オリジナル楽譜を無料ダウンロード
日々の保育で使えるピアノ弾き歌いの楽譜をオリジナルで制作しました。今回は、卒園式で歌われる定番ソングの『さよならぼくたちのほいくえん』です。楽譜の無料ダウンロードは、ほいくisメンバー登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
※ダウンロードは2024年3月20日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています) ©1996 by ASK MUSIC Co.,Ltd.
【今回の楽曲】さよならぼくたちのほいくえん
過去にTVのドラマでも使用されたことでも知られる、新沢としひこさんによる定番の卒園ソング。園でも人気の楽曲です。歌詞「ほいくえん」の部分は、「ようちえん」「こどもえん」など、自分たちの園に合った歌詞を選んで歌ってみましょう。
まずは、ピアノの弾き歌いの実演をしてみましたのでチェックしてみてください。鍵盤と手元が見える動画なので、運指の参考になると思います。
【解説】楽譜と楽曲について
原曲「さよならぼくたちのほいくえん」とは?
今回取り上げた楽曲「さよならぼくたちのほいくえん」は、作詞/新沢としひこ、作曲/島筒英夫が手がけました。ご用意したピアノ楽譜は、全3ページ。歌の長さは4分強で、比較的長めの楽曲になっています。
曲の特徴は、音の高低差が大きく、リズムが少し独特なところがあります。何度も繰り返し聞いたり歌ったりすると、子どもたちも全体像がつかめるようになってきますよ。
※ダウンロードは2024年3月20日をもって終了いたしました(来年度も期間限定公開を予定しています)
実は、この歌の歌詞に添った絵本も出版されています。 [さよならぼくたちの ようちえんほいくえん]
まずは導入として、絵本の読み聞かせをしてはいかがでしょうか?
楽譜の特徴と練習のアドバイス
弾き歌いをしながら子どもたちの様子が見られるように、簡単な楽譜に仕上げました。- 歌の最初(5小節目~)は、わざと(あえて)左手は簡単にしています。そうすることで、後半のサビで盛り上がるようにしています。
- 終わり(46小節目~)は、だんだんゆっくり弾いてみましょう。優しい余韻を残して終わることができますよ。
練習のワンポイントアドバイス
- 音の跳躍が多いので、自分が弾きやすい指番号を決めて、楽譜に記入しましょう。
- テンポが乱れないように、メトロノームを使って練習してみてくださいね。
歌の特徴と練習のアドバイス
①注意するところ
- 5小節目の『ん』は、口を閉じてしまいがちです。音がこもって小さくなってしまいます。口を閉じずに歌うこと、眉間の間から声を出すことを意識しましょう。
- 20小節目の『高音レ』は、裏声を響かせます。直前の8分休符で、しっかりブレスをとりましょう。
②間違えやすいところ
- 「ここですごしてきた(7小節目)」「ここであそんできた(15小節目)」の部分は、メロディラインは同じで歌詞だけが違います。混乱しないように気をつけましょう。
- 「花びらふる頃、遊びに来る時(共に26小節目)』の太字部分は言葉が似ているので、注意してください。
歌のワンポイントアドバイス
- フレーズのかたまり、ブレスの位置を楽譜に記入してみましょう。
- 1曲を最初から最後まで通して歌うばかりではなく、間違えやすい場所など一部を取り出して歌い、確認をしてみましょう。
感動の卒園式にしましょう
今回は、卒園ソングの定番「さよならぼくたちのほいくえん」を取り上げましたが、いかがでしたか? 園生活の最後に、全員で心を1つにして歌う、大切な歌です。感動的な瞬間を、素晴らしい歌と共に過ごしてくださいね!
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