに超える災害が起きた時はどうするか判断難しいので、予めいくつかの逃げ道を作っておく
  • 毎月行われています。最初は事前に予告をしておきますが、後半は職員もその場での対応の訓練の為に予告なしで行う事もあります。
  • ワンフロアの園なので日頃から他クラスの保育士と声を掛け合いながら保育を行っています。避難場所となる公園までの移動時間や、道の善し悪し等も普段の戸外活動の際細かく記録しておいています。
  • ビルの中にある保育園なので、垂直避難や水平避難の避難訓練を行っています。避難経路の確認は随時行っています。
  • 年間を通して、さまざまなシチュエーションを用意する、特に九州は台風や大雨、津波など地域によって想定されることも念入りに行っている。
  • 火災の他に、地震と竜巻もやっている。二次避難も訓練している
  • 災害伝言ダイヤルの練習を定期的に行っている
  • 伝達しない訓練。プール中や異年齢保育中等 様々なシーンでの訓練。地震 火災 不審者 洪水など パターン別。
  • 落ち着いて避難すること、人数確認をすること
  • 安全計画をもとに、職員の中に災害の他にも迷子、不審者、クレーム、Jアラート、睡眠時の呼吸見守り異常ありの際の訓練など、リーダーと担当を決めて訓練を行っている。BCP計画。災害備蓄品適正期限の管理と入れ替え、子どもや職員が実際に食べてみる訓練を行い商品の入れ替えを行っている。しっかり準備し、有事に活用できないとだめだと肝に銘じている。
  • 災害の種類別に避難訓練を設定した(災害、地震、火事)。雨の中浸水して逃げるなど場面想定して行う事で靴はここで履いたほうがいい、逃げる順番、応援がもっと必要、持ち物の中に追加するものに気づくなど反省が役立つこととなった。避難場所に行っても地域の方が優先的になる事とトイレは小さい子どもたちに負担がかかり食事についてもアレルギー児対応も確実にしたいので自園での待機について検討した。災害時に必要となるものを分けて収納し、園舎内と外倉庫にある事を全員周知した。災害時にどう動けば良いかパニックにならないよう各々マニュアルを携帯していたり、事務所の1箇所にカード形式で作りひとつずつクリアするように設置した。職員が安心して初動行動できる事が子どもたちを守る事につながる
  • 消防署に依頼し、消防通報訓練、消防隊員による消防訓練。警察署に依頼し、不審者避難訓練など、地域の公な施設とも連携し、訓練を行っている。
  • 避難先の確認。津波の場合の逃げ方や、送迎時に災害にあった際の安否確認方法を話し合っていますがなかなか検討中のものが多いです。
  • 午睡を除き如何なる時での災害を考えて予告無しで避難訓練をする月を設け、様々な対応が出来るように設定した避難訓練を行っていること
  • 様々な状況での想定訓練
  • 月に1回必ず避難訓練を実施し、非難食や避難場所、保育者がどのように動くか、話し合っています。
  • いろんな可能性を考えて訓練をしている。常に保育者同士がコミュニケーションを取って、災害時の対応を確認し合っている
  • 東日本大震災の経験からいかに何を優先すべきなのか、場所時間帯を変えて訓練をしています
  • 毎月行われる避難訓練ですが、毎回避難訓練の前後に職員全員で災害時どのように行動するかを話し合い、反省や改善点などをあげ、災害時に迅速に行動できるよう努めている
  • どんな状況になるか可能性をあぶり出し職員全員で確認する
  • 竜巻の避難訓練もしている
  • 毎月、様々なシチュエーションで地震や火災、津波や台風などの避難訓練を行っています。例えばトイレに行っていたり、戸外から帰って来て順番に部屋に入ろうとしていたり、必ずしもクラスに子ども全員が揃っている状況では無い事なども想定する事で、保育士自身も臨場感を持ち考え動く習慣がつくのではないかと思います。また災害はもちろん、誤嚥や、熱中症、不審者侵入などのシュミレーション訓練も月に一度行っています。その時の保育園、子ども、保育士の状況によって、対応が変わる事も多いです。災害が実際に起これば、普段は当たり前に出来る事もできなくなると思います。毎回考えながら動き、また反省会では必ず全員が正直な意見を出すようにしています。
  • 私は今は児童センターや子育て支援センターで仕事をしているので子ども達だけではなく一緒に来館している保護者の方にも一緒に参加してもらえるように意識して避難訓練をしています。実際に避難経路を歩いて頂いたり、職員が訓練している様子を見て頂くことも取り入れています。避難の方法を知るだけではなく、知っていただけることも大切だと思い、掲示や放送、声掛けなど日々意識して行なっています。
