ぽんちんぱん
作:柿木原政広出版社:福音館書店 (写真:保育士歴6年目 I先生)
『ぽんちんぱん』
「パンがたくさん出てきます。“ぽんちんぱん”っていう音が単純なんですが、子どもたちにとってすごく楽しいみたいです。『ぱん』っていうところでは手を叩いてみたり、パンを食べる真似をしたり、楽しみ方も多くて何度も読んでいます」
本物のパンの絵が子どもたちの興味をそそりますね。どういう意味かわからない、でもなんだかおもしろい。そんな音がみんな大好きです。リズミカルな言葉なので、子どもたちも真似しやすいですね。
ねずみくんのひみつ/ねずみくんのしりとり
作:なかえよしを絵:上野紀子
出版社:ポプラ社 (写真:保育士歴15年目 O先生)
『ねずみくんのひみつ』『ねずみくんのしりとり』
「選びきれなくて2冊持ってきてしまいました(笑)。“ねずみくんのひみつ”は、読んだときに『みんなもひみつってある?』と聞くと、『あるよ!』と答えるんです。絵本の内容を膨らませると、普段は話さないようなことも出てくるので新しい発見があったりします。“ねずみくんのしりとり”は、読み始めてからしりとりを覚えて、みんなで楽しんでいます」
先生のクラスでは、最初はルールがわからなかったしりとりが、今ではみんなでできるくらい浸透したのだとか。絵本で遊びを学ぶことができるのも魅力ですね。
へんしんマラソン
作・絵:あきやまただし出版社:金の星社 (写真:保育士歴4年目 M先生)
『へんしんマラソン』
「言葉遊びの絵本なので、子どもたちにもとてもうけがいいです。絵本を通して、言葉の楽しさを知ってもらえたらいいなと思っています。他のシリーズもあるので、いろいろなものを読んでいます」
言葉遊びで人気な「へんしんシリーズ」。みんなで声に出して楽しむこともできるので、盛り上がること間違いなしです。
うえきばちです
作:川端誠出版社:BL出版 (写真:保育士歴6年目 T先生)
『うえきばちです』
「うえきばちにのっぺらぼうを植えて、水をやっていくとどんどん顔ができていく、ちょっとシュールな物語です。イラストが分かりやすく、子どもたちにも大人気です。3歳担任なので、クラスで読むのにちょうどいいです」
読ませていただきましたが、「少し怖い!」と思うようなユニークな物語でした。最後のオチも、先生のオススメポイントだそう。子どもたちと一緒に大人もドキドキしてしまう一冊です。
オススメの一冊で読み聞かせを楽しもう
現役保育士さんたちのオススメ絵本、どれも面白そうでしたね。皆さん、楽しそうに子どもたちの反応を語ってくれたので、そういった思い出も含めてお気に入りの一冊なのでだと感じました。【関連記事】