保育⼠の総合満⾜度No.1サービスはCoDMON(コドモン)
調査背景・⽬的
近年、共働き家庭の増加に伴い、保育園等の利⽤は⼀般的なものとなってきました。その⼀⽅で保育⼠不⾜や保育⼠の労働環境など、「保育の受け⽫」については課題も多く、改善する⼀つの⼿⽴てとして厚⽣労働省からも保育ICTの活⽤が推奨されています。こういった状況を鑑み、数あるシステムの中から現場の保育⼠にとって満⾜度が⾼いサービスについて、調査を実施しました。対象サービスの抽出
- CoDMON(コドモン) 株式会社コドモン
- kidsly(キッズリー) ユニファ株式会社
- Kids View(キッズビュー) 日本ソフト開発株式会社
- 桜システム(サクラシステム) 株式会社エステム
「保育ICTシステム満⾜度調査」結果


⼀⽅で、恒常的な保育⼠の事務業務負担の多さを解消できるのでは、という期待から、「業務の効率が上がる」という回答も同じく33%と最も⾼い割合となったが、⼤きな変更を伴うイメージがある様で、「コスト⾯」「導⼊の⼿間」「セキュリティ⾯」において懸念があると感じていることが伺え、上位にランキングしている。




次いで「保育の質を向上させたい」「職員同⼠の情報共有や連携を強化したい」が41%、「保護者とのやり取りを円滑にしたい」が40%、「園児の情報管理を簡易化したい」が38%、「登降園管理の⾃動化」が37%と僅差で続いた。
現場で運⽤するであろう具体的な機能別に注⽬してみてみると「登降園管理の⾃動化」が37%と他の回答と⽐べても⾼い傾向にあった。
以降は、冒頭で述べた4つの保育ICTサービスを、現在実際に利⽤しているサンプルのみに、満⾜度などを聴取した結果となります。

4サービスでの⽐較では、「出席簿の作成」「指導案・要録の作成」において、キッズビューが他と⼤きく差をつけた。
具体的な機能としてもっとも求められていた「登降園時間の記録」や、「保護者との連携」をはじめとする全8項⽬においてコドモンが1位を獲得し、他サービスと⽐べ最も多かった。


調査のポイント
- 保育ICT業界全体として認知度の低さが課題。
- 認知度や利⽤率において「コドモン」が1位である。
- 保育業界の課題として業務効率化が求められている。
- 具体的な機能として「登降園管理の⾃動化」が求められており、ICT化できた業務についても「登降園時間の記録」がトップであることから、多くの保育園や保育⼠が求めている機能であり、また、ICTの導⼊により最も改善を実感されている。
- 総合満⾜度では「コドモン」が1位である。
- 業界全体としてNPSは低く、スイッチ意向は⾼い。利⽤サービスへの愛着度は薄い。
・調査対象:男⼥ 20〜69歳 全国の認可保育園・認可外保育園・⼩規模保育園・企業主導型保育園の勤務者
・調査⼿法:インターネットリサーチ
・調査機関:2021年6⽉18⽇〜2021年6⽉26⽇
・有効回答数:事前調査20,000サンプル ⇒ 本調査206サンプル
・調査主体:株式会社アイディエーション
株式会社アイディエーションについて
アイディエーションは、企業の商品開発、プロモーション活動を⽀援するアイデア開発会社です。⽣活者の声や⽇常を徹底的に聴取・観察し、そこで集めたファインディングスから次の⼀⼿となるアイデアを開発し、クライアント企業のビジネスを成功に導くことをミッションとしています。
【会社概要】
- 会社名:株式会社アイディエーション
- 所在地:東京都渋⾕区恵⽐寿4-6-10-7F
- 代表者:⽩⽯章兼
- 設 ⽴:2015年11⽉11⽇
- URL:https://www.ideation.co.jp/
- 事業内容:市場調査、アイデア開発、広告開発、各種プロモーション
株式会社アイディエーション
広報担当:⼭川(やまかわ)
TEL:03-4405-3324 FAX:03-4446-1071
E-mail:info@ideation.co.jp
【関連記事】