オリジナル楽譜を無料ダウンロード
日々の保育で使えるピアノ弾き歌いの楽譜をオリジナルで制作しました。今回は、3月の行事でよく歌われる『うれしいひなまつり』です。楽譜の無料ダウンロードは、ほいくisメンバー登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
※ダウンロードは2024年3月3日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
【今回の楽曲】うれしいひなまつり
毎年3月3日は、ひなまつり。女の子の健やかな成長と健康を祈る日です。“桃の節句”とも呼ばれて、ひな人形に桃の花を飾ったり、菱餅やちらし寿司などの行事食を楽しんだりする節句のお祭りです。まずは、ピアノの弾き歌いの実演をしてみましたのでチェックしてみてください。鍵盤と手元が見える動画なので、運指の参考になると思います。 今回の「うれしいひなまつり」は、簡単に弾き歌いができるようにアレンジをしています。この記事では年齢別の音楽表現遊びもお伝えしますので、 日常保育に取り入れてみてくださいね。
※ダウンロードは2024年3月3日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
【解説】配信楽譜について
原曲『うれしいひなまつり』とは?
「うれしいひなまつり」の楽曲は、作詞/サトウハチロー(別名:山野三郎)、作曲/河村光陽による日本の童謡です。2007年(平成19年)には「日本の歌百選」に選出され、今もなお多くの人に歌い継がれている定番曲となっています。その一方で、歌詞には不正確な描写が含まれており、サトウハチロー本人は晩年までこの曲を嫌っていたという逸話も残されています(具体的には…最上段の2人をお内裏様、ひな人形全体のことをお雛様、赤いお顔は左大臣など)。
楽譜は4分の4拍子ではなく、4分の2拍子で表記されています。ヨナ抜き音階の短調のため、日本情緒あふれる楽曲となっているのが特徴です。
※ダウンロードは2024年3月3日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
遊びのアレンジ
それでは、「うれしいひなまつり」を使った遊びのアレンジをいくつかご紹介しましょう。①乳児クラス:パネルシアターと共に
例えると、しのび足…ぐらいに、非常にゆったりしたテンポで歌いながら、パネルシアターをおこなってみましょう。歌のメロディよりも歌詞を明確に伝えることに意識を向けながら、イラストを動かしてみてください。歌が進むにつれて、ひな段が完成して華やかになっていきます。
完成したら、インテンポ(通常の速さ)で、改めて1番から歌ってみましょう。
パネルシアターで楽しんだあとは、福笑いのように並び替えて遊んだり、塗り絵を用意して遊んだりしても良いですね。塗り絵は3歳以上がおすすめですよ。
②幼児クラス:ボディパーカッションに挑戦!
- 8分音符のリズムで、手拍子を5回します。(例:「ひ・な・ま・つ・り」と言いながら、手を5回たたきます)
- 4分休符の部分は、両足で地面を「ドンッ」と踏み鳴らします。
- 音楽にあわせながら、①②を鳴らします。(ピアノに苦手意識がある先生は、CDで音源を鳴らしながらやってみましょう!)
- 慣れてきたらレベルを上げてみましょう。アカペラで歌い、少しスピードをあげて、やってみてください!
たくさん歌ってくださいね!
今回は「うれしいひなまつり」を取り上げましたが、いかがでしたか?「あそびと環境0.1.2歳(2024年2月号)Gakken」の最新号では、他の遊び方もご紹介しています。
イラストを用いたり、リズムを鳴らして合奏したり…五感を使って、のびのびと遊んでみて遊んでみてくださいね。音楽表現あそびを通して、心も体もスクスク成長しますように!
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