織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)、七夕伝説とは
織姫と彦星は、古来中国より伝わったとされる七夕伝説に出てくる二人のこと。熱心に機を織る「織姫」と天の川の対岸で牛を飼う「彦星」は、結ばれて結婚するものの仕事を怠けるようになり、それに業を煮やした織姫の父「天帝」が二人を引き裂きます。会えないことを嘆き悲しむ二人を見かね、1年に1回二人が会える機会となったのが7月7日の七夕なのでした。いつの日からか7月7日に二人が無事に会えることを願いながら、短冊に願い事を書いてお願いすることが風習となりました。
難易度
★★☆☆☆用意する材料・道具
- 折り紙
作り方
織姫の折り方
①折り紙を裏返します(⑤までは織姫も彦星も同じ折り方です) ②写真のように折り紙を折り合わせます ③折り紙を裏返し、頂点を合わせるように半分に折ります ④折り紙が重なっていない部分を中心に向かって折り込みます ⑤白地の部分を半分に折ります ⑥表にひっくり返します ⑦顔を描いたら完成です彦星の作り方
①~⑤までは織姫と同じです。⑥織姫のヘアスタイル(冠)を作るため、三角の頂点のところを2回折る
⑦表にひっくり返す
⑧髪と冠を描いたら完成です 織姫と彦星(顔を描く前)
織姫と彦星(顔を描いた後) 網飾りを天の川に見立てて
ワンポイントアドバイス
- 彦星の髪型のところ(彦星の折り方 ステップ⑦)は細かい作業なので、必要に応じて保育者が手伝います
- 淡い色の千代紙などで作ると織姫や彦星の来ている漢服らしさが出せます