フルーツポンチ/すきやき/ハンバーガー
作:はらぺこめがね出版社:ニジノ絵本屋 [フルーツポンチ―はらぺこ印〈1〉 (日本語) 単行本(ソフトカバー)]
[すきやき (はらぺこ印) (英語) 大型本]
[ハンバーガー (はらぺこ印) (英語) 大型本]
おいしそうな表紙に惹かれるこちらの3冊は、”はらぺこ印3部作”となっています。3冊は、子どもたちに大人気の「オノマトペ絵本」。それぞれ、フルーツポンチ・すきやき・ハンバーガーができるまでの音が表現されています。
「実際に作るときの音などからインスピレーションを受けて擬音語をつけたので、はらぺこめがねさんオリジナルのオノマトペになっています。言葉をまだたくさん知らない年齢の子どもでも、絵だけで楽しめるところがオススメです(トートン店長)」
フルーツポンチは0~1、2歳頃の子どもたちに、ハンバーガーは3歳以上の子どもたちの心をつかんでいるとのこと。すきやきは…大人の楽しみですね(笑)。
やさいさん
作:ツペラ ツペラ出版社:学研
対象年齢:0歳~※ [やさいさん (PETIT POOKA) 0~3歳児向け 絵本 (日本語) 単行本]
食育絵本と言えば! と、頭に浮かぶ方も多いかもしれませんね。野菜をすっぽーんと抜く繰り返しが楽しいしかけ絵本です。
「みんなで『すっぽーん!』って言いながら読むと楽しいです。繰り返しの絵本なので、次はどうなるのかという流れを知る学習にもなります。コール&レスポンスで盛り上がってみてください」
実際に園で育てる野菜と結びつけて、「絵本で見たね! なんていうお野菜だったかな?」と声かけにもつながりそうです。
ごはんのにおい
文:中川ひろたか絵:岡本よしろう
出版社:おむすび舎 [ごはんのにおい (日本語) 単行本]
表紙からすでに、お腹が空いてしまいそう。みんなが食べているご飯は、できるまでにたくさんの人が関わって、丁寧に作られていることが描かれています。また、昔はお金の代わりだった、お米は他の食品にもなるんだよ、という知識まで。
「何気なく食べていたお米の育った背景を知ることで、お米一粒一粒が愛おしく思えます。昔は『お米一粒には7人の神様がいる』なんてよく言われました。そういう考え方は、意外と大人になっても残る気がします」
私も7人の神様がいる、と言われて育ちました。そのような感覚で、子どもたちにお米の大切さを知ってもらえるといいですよね。
絵本を通して食を学ぼう
読んでいてお腹が空いてしまった方、いませんか? どれもおいしそうな食べ物が登場する絵本ばかりでしたね。絵本を通して食を学び、楽しんでいけるといいですね。※絵本の対象年齢はあくまでクラス分けの際の目安で、実際にはどの年齢の子でもおすすめです。
2011年、東京都目黒区の都立大学にオープンした小さな絵本専門店。
実店舗運営のほか、音楽や食とコラボした絵本のイベント事業や絵本の出版事業を展開し、「絵本」でつながるヒト・モノ・コトを中心に活動中。
店長は「トートン」。41歳。
うたうヒゲとおどるマリオネットのジャグバンド『TheWorthless』のメンバーで、とても無口。
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The Worthlessとは… 【うたうヒゲとおどるマリオネットのジャグバンド】
ステージではクマがおどっているし、うたっているのは4人のヒゲ。よく見ると、パーカッションは洗濯板だし、マッシュルームカットの姉妹はソックリ双子。映画みたいに絵本を読んだり、ただただ楽しい歌をうたいます。
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