ご要望にお応えして!無料楽譜を配信
「ほいくis」のInstagramで現役保育者さんから頂いたご要望をもとに、 日常保育で使える「弾き歌い」の楽譜をオリジナルで制作しました。今回は一年中シーズンを通してよく使われる「むすんでひらいて」です。楽譜の無料ダウンロードは「ほいくis」会員登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
※「ほいくisダウンロード」の画面を開きます

【今回の楽曲】「むすんでひらいて」

今回のオリジナル楽譜は、リトミックとして遊びを広げられるような楽譜を作りました。
楽譜には「おひさま」「ひこうき」「かえる」のBGMも入っています。この記事ではリトミックや音楽表現遊びとしてのアレンジ例もお伝えしますので、 日常保育に取り入れてみてくださいね。

【解説】配信楽譜について
原曲「むすんでひらいて」とは?
「むすんでひらいて」の原曲は、オペラで使用された劇中歌です。(作詞)不詳、(作曲)ジャン=ジャック・ルソーさんです。歴史の教科書でルソーの名前は知られていますが、「エミール」を執筆した哲学者です。今回の配信楽譜のポイント
今回の歌詞には「おひさま」「ひこうき」「かえる」が出てきます。それぞれのイメージに合わせて、ピアノの表現を変えています。
- おひさま…キラキラ輝く効果音
- ひこうき…飛び立つ躍動感があるBGM
- かえる…ぴょんぴょん飛び跳ねるBGM

遊びのアレンジ① おひさま

おひさまの効果音の使い方
- 保育士は、歌詞「♪ひかってる」の後(15~16小節目)をピアノで弾く。ピアノの音が聞こえたら、子どもたちは手をキラキラと動かす
- ピアノを止めて、静かな間を2~3秒作る。
- また15~16小節目を弾く。この音が聞こえたら、手をキラキラと動かす。
音楽を聞く力は、集中力や注意力の促進にも繋がります。
遊びのアレンジ② ひこうき

遊びのアレンジ② ひこうき
- 保育士は、歌詞「♪とんでます」の後(21小節目)をピアノで弾く。ピアノの音が聞こえたら、子どもたちは両手を横にして自由に揺れる。
- 子どもが楽しんでいるようであれば、満足するように21~22小節目を数回繰り返し弾く。
23小節目を弾いて、曲が終わった…と見せかけて、もう一度「②ひこうき」の音楽を弾いてみましょう。または「①おひさま」の効果音を弾いて動くことで、即時反応を鍛えることもできます。
遊びのアレンジ② かえる

かえるのBGMの使い方
対象年齢:対象年齢:0歳児親子~5歳児年長まで- 保育士は、歌詞「♪とんでます」の後(27小節目)をピアノで弾く。ピアノの音が聞こえたら、子どもたちは両手を下にして蛙飛び。
- 28小節目を弾いたときに、子どもたちから自発的に「♪かえるのうたが~」と歌声が出ることが予想されます。その場合は「♪かえるのうた」を演奏しながら遊ぶ。
「動物まねっこ遊び」「動きから動物を推測するクイズ」など遊びを発展させてみましょう。
大事な注意点
隣の人とぶつからないように事前に環境を配慮し、適度な広さを確保しましょう。座って遊ぶ場合は、最初に「お友とぶつからないように」伝えて確認をすると良いですね。
立って遊ぶ場合は、「回る方向を決めておく」「飛行機で全力疾走をしている時はピアノを止めて、安全を確保する」など、予測される動きを考慮しましょう。
「むすんでひらいて」たくさん歌ってくださいね!
今回、 第三弾は「むすんでひらいて」を取り上げましたが、いかがでしたか?くれぐれもケガのないように、事前に必要な配慮を想定して、環境を整えて楽しく遊びを深めてくださいね。

▼こちらもおすすめ!生活発表会の楽譜