  • 防災士の資格を取得している保育士が複数いる。私自身も取得し、フォローアップ研修などを受講し、スキルアップを目指している。いざという時に的確な行動をとるためには知識と意識を日頃から高めておく必要があると思う。
  • 地震、火事、不審者、洪水、色々な想定で、色々な時間帯で行う。
  • 火事の出火場所や、避難場所への避難、プール中や延長保育時など、様々な場面を想定した訓練をしている。また訓練開始時間を事前予告せずに行っていることもある。
  • 近隣の消防署と連携をとり火災時の煙体験をさせてもらっている。
  • 避難経路の確認。時間帯や災害内容を変えて、定期的に訓練を重ねるとともに、抜き打ちの避難訓練を年二回は行っています
  • きちんと危機感を持って本当にこの状態で避難できるのか?保育体制の薄い朝夕、土曜日外にいる時等色々な場面を想定しての避難訓練を実施しています。
  • 毎日同じ子を見ているわけではないので、その日の持ち場において瞬時に対応できるようにする。どの時間帯に起きても対応できるように常に想定しておく。
  • 年間を通して 様々な場面を通した避難訓練を行なっています。大がかりではありませんが、発電機や防災ご飯なども訓練の一つとして実施したりしています。地域との連携もとるようになったりとここ数年で、訓練も 変化してきたように思います。
  • 地震、津波、引き渡し、土砂、火災、不審者、無線など年間10回以上の訓練を園児との訓練や職員訓練をあらゆるパターンで実施している。公立なので、行政と連携した訓練も行っている。園でも食料品や水、毛布など準備しているが、それプラス園児に一人一人非常用の備蓄品(お菓子、みず、着替えなど)簡易的なものを準備してもらい、学期ごと中身を見直してもらい持参して備蓄している。
  • 火災の場合は、保育士が消化器を調理室近くまで運び調理員が消火に徹する、逃げ遅れがないかの最終確認をする。保育士は園児の避難に徹する。 災害時の園児の受け渡し訓練を行う。
  • 避難訓練は、子ども達にも教えていくものですが、保育士が子ども達を安全に避難できるようにするための訓練との認識で、どのように声をかけたら良いのか、どこに意識をして避難すべきかを毎回確認しています。また、時間設定しない不意打ちの訓練もしていて、自分自身の行動を見直す機会としています。
  • 企業内の保育園なので、避難訓練の時にも他の部署に連絡して協力してもらっている。避難途中にある扉を開ける、など。訓練のたびに他部署への連絡をして連絡の訓練をしている。
  • 立地場所の地盤の状況が水が出やすい場所なので、大きな地震の際に液状化しないか心配。また、非常電源装置を購入したが、夏の暑い時期、冬の寒い時期の停電時の対応が心配ではある。子どもたちの安全を確保するにあたり、近くに大きな公園があるので、通常保育でのお散歩先として利用し、非常時の避難先として職員や保護者に周知している
  • 保育室内の棚や荷物の地震対策、場所を避難訓練毎に確認している。また、小規模保育園の利点として、クラス分けがないので、どの子もどの保育者でも安心して避難できる事が挙げられ、避難訓練では毎回誰がどの年児と決めず、その場に近い保育者が動けるようにしている。
  • 海が近いので、垂直に逃げる訓練をなるべく避難訓練とは別で行なっている
  • 指示待ちにならないように、それぞれが安全について考えたりしながら避難を行うこと
  • 様々な想定の避難訓練を計画し、担当も毎月変わる事で視点が変わる。訓練後には全員から感想と意見を出してもらい、マニュアルの見直しも常にしている。
  • 様々な場合を想定して計画を立てる。事業継続計画の周知や連携連絡の訓練を怠らない。消防や防災士の意見等専門家によるアドバイスを積極的に行う
  • 毎月、色々な設定の日時での避難訓練、定期的な不審者訓練、AEDの実習。1年に1回、保護者への引き渡し訓練等。
  • 毎月の避難訓練。年に2回は消防署の方が来て、救命講習や消化器の使い方を教わったり、通報の時の訓練などをしています。災害対策に関しては、まだまだ不十分だと思いました。
  • 避難訓練は子どもも職員も「今回はココ!」という重点ポイントを絞ると集中力が高まり、積み重ねることで避難スキルが高まっていくと思います。特に「◯◯組は〜が上手だった」、「◯◯ちゃんは〜していて素敵だった」といいところを探して認めてあげ、翌月の訓練前に「この前は〜が素敵だったんだよね」と振り返ると意識が上がりました。
  • 避難訓練後、職員全員で振り返りをしている。散歩中の避難訓練などを想定して行うときもある。
