転職や就職などで保育園を探す際、実際に現場を見てみないと、 雰囲気などは分からないですよね。保育士の転職サイトでおなじみ、株式会社アスカでキャリアアドバイザーをされている、井原まゆみさんによる「園見学でのチェックポイント5選」をご紹介します。想定質問例などもありますのでぜひご活用ください。
こちらの記事は、ほいくisオンラインセミナー『園見学でのチェックポイント〜保育士や保育学生が見ておきたいポイント5選〜【協賛企業スペシャルセミナー】』をもとに記事化しています 。動画でご覧になる場合はこちらから ＞＞動画で見る
園見学でのチェックポイントとは？
みなさん、こんにちは！ 株式会社アスカでキャリアアドバイザーをしている、井原まゆみです。今回は、「園見学でのチェックポイント5選」をご紹介します。 チェックポイントを押さえて園見学をすることで、仕事をするイメージをより具体的に膨らませることができるかと思います！ ぜひここでご紹介する項目を意識してみてください。
また、園側にとっては、見学の際に求職者の方からよく見られるポイントになります。 自分が働いている園がどう見られているのか、というのもぜひ振り返ってみてください。
どんな園を見学すれば良いかわからない… とお悩みの方は、 以下のリンクに掲載しているページから相談申し込みなどができます。 ぜひご活用ください。
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それでは、早速園見学でのチェックポイントについてお話します！
チェックポイント① 「保育内容」
初歩的なことではありますが、保育内容が自分の思い描いているものと違ってしまうと、せっかく働き始めても長く続かず退職に繋がってしまう…ということもあるかと思います。
園ごとに注力しているポイントは違うので、その園でどのような取り組みが行われているのかを、実際の様子を見ながらしっかり確認しましょう。
その際に、ポイントが２つあります。
①事前に質問を準備しておく
1つめは、いくつか質問を準備しておくことをおすすめします。 話を聞いてみることでイメージも膨らみますし、 なにより園の先生にも「うちの園に興味を持ってくれているんだな」 と思ってもらうことができます。②訪問は午前10時ごろがおすすめ
2つめは、見学に行く時間帯についてです。 園の都合などを考えると午睡の時間中に… と思う方も多いかもしれませんが、 園に伺うのは平日の10時頃がおすすめです！その時間帯であれば、主活動が行われていることが多いので、子どもたちの普段の様子をしっかりと見ることができます。 ただし、お散歩にでかける場合もあるかと思うので、事前に園に確認できると安心ですね。
チェックポイント②「保育園の環境」
チェックするべきポイントは
- 「掃除が行き届いているか」
- 「整理整頓ができているか」
- 「備品の使い方は丁寧か」
- 「古すぎるものを使っていないか」
また、可能であれば、職員室にあるデスクやパソコンの数、休憩室や更衣室があるかどうかを確認しましょう。 実際に働きやすい環境になっているかを、イメージしやすくなります。
その際に、実際に先生たちが休憩室をどのように使っているかも聞いてみましょう！ 休憩室が少し狭い場合は、例えばですが外出できたりすると勤務の合間でもリフレッシュすることが出来そうですね。
チェックポイント③「園で働く先生方の雰囲気」
職員同士のやりとりや、子どもたちとのコミュニケーションの取り方を実際に見ることで、園全体の雰囲気も掴めてくると思います。
私も普段、保育園や幼稚園に伺う機会が多いのですが、「職員の方から挨拶をしてくれる」という園は、余裕を持った保育をしていて、働きやすい雰囲気の保育園が多いです。
気持ちの良いあいさつが交わされていて、職員間でも声を掛け合いながら連携がとれているような保育園であれば、実際に入職してからも安心して仕事ができるかもしれませんね。
チェックポイント④ 「保育士の配置人数」
配置基準ギリギリの職員数だと、体調不良などでの急なお休みの際に、 現場の人手が足りなくなってしまうこともあるかもしれません。 反対に、子どもに対する職員の人数が多すぎると、保育がやりづらくなってしまう… という意見もあるようです。
配置人数が適切かどうか、保育の様子と合わせて確認してみましょう。また、人数と併せて、保育士の年齢層を確認することもおすすめします。
ベテランの保育士さん・新人の保育士さん・自分と同年代の保育さん、といった感じで全体のバランスを見ることで、長く働きやすい職場であるか、周りに相談しやすい環境かどうかなどが見えてくると思います。
チェックポイント⑤「製作や壁面装飾」
きれいで可愛い壁面や子どもたちの製作は、それぞれの保育園らしさがありとても素敵ですよね。 ただ、その反面で業務の負担が大きい、という可能性もあるかもしれません。
実際に先生たちがどのように取り組んでいるか（例えばですが、1日の業務時間のうちどのタイミングで作成しているか、どのように分担・担当しているか）などが聞けると、仕事のイメージが付きやすくなります。
とは言っても、なかなかストレートには聞きづらいこともありますよね。 そんな時には、「この製作とっても素敵ですね！これは先生たちが分担して作っているんですか？」といったように、掲示物を褒めながらお話を聞いてみるのがおすすめです！
園見学のチェックポイントをおさらい
以上、転職前に行う「園見学」でのチェックポイントについてご紹介させていただきました。 もう一度、今回の内容をおさらいしてみましょう。
POINT
園見学は、実際の現場の様子を知ることができる、絶好のチャンスです！ なんとなく保育の様子を見るのではなく、ポイントを事前におさえ、確認しておきたいことをしっかり準備して見学に臨むことがおすすめです。 - 保育内容について：その保育園でどんな活動に力を入れているのか見ましょう。
- 保育園の環境：清潔さや設備、休憩の取り方などを確認しましょう。
- 園長先生や保育士の雰囲気について：コミュニケーションがきちんと取れているかどうか見てみましょう。
- 保育士の配置人数：適切な人数で配置できているか、 職員の年齢層とあわせて確認しましょう。
- 製作や壁面装飾について：感想を伝えながら話を聞き出してみましょう。
どんな園を見学すれば良いか分からない… という際には、関連リンクに掲載しているページから相談の申し込みができます。
アスカでは園見学にキャリアアドバイザーも同席しておりますので、 1人で不安な方はぜひ、ご相談ください！ 園見学を有意義なものにしてくださいね！
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