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療育に通う子どもを持つ保護者への対応|発達支援のお悩み相談室

「療育に通う子どもを持つ保護者への対応|発達支援のお悩み相談室」
「発達支援の現場から」のコラムで好評の児童発達支援管理責任者/保育士/発達支援専門士である井上さんが、保育者から寄せられたお悩みを解決する新シリーズのスタートです。 

今回のお悩み:療育に通うお子さんを持つ保護者への対応 


めまさん(保育士歴 9年目、お立場:主任)からのご相談 

療育に通っているが、発達検査など詳細なことを保護者様の中で実施する事を躊躇われています。保育士として手探りの保育が続いています。 園児、保護者様への関わり方のヒントを頂きたいです。 



専門家からめまさんへの回答 

理想と現実の間で戸惑う保護者 

ご質問の文章からお子さんの成長、発達への想いが伝わってきます。 

保育士さんにとって「私たちにできることは何だろう」と強く思うほど、その子の発達の現在地が知りたくなると思います。その気持ちは当たり前に起きる事で、そう思えばそう思うほど、なぜ検査を受けてくれないのだろうと思うかもしれません。きっと熱意のある、子どもを一番に考えられる優しい保育士さんなのですね。 

しかし、お子さんの事は一旦おいておき、検査を受けられない保護者の気持ちに寄り添ってみてください。10か月間お腹の中にいて自分の思い描く理想の子育て像、家族像と大きく違う子育てが待ったなしで始まっているのです。これをすぐに受け止めましょうなんて、いうのはなかなかハードルが高い課題なのです。 
 

現実を受け入れるタイミング 


受容は、保護者のタイミングですすんでいきます。これを待つしかないのです。人から無理矢理に受け入れさせられた受容の土台はもろく崩れやすく、これから何度もやってくる困難の壁に自分の力で乗り越える事が出来ません。 

毎日、保護者と顔を合わせ寄り添う事が出来るのは数年、その先は保護者の方が自分で何度も何度も壁にぶち当たりながら自分の力で道を決め、進んでいかなければならないのです。 

例え一生受容することが出来ないかもしれない、それでも良いのです。それがその家族の生き方なのです。お子さんの課題と保護者の課題を分けて考える、これを「課題の分離」といいます。 

子どもへの対応はどうする? 

では、毎日保育しているお子さんへの支援はどうしたら良いのでしょうか? 

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井上綾乃(いのうえ あやの)

この記事を書いた人

井上綾乃(いのうえ あやの)

発達支援センターでの実践や短大非常勤講師の経験を積み、自ら法人を立ち上げ、児童発達支援管理責任者(保育士と)して療育の現場で活動中。子どもをプログラムに合わせるのではなく、子どもに合わせた療育プログラムを行いながら、「楽しい」と感じる事で発達する支援を実践。現在では自治体の保育園巡回相談、保育ゼミ講師、依頼を受けての保育園、幼稚園研修講師等人材育成も行っている。
<シャインキッズホームページ>
https://shine-kids.com/

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