  • 全体やクラスごとでの避難訓練や災害訓練をしています。例えば園内だけではなく、散歩中、公園で遊んでいる時などの場面場面での対策もしています。
  • 毎月避難訓練を行い、避難訓練を行なった後に反省会をし改善点を見つけ次の避難訓練に活かせるようにしてる。消防士の方に来てもらってお話を聞いたり、紹介訓練をする
  • 色々な想定を考えた訓練をしている。例えば前年度とは違うやり方など
  • 係を作っているが、いつも臨機応変を心がけたり皆んなで声を掛け合っている。消火器の場所の確認や使い方の再確認を必ず行なっている。乳児ばかりの園なので、まだ歩けない子がいたり大泣きする子もいるので、対応しきれるか心配です。
  • 毎月いろいろな状況を想定して、時間や内容を変えて行っている。係以外に知らせず、抜き打ちの避難訓練もしている。
  • 毎月1回避難訓練をしますが、時間を替えて保育士は人数が少ない時に起こっても迷わず動ける様にしています
  • 実際に災害があった時には保育園だけ避難する訳ではありません。町中の人が避難場所に殺到するんです。急いで、子どもたちの取りこぼしや置き去りがないようにクラス単位で必死に逃げるなどの判断力がないと、ただ、団子になって動くというだけの計画ではある程度死んでも仕方ないです。能登の地震でも思ったより津波が早かったんです。ですから、そういった本当に使える避難を日々、抜き打ちで日時知らせずに訓練放送してやってみるのも良いと思います。
  • 毎月避難訓練を取り入れて、災害によって避難場所を変えたりしている。消防署の立会訓練も行い、通報訓練、水消火器を使っての消火訓練(的に当てる)を行っている。
  • 南海トラフ地震がくるかもしれないので、地震からの火災を想定したものを日を決めずにしています。公立の園、各園に防災士を取得している保育士がいます。
  • あらゆる想定で実施しています。日常、散歩中、早番遅番、午睡中、土曜日など。地震、火事、川が近く水害、液状化。何が起きてもだれがその場にいても動けるような話し合いも合わせて実施しています。
  • 毎月1回は、地震、火災、不審者等で、避難訓練や災害対策をしています。また、消防士の方に来て頂き、初期消化訓練も行なっています。非常用持ち出し袋の中には、確認用の名簿や名札等が入っており、避難時には、子どもの安全確認はもちろん、保護者の方に確実に、手渡すことが出来るように、名札をします。以上児さんは、避難用のサンダルや防風頭巾を準備しています。
  • 防災士資格持ちの消防団員が複数在籍している(男性1・女性2)。机上の空論にならないように、実際の町の防災計画や避難所の開く順番や福祉避難所などの情報を防災に明るくない職員にシェアしながら訓練を行なっている。お散歩ついでに避難経路を歩くときに地震の場合電柱やブロック塀、耐震性のない家屋など本当に通れるのか?火災の場合は風向きや分け隔てる道路や河川など延焼を回避できる避難ルートをいくつか考えるなど、条件により何通りもあること想定しながらディスカッション的な話し合いをしている。
  • 避難経路確認、連絡手段を周知(171や園の連絡網、職員が常に携帯やトランシーバーを携帯する)。ヘルメット、おんぶ紐、避難用くつの設置、引取り訓練の実施等
  • 様々なところを火災想定をし、避難経路も変えて落ち着いて避難が出来るように工夫している。
  • 実際の緊急時には、全員がそれぞれの役割をしっかり遂行することが理想だが、1人リーダーシップを発揮して冷静に指示ができればいいと考える。そのため、中心になれる人の育成や、指示が届かない時にどうするか?など細かいシュチュエーションを想定する話し合いを持つようにしていた。学校に避難後、居場所の確保のためどこに行って誰が誰と交渉するのか?園長、主任がいない場合どうするのか?大きな公園に避難した際の居場所をどこにするのか?備蓄品の運搬をどのようにするのか?など
  • 毎月の避難訓練での必須は火災想定であるが、毎回地震を加えて避難訓練をしている。また、訓練の時間や発火場所を替えて実施をしている。予告なし突発の訓練。様々な時間帯にやっている
  • 実際に起こるかもしれない予想を立てて、シュミレーションしながらしているが、臨機応変に対応できるようにもしている。
  • 毎月の訓練ては、時間や場所などを毎回違った条件で行うようにし、いろんな場面に対応できるようにしています。非常持ち出し袋や避難ぐつ、防災頭巾など避難に必要なものはひとまとめにして、園庭のキャリーカートに常備しています。
  • 終わった後の振り返り、不安な点を職員と共有することを大事にしている。
  • 保育士一人ひとりに、災害があった時の役割分担をしている。


