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【9月の歌】年齢別・秋の訪れを楽しめる!オススメ手遊び歌・童謡10選

【9月の歌】年齢別・秋の訪れを楽しめる!オススメ手遊び歌・童謡10選
まだまだ残暑が厳しい9月ですが、防災の日やお月見会、敬老の日、そして運動会の準備など秋ならではの行事に取り組む園も多いのではないでしょうか。子どもの成長も季節の変化もストップなしです。9月ならではの楽しみを子どもたちが味わえるよう保育を充実させていきたいですね。今回は秋を感じられる9月におすすめの歌を乳児クラス、幼児クラス別にご紹介します。

9月の保育園・幼稚園の活動・行事

朝晩に多少気温は下がりますが、まだまだ残暑が厳しい9月。水遊びや沐浴などを継続して行っている園も多いのではないでしょうか。

一方で防災の日にちなんだ防災訓練や、お月見会。敬老の日のプレゼント製作や、運動会の準備など秋の行事が目白押しの月でもあります。

行事は、子どもたちの生活の節目として、成長を体感できること、そして保護者とそれを喜びあうことをねらいに一人ひとりが無理なく参加できるよう工夫していきたいですね。

また、夏の疲れもでやすい時期です。保育者自身も体調管理に気をつけながら、日々の保育を充実させていきましょう。

乳児クラス向け9月に歌いたい歌・手遊び歌

①曲名:とんぼのめがね

作詞/額賀誠志 作曲/平井康三郎    

ねらい

歌を通じ、季節の昆虫に親しむ

解説

とんぼへの興味が高まります。戸外で歌いながら、両手を広げとんぼになりきって走り、歌の最後に片足立ちで止まる運動遊びに発展させるのもおすすめです。

②曲名:うさぎのダンス

作詞/野口雨情 作曲/中山晋平    

ねらい

歌を楽しみながら、お月見に興味を高める

解説

絵本や紙芝居などで、月にはうさぎが住んでいる物語の読み聞かせを行うと、乳児クラスでもお月見により興味が高まりそうですね。

③曲名:どんぐりころころ(手遊び)

作詞/青木存義 作曲/粱田貞      

ねらい

保育者と一緒に手遊びをする楽しさを味わう

解説

ゆっくり丁寧に手遊びを行い、保育者との模倣遊びを楽しめるようにしましょう。また、歌に合わせて床にゴロゴロ転がる運動遊びに発展させることもでき、バリエーションをつけて歌の世界を楽しむことができます。

④曲名:運動会のうた

作詞/小林久美 作曲/峯陽     

ねらい

歌を通じ、運動会に興味関心を高める

解説

繰り返しの簡単な歌なので、乳児クラスでも運動会を楽しむきっかけになります。「赤勝て、白勝て」の歌詞を別の色にしたり、子どもたちの名前にするととても喜びますよ。

⑤曲名:バスごっこ(手遊び)

作詞/香山美子 作曲/湯山昭     

ねらい

歌の世界をイメージし楽しむ

解説

大人気の乗り物ソングです。イメージ豊かに振り付けを楽しみながら、全身を動かしていきましょう。バスをモチーフにした運動会競技のBGMにもおすすめです。

幼児クラス向け9月に歌いたい歌・手遊び歌

⑥曲名:むしのこえ

作詞・作曲/文部省唱歌     

ねらい

歌を通じ、秋の昆虫に親しみを持つ

解説

季節を味わえる幼児クラスに人気の歌です。歌詞に出てくる虫を図鑑で調べたり、散歩先で探したり、子どもたちの興味関心を広げていきましょう。

⑦曲名:やきいもグーチーパー(手遊び)

作詞/阪田寛夫 作曲/山本直純   

ねらい

季節の歌を通じ、お友だちとのやり取りを楽しむ

解説

一つひとつの動きを丁寧に行うことで、楽しみながら手先の運動にも繋がります。じゃんけんが理解できるようになると遊びの幅がグッと広がるので、ぜひ年少クラスから取り入れたい手遊びです。

⑧曲名:月

作詞・作曲/瀧廉太郎     

ねらい

季節の行事を歌で味わう

解説

お月見行事と合わせて楽しみたい歌ですね。保護者と園でどんな季節の歌を歌っているのかを共有しましょう。園からの帰り道、夜空に月を見つけ親子で歌いながら帰る様子も微笑ましい姿です。

⑨曲名:パレード

作詞/新沢としひこ 作曲/中川ひろたか    

ねらい

言葉の響きやリズムを楽しむ

解説

明るくリズミカルで、子どもたちに人気の曲です。途中でテンポの変化を楽しめるのも幼児クラスならではの楽しさではないでしょうか。

➉曲名:ありがとうの花

作詞・作曲/坂田おさむ     

ねらい

歌を通じ、感謝の気持ちを育む

解説

日頃からこの歌に親しむことで敬老の日や親子行事の際に、関わる大人たちへの感謝の思いを、子どもたちが無理なく伝えることができるようになります。年中クラス、年長クラスなら歌だけではなく、どんな手紙やプレゼントを添えるかを子どもたち同士で話し合うのも心を育てる大切な活動ですね。

9月も秋をテーマにした歌を楽しく歌おう

季節の変化を子どもたちが体感できるよう、年齢に合わせた季節の歌を楽しく取り入れていきましょう。

秋以降、様々な行事が続きますが、主役はあくまでも子どもたちです。日々の保育の中で子ども達が何に興味があるのか、何を楽しんでいるのかを保育者がしっかりと掴み、その延長線上に行事があるというイメージで、子どもたちが無理なく取り組める内容を工夫していきましょう。

また、家庭でも親子が一緒に歌や遊びを楽しめるよう、日々の園での活動や季節の歌は保護者との共有も大切ですよ。

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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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