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【5月の歌】こどもの日、遠足で歌いたい手遊び歌・童謡

【5月の歌】こどもの日、遠足で歌いたい手遊び歌・童謡
5月になると園生活や進級先のクラスにも慣れてきて園生活が楽しくなってくる時期ですね。お天気がいい日も続きやすく、外遊びやお散歩、遠足にももってこいの季節です。今回は、5月に歌いたい歌を乳児クラス、幼児クラス別にご紹介します。 

5月の保育園・幼稚園の行事 

入園した子も進級した子も初めてのことが多かった4月を経て、5月は園生活にも慣れてきて子どもたちの視野が広がっていく時期です。 

乳児クラスでは、お気に入りのおもちゃを見つけじっくり遊んでみたり、散歩先で探索を楽しんだりと、安心できる保育者の見守りのもと、一人ひとりが自分の「好き」を見つけていきます。 

幼児クラスでは、友だちへの興味関心が高まり、集団遊びが活発になっていきます。様々な遊びを通じ、時に意見のぶつかり合いを経験しながら、友だちとの関係が深まっていきます。 

5月は気候が安定しお天気のいい日が続きやすく、外遊びやお散歩、遠足にもってこいの季節です。乳児クラス、幼児クラスともに遊びはもちろん、園行事を通じ5月ならではの楽しい経験がたくさんできるといいですね。 

乳児クラス向け5月に歌いたい歌・手遊び歌 

①たんぽぽひらいた 

作曲/丸山亜季 作詞/ こばやしけいこ 

ねらい
季節を感じながらリズム遊びを楽しむ 
♩たんぽ ひらい  ~の歌詞に合わせ、2人で手をつなぎ、歌詞の4つめの音(太字)のところで止まり、目を合わせにっこりするというリズム遊びも楽しめます。1歳児、2歳児はこの歌が大好きです。散歩の途中でやってみるのもオススメです。 

②ぞうさん 

作詞/まどみちお 作曲/團伊玖磨 

ねらい
歌を通じ表現遊びを楽しむ 

気候が安定するこの時期、遠足や家族のおでかけで訪れた動物園で初めてぞうをみる子も多いのではないでしょうか。全身をゆっくり動かし、歌いながら子どもたちなりの「大きなぞう」を表現する遊びにも発展していけます。 

③【手遊び歌】おはなしゆびさん 

作詞/香山美子 作曲/湯山昭 

ねらい
手遊び歌を楽しみながら、触れ合うことの心地よさを味わう 

いろいろな人が出てきて楽しい歌です。0歳児、1歳児であれば、保育者が歌に合わせて一本一本の指を刺激するふれ合い遊びにもなりますね。楽しく歌いながら手指の発達も促していけます。 

④どんな色が好き 

作詞/坂田修 作曲/坂田修 

ねらい
歌を通じ、身の回りの色に親しみをもつ 

歌いながら歌詞に出てくる色のあるものを子どもたちに見せると、色への興味が広がります。一人ひとりの「好きな色」の発見にもなりますね。 

⑤かわいいかくれんぼ 

作詞/サトウハチロー 作曲/中田喜直 

ねらい
情景を想像して歌に親しむ 

いろいろな動物が出てくるとても可愛い歌です。歌に親しみながら、実際に子どもたちが好きな動物になりきる「つもり遊び」に発展していくのも楽しいですね。 

幼児クラス向け5月に歌いたい歌・手遊び歌 

①こいのぼり 

作詞/近藤宮子 作曲不詳 

ねらい
季節の行事を歌で味わう 

まずはこの季節に大定番の歌。歌を通じこいのぼりへの興味関心が広がります。3拍子のリズムに合わせ手で拍子を取ることも幼児クラスでは楽しめます。 

②【手遊び歌】おべんとうばこのうた 


作詞/香山美子 作曲/小森昭宏 

ねらい
歌を通じ遠足への期待がふくらむ 

遠足の特別な楽しみといえばお弁当の時間。歌を通じて食材への興味も広がりますね。また「大きなお弁当」では動きもダイナミックに、「小さなお弁当」では指先だけで表現するなど、動きや声に強弱をつけ様々なバリエーションも楽しめます。 

③【手遊び歌】キャベツのなかから 

キャベツの中からの手遊び歌
作詞・作曲/不詳 

ねらい
身近な自然に親しみながら、手指の発達を促す 

手指でキャベツ、青虫を表現しながら楽しく発達を促していけます。一本一本丁寧に動かす動きは箸やスプーンを上手に持つ力にも繋がっていきます。 

④パレード 


作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか 

ねらい
言葉の響きやリズムを楽しむ 

朝、気持ちよく1日をスタートできそうな明るくリズミカルな歌です。後半にテンポの変化があるのも子ども達が楽しめるポイントです。 

⑤カメの遠足 


作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか 

ねらい
情景を想像して歌に親しむ 

曲調のゆったり感や「のんびりいこう」の歌詞に子どもも大人も、ほっとするのではないのでしょうか。この時期行事や活動が充実してくる反面、日々の疲れが溜まりやすくもなってきます。歌を通じ子どもたちとリラックスする時間も意識していきたいですね。 

5月におすすめの歌を保育園でいっぱい歌いましょう 

歌うことを毎日の習慣にすることは、単に楽しいということだけではなく、子どもたちの成長にもメリットがいっぱいあります。 
  1.  表情筋が動き口腔内に唾液が分泌され虫歯の予防に繋がる 
  2. 語彙力や表現力が豊かになる 
  3. 声を出すことで副交感神経が優位になりストレスホルモンが減る (脳がスッキリし1日をご機嫌に過ごせる) 
年齢や季節に合わせた歌を楽しく保育に楽しく取り入れながら、子どもたちの成長を促していきましょう。

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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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