面接の心得とは?
みなさん、こんにちは! 株式会社アスカでキャリアアドバイザーをしている、越智敦史です。本日はキャリアアドバイザーが伝える面接の心得についてお話をさせて頂きます。
面接が上手くいくポイントをまとめましたので是非参考にして頂ければと思います。 面接対策についてご不安な方は、関連リンクに掲載しているページから相談申し込みなどができますので、ぜひご活用ください。
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面接当日までに準備するポイント
履歴書と職務経歴書の準備
まずは面接当日までに準備するポイントについてお話します。必ず準備が必要なものとして、履歴書と職務経歴書がありますよね。 こちらは手書きでも良いですし、 パソコンで作成したものを使用しても大丈夫です。
手書きだと丁寧な印象を与えられ、パソコンで作成したものだとパソコンスキルをアピールすることが出来ます。
どちらで作るのが良いのか質問を頂く事が多いですが、自分が得意な方で問題ないです。 苦手な方で作ってしまうと完成させることに意識がいってしまいますし、得意な方で作れば中身を作ることに集中できて完成度の高いものが出来ると思います。
職務経歴書の作成方法
その中でも求職者の方からご相談をいただくことが多いのが職務経歴書の作成方法です。職務経歴書とは、園名、在職期間、担当したクラスや役職、自分が取り組んだ職務内容、実績を記載します。
「何歳児クラスの担任を担当」など記載をすると面接する方もわかりやすいですね。
職務経歴書の中身を充実させることで、面接中の会話が弾んだり、 仕事内容についてのミスマッチを防ぐことが出来ます。
面接の対策
次は面接の中で質問をされる内容についてです。面接のときに大切なのは自然な言葉のキャッチボールですので、自分の事をしっかり振り返って準備をしましょう。 経験上、ここだけは押さえておくべきポイントです。
よく質問される内容としては、
- 自己紹介
- 志望動機
- 長所や短所
- 退職理由
- 保育で大切にしていること
- 保育士として働こうと思ったきっかけ
- 保育士として今後どうなっていきたいか
また、「どのような部分が自分と合うと感じたのか」などの質問をされることも多くあります。
その際の準備として園のHPを見てどういった保育理念を持っているのか、園の特徴は何かなど事前に書き出しておくと良いでしょう。
園がアピールしたいことは、インスタグラムなどで情報発信をしている場合もあるので要チェックです。
書き出すことでより記憶に残りやすくなり、 面接の際にスムーズに話を切り出すことができます。
面接官から「質問はありますか?」と聞かれた際にはしっかりと質問をしてアピールが出来るといいですね。
面接当日のポイント
面接時の服装
続いては面接当日のポイントについてです。服装について正社員の場合は基本的にスーツがマナーですが、スーツがない場合はオフィスカジュアルが最低ラインです。パートの場合はオフィスカジュアルで臨みましょう。
園長先生は年配の方も多く、服装やマナー、人柄をよく見ています。見られて失礼のない格好にしましょう。
また、お仕事終わりに面接をする、という場合もあると思います。その場合は事前にお仕事終わりに面接に伺う旨を先方に伝えておきましょう。 その際に服装の指定を改めて聞いておくと良いでしょう。
面接当日の準備で気を付けること
カジュアルすぎる半ズボンやミニスカート、 サンダルや過度な露出はNGです。清潔感がないとだらしない人と捉えられてしまうため、 スーツのしわや髪の毛、爪の長さなど細かい所まで確認をしましょう。 自宅を出発する前に鏡でチェックすることをおすすめします。
面接会場には5分から10分前までに到着しておきましょう。万が一、電車遅延などやむを得ない理由で遅れてしまう場合は早めに連絡をすることが大切です。
冬に行われる面接の際は、建物に入る前にコートを脱いでおくのもマナーの一つなので覚えておいてください。
オンライン面接のポイント
次にオンライン面接についてお話します。コロナ渦以降、保育園や幼稚園が行う面接の方法に変化が起きてきています。コロナ渦前までは対面での面接が当たり前で、面接後に園見学をすると言う流れが当然でしたが、オンラインで面接を行う園も増えてきました。
コロナが落ち着いて来た最近も、株式会社が運営する保育園や大手法人が運営する放課後等デイサービス、学童などは住まいが離れている応募者の方も多いので積極的に取り入れる傾向にあるようです。
オンライン面接の最大のメリットとしては、自宅で面接を受けることが出来る点にあります。
自宅で面接を受けられるためリラックスして望める点や、手元に質問事項をまとめたメモなどを用意できる点もメリットとして挙げられます。
それではオンライン面接のデメリットはどのような点になるでしょうか。
オンライン面接では対面の面接よりも人柄が伝わりづらい点もデメリットとして挙げられます。姿勢や表情、発声などはやや大げさにするよう意識すると良いでしょう。
さらにオンライン面接に臨む際に印象を良くするポイントとしては、全身が映るように画角を意識するとジェスチャーなどが伝わりやすいです。 また、背景や人が映らない静かな場所を選んで受けると良いでしょう。
ただし、オンライン面接後に園見学がなく採用可否が出る園もありますので、園見学を希望される方は事前に確認をすると良いでしょう。
面接中に意識するべきこと
園長先生が面接中に見ているポイントは主に3つあります。
- 保育士の適正
- 経験やスキル
- 熱意、人間性、コミュニケーション能力などの人柄
その中でも皆さんの中で意識して取り組むことが出来るのが 3番の熱意、人間性、コミュニケーション能力などの人柄の部分です。
それではどのような点を意識したら園長先生に良い印象を与えられるでしょうか。
逆の立場で考えて頂くと分かりやすいかもしれませんが、 面接に来た求職者の方が職員の方や園児に声をかけない姿を見ると印象が良くないですよね。
ですので、面接や見学で訪問した際は園長先生だけでなく、職員の方々にも元気よく挨拶をすることでコミュニケーション能力や良い人柄をアピールすることが出来ます。
園児にも笑顔で声をかけたりするとより良い印象を与えられるでしょう。
面接中は姿勢を良くして相手の目を見て、言葉遣いに注意して話をしましょう。 声の大きさやスピードを意識することも大切です。目を見て話すのが苦手な方は園長先生の鼻や口元を見るようにするとよいでしょう。
これだけ意識することが多くあると、どうしても緊張してしまう人もいると思いますが、 難しく考えすぎずに、園に応募した理由をしっかり熱意をもって話が出来れば園長先生にも伝わるはずです。
面接後のポイント
面接後当日中にお礼のメールを
最後に面接が終わった後のポイントについてです。面接が終わった後は、当日中にお礼のメールを送ると好印象を持たれます。また、面接時に聞き忘れてしまった点などがあれば合わせて確認をするようにしましょう。
合否の結果が出る前に自分から働きたいと意思を伝えるのも相手に好印象となります。
複数の園の面接を受ける方も多いかと思いますが、その場合は働きたい意思を伝えつつ、いつまでに返事が出来るかを伝えられると良いでしょう。
同じような条件の応募者がいる場合に、こういった細かい対応が内定率をUPさせます。
まとめ
以上がキャリアアドバイザーが伝える面接の心得でした。保育士の面接では良く聞かれる質問が決まっています。 園長先生が見るポイントを考えながら自分なりの回答を準備出来ると良いですね。
面接に受かる人の特徴としては、
- 面接の準備がしっかりと出来ている人、
- 「一緒に働きたいな」と思ってもらえるよう意識している人
皆さんが面接を受ける際の参考にしていただければ幸いです。
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