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保育実習の名札は手作りで!おすすめの作り方と遊びが広がるデザイン例

保育実習の名札は手作りで!おすすめの作り方とは
保育実習に行くときに、ほぼ必ず必要になるのが名札です。フェルトや安全ピン、ワッペンなどを使って手作りすることが多いですが、初めての実習では特に作り方で悩む方もいるのではないでしょうか。 
 
今回は、保育実習で使う名札の作り方やおすすめの材料、エプロンへの取り付け方をご紹介します。 

手作り名札は子どもとのコミュニケーションツール

保育学生の皆さんが、保育実習に持っていく必須アイテムのひとつでもある名札。フェルトやワッペンなどを使って手作りする方も多く、デザインに迷いますよね。実はこの名札、子どもたちに名前を覚えてもらうためだけではなく、コミュニケーションツールの役割も果たすので、とても大切なアイテムだったりします。

どうせなら自分のお気に入りのキャラクターやデザインで作りたいところですが、まずは子ども目線でデザインを考えましょう。

受け持つクラスが分かっていれば、その年齢に合わせてデザインを選ぶのがポイントです。乳児クラスなら果物や動物モチーフが分かりやすいですよね。幼児クラスであれば、子どもに人気のアニメや絵本のキャラクターも良いかもしれません。また、分かりやすく見えやすいサイズで作ることも大切です。名札にもしっかりと役割があることを意識して、手作りしてみてくださいね。

保育実習の名札を簡単に作れる材料・道具

フェルトで作ったハサミや裁縫道具
最初に、実際に名札を手作りするときにおすすめの材料や道具をご紹介します。作り方によって使用する材料は異なります。自分が考えている作り方に合わせて、参考にしてくださいね。

<用意する材料>

  • アイロン接着フェルト(通常のフェルトでもOK)
  • ひらがなワッペン
  • 布用ペン、チャコペン
  • 刺繍糸
  • 布用接着剤
  • マジックテープやスナップボタン、安全ピン
  • 厚紙やクリアファイルなどの補強道具
  • 綿

アイロン接着フェルトとひらがなワッペンで簡単に

保育実習の名札といっても材料や作り方はさまざまですが、その中で簡単に作れるのはやはり「アイロン接着フェルト」。針や糸を使わずにパーツを接着できるのでおすすめです。 
 
名前部分は自分でフェルトを切り抜いても良いですが、ひらがなワッペンを使うと時短になりますよ。名札に厚みを持たせたい方は綿を、しっかりとした強度にしたい方は厚紙やクリアファイルを入れると良いでしょう。 

名札の付け方は保育実習園に確認する

エプロンにどのように名札を付けるかで、必要な材料が変わります。安全ピンでとめるのか、マジックテープやリボン、スナップボタンを使うのかなど、よく考えて選びましょう。

安全ピンの使用については禁止している園もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。次の章で、名札の付け方のアイデアをいくつかご紹介します。

名札の取り付け方4選

名札を洋服に縫い付けているところ
名札の取り付け方にはいくつか方法があります。安全面はもちろん、取れにくさや邪魔にならないことなども重要なので、使いやすい方法を選択しましょう。

安全ピンでつける

名札の裏に安全ピンをつけてエプロンに取り付ける方法です。不要なときには外すことができるので、洗濯するときにも便利です。名札を何パターンか作って取り替えることもできますね。一方で、安全面から針のあるものの使用は禁止している園も。もし安全ピンを使いたい場合は、必ず園に確認をしてから作るようにしましょう。

マジックテープでつける

手軽な接着方法のひとつが、マジックテープで取り付ける方法です。エプロンと名札の裏にそれぞれマジックテープを貼れば良いだけなので、作るのも簡単ですね。実際に、指定エプロンの名札部分にマジックテープを取り入れている園もあります。ただ、マジックテープは洗濯などを繰り返すと次第に強度が弱くなってくることもあるので、取り付け箇所が緩くなっていないか注意しながら使いましょう。

スナップボタンやリボンでつける

エプロンと名札をスナップボタンでつける方法もあります。名札とエプロンに直接スナップボタンをつける形でも良いですが、名札にリボンをつけて、そのリボンの先にスナップボタンをつけ、エプロンの肩ひも部分で留めるなどというやり方もあります。スナップボタンは取れにくいので、強度面も安心です。

