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粗大運動読み:そだいうんどう

「粗大運動」とは、立つ、座る、歩くなどの日常生活に必要な基本動作のこと。身体全体を使った動きを指します。身体は頭から脚へ、中心から末端へと発達していきます。赤ちゃんではまず首が座り、続いて寝返りを打つようになります。続いてハイハイいやつかまり立ちなどの段階を経て、1歳前後には歩き始めます。乳幼児は成長しようとしている部位を使おうとする特性があるため、発達に合わせた環境を準備しておくことで粗大運動の発達を促すことができます。もし子どもが自ら動き出さない場合は、「動きたいと思う心」「動くように命令する脳」「脳の命令に従って動く身体」の3つの視点から保育者は原因を探る必要があります。対になる用語として「微細運動(びさいうんどう)」があり、こちらは指で物をつまむなど、手や指を使った細かい動作のことを指します。【監修:ほいくis編集部】

さくいん

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