訓練の振り返りで工夫していること 

避難訓練をした後は必ず振り返りを実施しましょう。役職や勤務年数、立場に関係なく意見を言い合える環境づくりも大切ですね。消防や警察に相談して、客観的な立場からの振り返りを実施している園もあるようです。
  • 災害対策については訓練後反省会をする、必ず人数確認、誰が乳児クラスにサポートに入るかを決めておく
  • 年に一度、地域の消防署と連携をとり災害時訓練を行い、評価をいただきながら訓練をしている。
  • 毎回タイムを測って、振り返りシートを記入するようにしている
  • 評価反省は必ず行う。正解はないと思い、良い方法を常に探っている
  • 毎月の避難訓練で反省点確認し、改善する

保護者への周知・引き渡しについて工夫していること

大切なのはお預かりした子どもを安全に保護者へ引き渡すこと。保護者と園の間でもどのような対策が必要か重ねて周知することが大切です。
  • 避難訓練以外に、Jアラートが発令された場合にはどう対応するか、手紙で保護者にも知っていただいている。また、バス通園などの子へもお知らせしている。
  • 保護者参加の引き渡し訓練、伝言ダイヤル訓練

対策をしていても不安なことも...

どんなに用意周到に訓練していても、実際に災害が起こったらどうなるのか不安という声も聞かれました。マニュアルがあるから安心なのか、マニュアルに書いていないことが発生した時にどう対処すべきか悩むこともありますよね。ぜひ他園の先生方の声を参考に自園で取り入れられそうな対策がありましたら検討してみてください。
  • 避難訓練は毎月おこなっているが実際にはまだ、経験したことがなく、いざ、大きな地震などが仕事中に来たらちゃんと動けるのかとても心配、以前、震度2くらいの地震が来た時は直ぐに入口確保、他の職員との地震が起きたことなどの全員周知を測った。
  • 現在は、避難訓練を事前に予告し、児童や職員の靴も用意して行っています。発達障がいの児童に、パニックを起こさないようにとの配慮はわかるのですが、本当の災害になった時が、とても不安です。
  • 皆さんの園ではどのような状態であれば避難所へ避難するか決まっていますか?災害時のマニュアルはどれぐらい細かく記載されているのでしょうか?勤務園では避難訓練は毎月行っていますが、マニュアルはなく、細かい決まりがないので、もし災害が起こった際にはその場にいる職員の判断となることが大きいと予測され、不安があります。
  • 毎回同じ避難場所に逃げる訓練なので、それで良いのか疑問に思っています。
  • 水害が起きる地域なので子どもたちが数日その場で待機できる避難場所の確保を考え、近隣の会社へ避難をさせて貰っていたが、現在は、その会社が閉鎖とのこと。(近隣の学校では、地域皆さんの物なのでお宅の園だけを優遇するわけにはいきません。と言われた)2階に福祉施設は有るが、3階以上に避難しなければ水害を免れる事は、出来ず。マンションなどの下に有る園は、上に避難するとなっているが寒い時や暑い時など年齢の小さな子供を預かる施設として何時間も廊下で避難するわけにはいかず、苦慮するところです。
  • 特に工夫もなく実際に災害が起きたら心配なレベルです。他園の状況を知りたいです。
  • 元旦の地震により 備蓄を分散する、どのように運びだすのか(重たい特に水)を課題となる。崩れた建物からまた戻って取りに行くのか など問題が増える。不安なことだらけだ。
  • 対策、訓練をしているがいざとなった時に慌ててしまいパニックになりかねない
  • 新園ということもあり、職員の考えや園の環境に不慣れなため常に不安があります。毎月、避難訓練に取り組む前には話し合い、その後には振り返りをしているのですが、毎回課題だらけです。また、職員間の災害に対しての意識に温度差があり悩んでいます。

他園の対策を参考に話し合ってみよう

対策を講じている園でもいざという時の不安はありますし、実際保育者同士で認識や意識の温度差もあるかもしれません。しかし、保育者として行うべきは、子どもの安全と命を守ること。この大きな目的から外れることなく、日々真摯に向き合うことが大切なのではないでしょうか。

ぜひ、職員会議等でほかの園ではこんなことを行っているなどと他園の対策を参考に話し合ってみるといいですね。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロフェッショナルで構成された編集部のライティングチームが、質の高い保育を日々提供していくために必要な知識・ノウハウを発信。専門知識から保育ネタ、保育士試験関連情報、保育学生さん向けの情報まで、あらゆる分野を網羅していきます。

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