エプロンに直接縫い付ける

取れにくい、簡単という面では、直接エプロンに名札を縫い付けてしまうのもひとつの方法です。エプロンを別の場面で使いたいときには糸を抜いて外さなければいけませんが、「実習中だけ」と割り切って使うのであれば問題ないでしょう。

保育実習の名札作りで注意すべき2つのこと

名札づくりで悩む保育実習生
「安全ピンの使用については園に確認を」とお伝えしましたが、その他にもできれば確認を取ったほうが良いことが2つあります。

フルネームは必要か

名札はフルネームで作る実習生の方が多いですが、「フルネームなのか?」「下の名前だけなのか?」「“〇〇せんせい”なのか?」など、名前の表記について確認しておくと安心です。「実習生も現場では『先生』なので『〇〇せんせい』と書いてほしい」という園もあるかもしれません。特に指定がなければ、何パターンか作るのも良いですね。

キャラクターの使用はOKか

手作り名札のデザインには、アニメのキャラクターを使う方も多いですよね。しかし中には、子どもや保育士の衣類、玩具などに「アニメキャラはNG」としている園もあります。そのような方針があるところでは、実習生も名札にキャラクターを使うのは避けた方が良いでしょう。「はらぺこあおむし」や「ノンタン」など、絵本のキャラクターであればOKということも。迷ったときは乗り物や食べ物、動物などがおすすめです。

子どもとの関わりが広がる名札のデザイン例

アニメや絵本のキャラクターも良いですが、園によってはNGの場合もありますので、どこでも使えて子どもたちに喜ばれるデザイン例を紹介します。 

動物 
  • くま(遊び・むっくりくまさん) 
  • やぎ(絵本・三びきのやぎのがらがらどん) 
  • いぬ(歌・いぬのおまわりさん) 
  • こぶた(絵本・3びきのこぶた) 
  • ぞう(歌・ぞうさん) 
 動物の名札を作れば、歌や絵本、遊びにつなげることができます。実習で関わる子どもたちの年齢に応じて、ちょうどいい動物を選ぶのがおすすめです。 

果物・野菜 
  • りんご 
  • みかん 
  • いちご 
  • にんじん 
  • トマト 
 子どもたちが大好きな果物や野菜を選べば、「おいしそう!」「じゃあ一口食べていいよ!」などと楽しいやりとりができます。また、赤・オレンジ・緑と色がはっきりしているものが多いので、子どもたちの印象に残る素敵な名札を作ることができます。
 
乗り物 
  • バス 
  • くるま 
  • でんしゃ 
  • ひこうき 
  • はたらくくるま 
 名札に乗り物を選べば、「先生バスに乗る?」などと乗り物ごっこにつなげることもできます。子どもたちも名札を通してバスや車をイメージしているので、すぐに楽しく遊ぶことができるでしょう。

安全ピンなしで名札を作る方法

裁縫道具
最後に、安全ピンを使用しない簡単な名札の作り方をご紹介します。モチーフや取り付け方はアレンジしながら、自分だけの名札を作ってみてくださいね。

<作り方>
  1. デザインを決めたら土台やパーツごとに型紙を作り、アイロン接着フェルトにあてて切り抜きます。このとき、土台は裏表用に2枚作り、重ね合わせて補強しましょう。
  2. アイロンを使って、フェルトで作ったパーツを土台に固定していきます。
  3. デザインができたら、ひらがなワッペンをつけていきます。
  4. 名札の裏側とエプロンにマジックテープを接着すれば完成です。
※安全ピンを使用する場合は、小さく切ったフェルトを両サイドを開けた状態で裏に縫い付けて、そこに安全ピンを通しましょう。
※名札の枠を刺繍糸で縫っておくとさらに補強できます。

このほかにも、通常のフェルトを使って、中に補強用の厚紙やクリアファイル、綿などを入れて縫い合わせる方法もあります。自分がやりやすいやり方で手作りしてみてくださいね。

保育実習では手作り名札で子どもとつながろう!

名札は、名前を示すだけでなく子どもとのコミュニケーションにも役立つものです。どのようなデザインであれば子どもたちに興味を持ってもらえるかも考えながら、使いやすさや安全性も備えた素敵な名札を作ってみてくださいね。


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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロフェッショナルで構成された編集部のライティングチームが、質の高い保育を日々提供していくために必要な知識・ノウハウを発信。専門知識から保育ネタ、保育士試験関連情報、保育学生さん向けの情報まで、あらゆる分野を網羅していきます。

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