「オープンニング保育士求人」とは?
新規開園の園で働くこと
「オープニング保育士求人」は、新規開園の保育施設で働くことです。新規開園は主に2種類のパターンがあります。
- 新しい場所に保育施設をつくる
- 運営会社の変更等により、新しい事業者の保育施設になる
また、新しい事業者の保育施設は、姉妹園があれば慣れているスタッフが異動して新規園に入ることもあるでしょう。
新規開園の園が増えている背景
厚生労働省が発表している「令和4年社会福祉施設等調査の概況」を見ると、平成29年(2017年)から令和4年(2022年)の5年間で、保育園、幼保連携型認定こども園、保育所型認定こども園は、合計で3,221施設増加しています。認可外の保育施設(認可外保育園)も含めると、さらに多くなるでしょう。このように保育施設が増加傾向にあることから、新規オープン園の求人情報が多く見られます。
参考資料:「令和4年社会福祉施設等調査の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/fukushi/22/dl/gaikyo.pdf
新規開園の園が増えている地域は?
新規開園が多い地域には特徴があります。- 都心や都道府県の中心都市
- 流山市・明石市など子育て対策を強化している自治体
新規オープン園の魅力は?
一から園を作り上げる
新規オープン園の大きな魅力は、まっさらな環境で働けることです。開園準備期間を経て一からつくりあげる楽しみを味わえます。施設の立ち上げに関わる機会は貴重なので、新規オープン園だからできる経験を積めるでしょう。人間関係も一から
保育士の悩みに多く挙げられるのが「人間関係」です。新規オープン園は全員がはじめましての保育士になることが多く、人間関係を一から築けます。同期入社の同僚との一体感と新しい人間関係をつくりあげられるのは、新規オープン園ならではでしょう。キャリアアップ
新規オープン園では、全員同じ時期に働き始めるため、自分の意見を伝えやすいメリットがあります。他の園での経験を新規オープン園に活かせるので、改善点やアイデアを出しやすいでしょう。また、初期メンバーとして勤務すると評価され昇進に期待ができるのも魅力です。
気になる側面も知っておこう
いいところがたくさんありそうな新規オープン園ですが、気になる点もあります。保育士が新規オープン園で不安を感じやすいポイント3つはこちらです。
- 開園準備が多い
- 園児、保護者、同僚を把握するまで大変
- トライ&エラーの繰り返し
新しい環境でいろんなことにチャレンジしたい!という人にはぴったりな環境ともいえます。
保育士がチェックすべきポイント
園の理念と方針
保育施設には、園によって理念や方針が異なります。理念や方針は、どのような保育内容の軸になるものなので、どんな園なのかしっかりチェックしましょう。勤務条件と待遇
園によって勤務条件はさまざまです。勤務時間や給与をはじめ、福利厚生や手当など、ライフスタイルに合った求人を探すのがおすすめですよ。スタッフのサポート体制
新規オープン園は、運営本部がある社会福祉法人や株式会社運営の園であれば、フォローするスタッフやエリアマネージャー等がいます。ノウハウを教えてくれる園は、保育士やスタッフ同士の連携が取りやすいメリットがあります。オープニング保育士求人の募集時期
募集開始のタイミング
オープニング保育士の募集は、だいたい開園半年前あたりから求人情報が出ることが多いです。例えば、4月開園であれば6か月前の秋ごろから募集を始めるでしょう。オープン時期は園によってさまざまなので、求人にチェックを定期的にしておくと見逃しがなくて安心です。応募のベストタイミング
オープニング保育士の求人は、なるべく早く応募するのがおすすめです。応募時期が遅くなると、募集定員に達してしまうことも。求人情報を見つけたら、なるべく早く園について調べて迅速に応募しましょう。オープニング保育士求人の探し方
オープニング保育士の求人は、どんな探し方があるのでしょうか?ここでは、求人情報の探し方についてご紹介します。求人サイトの利用
理想の求人を見つけるには、利用者が多い求人サイトを見てみましょう。 大手サイトには、保育士の求人情報も掲載されています。求人サイトに無料登録したら
- 検索チェックボックスに新規開園、オープニング園にチェックをする
- 新規開園の求人が発生したらメールが来るように設定しておく
転職エージェントの活用
新規オープン園の求人情報が入りやすいのは、保育士に特化した転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントのメリットはこちらです。
- 自分の希望条件に合った求人を見つけてくれる
- 非公開の求人もあり、いい条件の園が見つかる
- アドバイザーが仲介してくれるので安心できる
転職エージェントで見つけた求人は、応募の際にアドバイザーが仲介してくれるので安心して面接を受けられるのも強みでしょう。
自分でなかなか理想の求人を見つけられない人や、1人で希望園とのやり取りをするのが不安な人は、転職エージェントならスムーズに求職できるでしょう。
新規オープン園で働くための準備
必要な資格や経験を確認する
園によって、保育士以外にも資格の有無や経験によって募集が限られている場合があります。「勤務年数3年以上」「正職員の経験必須」といった記載があることも。自分が応募条件を満たしているか確認が必要です。面接でアピールすべきポイント
新規オープン園求人の面接では- 新設園だからこそ感じた魅力
- 自分の経験を活かせる場
志望動機の例
貴園の「人を大切にし、心が豊かな子どもに」という保育理念に共感しました。縦割り保育で異年齢との関わりがあり、子どもの好きな遊びを思い切り楽しむ保育は、非常に魅力的だと感じます。 これまで勤めていた園は、学習に力を入れていたこともあり、全員で落ち着いた時間を過ごす活動が多かったです。わたしは、子どもにはのびのび遊んで、幼児期ならではの遊び混む楽しさを感じてもらえるよう保育がしたいと考えております。 〇月に新規オープンすると伺い、園児が心から楽しめる園生活になるよう職員の一員として尽力いたします。これまでの経験を活かし、貴園のオープン準備から携わらせていただけたらと思います。 |
入職前の研修やオリエンテーション
新規オープン園に入職する前に、保育について学び直しておくといいでしょう。初心に返り、改めて知識や考え方を確立できるのでおすすめです。オンラインの研修は、自宅で隙間時間に受講できるので便利です。
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新規オープン園で働くのに向いている人/向いていない人
新規オープン園で働くのが向いている人
新規オープン園はすべて一から作り上げるため、キャリアアップをしたい人や、柔軟に対応してより良い保育を目指せる人に向いています。新しい園づくりに携わりたい人にはぴったりの環境です。新規オープン園で働くのが向いていない人
新規オープン園は、同時に入職する人ばかりなため、マニュアルが決まっていないことが多いです。そのため、マニュアルや先輩からの指示がないと動けない人には不向きでしょう。自分で考え積極的に動ける人に、新規オープン園が向いています。新規開設の園でオープニング保育士として働いてみよう
今回は、新規オープン園の保育士求人について紹介しました。オープニング保育士は、園づくりに関われるやりがいや、一から築ける人間関係といったメリットが豊富です。転職をお考えの方は、経験を活かして即戦力になれる新規オープン園でのお仕事を検討してはいかがでしょうか。
お仕事探しの際には、希望条件に合った園を探してもらえる転職エージェントの活用がおすすめです。情報だけ集めたい!といった人もOKなので、お気軽に登録してみてくださいね。
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