メッセージカードを送るシチュエーション・場面
メッセージカードはさまざまなシチュエーションで贈りますよね。お祝いや感謝の気持ちを伝えるのに、手作りのメッセージカードはぴったりです。保育園では、進級や卒園をするタイミングで退職される先生もいるでしょう。先生へこれまでの感謝の気持ちをメッセージカードに添えて伝えてみてはいかがでしょうか。
製作の際のねらい
メッセージカード製作のねらいとして、次のような内容が挙げられます。- 相手に感謝の気持ちを伝える
- 贈る相手に喜んでもらえることを想像しながら製作を楽しむ
年齢・難易度別おすすめのメッセージカード作成アイデア
キャンディブーケのメッセージカード
3歳／4歳／5歳
【用意するもの】
色画用紙
レースペーパー
両面テープ
フェルト
クラフトパンチ
リボン
【作り方】
丸く切った色画用紙とレースペーパーを重ねて貼り、フェルトの花で装飾します。メッセージカードや写真を貼って、ブーケの形に整えましょう。
【難易度】
★★☆☆☆ブーケの形がかわいいメッセージカードです。カードを贈る先生のことを思い浮かべながら、台紙や花の色を子どもたちが選べるようにするといいですね。
ちょうちょのメッセージカード
3歳／4歳／5歳
【用意するもの】
色画用紙
絵の具
モール
写真
【作り方】
画用紙にデカルコマニーで模様を作ったら、ちょうちょの形に切り出します。カードの台紙の真ん中に貼り、モールで触角を表現しましょう。写真やメッセージを添えたら完成です。
【難易度】
★★☆☆☆
ちょうちょの形はあらかじめ保育者が補助線を引いておきましょう。写真やメッセージのレイアウトを子どもたちに任せると、個性が出てかわいいですよ。
透ける小花がかわいいメッセージカード
【対象年齢】
4歳／5歳
【用意するもの】
デザインペーパー
色画用紙
トレーシングペーパー
端紙（色画用紙やデザインペーパーなど）
マスキングテープ
レース糸
クラフトパンチ
ポスターマーカー
ピンキングハサミ
【作り方】
端紙とクラフトパンチでさまざまな色や柄の花を作り、折りたたんだトレーシングペーパーの中に入れます。色画用紙とデザインペーパー、トレーリングペーパーを重ねて貼り、さらに端紙の花で飾りましょう。
【難易度】
★★★☆☆
パーツを用意して貼り合わせていくだけなので、作りやすいメッセージカードのアイデアです。端紙の種類をたくさん用意しておくと、仕上がりにも個性が出せますよ。
マステガーランドのメッセージカード
3歳／4歳／5歳
【用意するもの】
毛糸
マスキングテープ数種類
穴あけパンチ
クレヨン
写真
【作り方】
毛糸にマスキングテープを貼り合わせ、ハサミでガーランドに仕立てます。台紙の端と端に穴をあけ、ガーランドを通してから、写真やイラストで飾りつけをします。
【難易度】
★★☆☆☆
シンプルな作りですが仕上がりがにぎやかなカードです。マスキングテープを切る作業は細かいので、失敗しても作り直せるように材料を多めに用意しておきましょう。
めくって楽しいメッセージカード
【対象年齢】
4歳／5歳
【用意するもの】
色画用紙
のり
デザインペーパーや写真
【作り方】
台紙の色画用紙の他に、細長く切った画用紙を用意します。四角く切った画用紙を1,5センチ幅でずらしながら貼りつけ。引っ張るとパタパタ動くかわいい仕掛けに仕上がりますよ。
【難易度】
★★★☆☆
仕掛けそのものは難しくありません。画用紙の大きさや貼り合わせる位置が大切なので、保育者が補助線を引いておくとよいでしょう。
飛び出すクラッカーカード
【対象年齢】
4歳／5歳
【用意するもの】
色画用紙
柄つき折り紙
麻ヒモ
両面テープ
クラフトパンチ
【作り方】
台紙の色画用紙に、クラッカーの本体に見立てた柄つき折り紙を貼り合わせます。その際、麻ヒモを中心に通しましょう。麻ヒモに画用紙で作った飾りを貼りつけ、台紙にもデコレーションをしたら完成です。
【難易度】
★★★☆☆
クラッカーから飾りが飛び出すような表現が華やかなメッセージカードです。子どもたちとワクワクしながら作りたいですね。飾りのパーツを最初に作ってから取り掛かるとスムーズですよ。
飛び出すハートと花束のポップアップカード
【対象年齢】
5歳
【用意するもの】
色画用紙
柄つき折り紙
のり
穴あけパンチ
【作り方】
色画用紙を切って花を作り、花束に仕立てます。カードの中心へ貼り、カードを開くと飛び出すよう調整しましょう。ハートのモチーフも折りたたんだ画用紙で作り、飛び出すような表現にします。
【難易度】
★★★★☆
華やかなモチーフが感謝の気持ちを伝えるのにぴったりなメッセージカードです。保育者があらかじめパーツを用意しておくのもよいでしょう。
手作りメッセージカードで気持ちを伝えよう
子どもたちの感謝の気持ちを手作りのカードで伝えられるといいですね。子どもたちが一生懸命作ったカードは先生の宝物になるでしょう。紹介したアイデアは母の日や敬老の日、誕生日カード、実習生へのお礼などにも使えますよ。ぜひいろんな場面に活用してみてくださいね。【関連記事】
