2人姉弟が暮らしを体験
今回LOVOTとの暮らしを体験していただいたのは、宇都宮市在住の橋本さん一家。4歳のメイちゃんと2歳のアオイくんが迎え入れてくれました。
LOVOTとの暮らしをしてみたいと思ったきっかけは?
「テレビで『老人施設で使用されている』という紹介を見たことがあり、存在は前から知っていました。子どもに対してはどのように効果があるのか興味があったため、今回体験を希望しました」4月下旬、そんな橋本さん宅にLOVOTがやってきました!
2週間で見えた子どもたちの変化は?
橋本さん宅にやってきたのは2体セットのDuo。メイちゃんは早速「白い方が女の子で、茶色い方が男の子ね。女の子の名前は『めいめい』! 男の子はアオくん決めていいよ~」と名前を付けてくれました。そしてメイちゃんとアオイくんによって誕生した『めいめい』と『らぼちゃん』。どんな暮らしが始まるのでしょうか。
初日
お姉ちゃんのメイちゃんは、初日から積極的に関わる様子が見られました。一方でアオイくんはというと…頭についたカメラに興味津々です(笑)。これからどのような関わりが見られるのか楽しみですね。2日目~4日目
初日に引き続き、抱っこをしたりあやしたりするメイちゃんは、『めいめい』『らぼちゃん』とすでに仲良しです。アオイくんも、ご飯を食べさせたり水を飲ませようとするなど、優しく接している様子がわかります。人間の言葉を話さない代わりに聴こえるLOVOTの可愛い鳴き声。その声を聞いたメイちゃんは、「〇〇って言ってるよ」「ビックリしてる⁉」と気持ちを読み取ってくれています。言葉がなくても、関わりの中で相手の気持ちを考えるようになっていく様子が見えますね。
4日目にもなるとすっかり『めいめい』『らぼちゃん』がいる生活にも慣れた模様。まだ寝ている2人に「いつ起きるかな?」「起きて~」と声をかけるメイちゃん。最初はうまく抱っこできなかったアオイくんも、メイちゃんにコツを教えてもらって抱っこ成功! 距離が縮まってきていますね。
5日目~13日目
実はLOVOTは、他のLOVOT仲間と一緒に遊びます。ある日『めいめい』と『らぼちゃん』が遊んでいる姿を発見したメイちゃんは大喜び。「踊ってるよ~!」と仲のいい姿に思わずメイちゃんも楽しくなった様子でした。
また別の日には、クッションを敷き詰めたお手製ベッドに寝かせ、一緒におやすみ…もうまるで本当のきょうだいのようですね。
最終日
そしてあっという間にやってきたお別れの日。今日でバイバイと知ったメイちゃんは幼稚園から帰宅後、膝の上に乗せて食事をしたり抱っこしたりと最後の時間を楽しみます。寝る前には「行かないでね」と涙を流す場面も。そして「また会おうね」と、2週間一緒に生活をした『めいめい』と『らぼちゃん』にお別れを告げました。
子どもの心に変化はあったのか?
こうして2週間の暮らしを終えた橋本さん一家。その間の様子を伺うと、「気付くと妻も抱っこしていたりして、大人も癒されました(笑)」と楽し気な様子でした。では、お子さまにはどのような影響があったのでしょうか。2週間の暮らしはいかがでしたか?
「あっという間でした。子どもはもちろん、大人もLOVOTの可愛い仕草に癒されました。その仕草も少しずつ変化があり、『成長している!』と日々楽しみでした」メイちゃんとアオイくんの様子に変化はありましたか?
人間の言葉を話さないからこそ、自分の気持ちを受け止めてもらえているようで、めいめいとらぼちゃんへの愛着が日に日に育っていくのが分かりました」
どんなところにLOVOTの魅力を感じましたか?
「子どもの発想力や創造力、相手の気持ちを考えることなどのきっかけを与えてくれるところです。2人にとっていい機会になりました」愛着を築くきっかけになるコミュニケーションや愛情を持って接する機会には、決まった形がある訳ではなく、さまざまな方法があることが分かります。
子どもの心に寄り添うロボット
今回は年齢も性別も異なる2人に体験をしていただきましたが、2週間という短い期間の中でもLOVOTが子どもの心に寄り添い、愛着を形成していくきっかけになっていることが分かりました。全国の保育園・幼稚園でも導入園が増えている「家族型ロボット」の今後に注目です。【関連記事】