ほいくisのユーザーから募集した、“おもしろあそび”のアイデアをご紹介!
ほいくisでは、2周年記念企画として「ウチの園ではこれが流行中!”おもしろあそび”大募集!」企画を実施。公式Instagramにて皆さんの園で流行している”おもしろあそび”のアイデアを募集しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!いただいた回答の中から、特にユーモアのあふれる「“おもしろあそび”6選」をほいくis編集部メンバーで決定。6回に分けてご紹介していきます。実際に保育園や幼稚園で流行している遊びですので、ぜひ参考にして日々の活動に取り入れてみてくださいね。
バルーンマットとは
風船と圧縮袋を使って、遊園地などにあるエアートランポリンのようなものを再現する遊びです。材料は100均で手に入る商品だけ。簡単に作れて、大人が少し寄りかかっても耐えるくらい意外と丈夫です。風船を膨らませるのは少し大変なので、空気を入れる用のポンプがあると安心ですよ。ちなみにアイデアを下さった保育者の方の園では、1歳児の女の子が思い切り座ったときには重さに耐え切れずパーンと風船が割れてしまうこともあったそうです。普段おしゃべりなその子はすごく驚いてしばらく静かになっていたそうで、こわれやすい風船を使った遊びをするからこそ経験できた、ほっこりかわいいエピソードですね。
かなり丈夫とは言え、あまり激しく遊ぶ年齢になると、割れてしまうことも多くなります。どちらかと言うと、低年齢児向けの遊びアイデアとしておすすめします。雨で外遊びや夏ならではの水遊びが出来ないときに、室内で身体を動かせる未満児クラス向けのアイデアとしていかがでしょうか。
難易度
★☆☆☆☆対象年齢
0歳児/1歳児用意する物・道具
- 圧縮袋(布団圧縮袋もしくは洋服圧縮袋。大き目のサイズがおすすめ)
- 風船(20個程度)
- 掃除機
- 空気入れ用のポンプ(あると便利。風船を膨らませる用)
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- ゆったりと身体を動かす
- バルーンマットの上に座ったり寝ころんだりして、全身で感触を楽しむ
- 風船のカラフルな色をよく観察して、お気に入りの色を見つける
遊び方・ルール
①風船を沢山膨らませます。できるだけそれぞれが同じ大きさになるようにすると良いです②ふくらませた風船を、圧縮袋に平らになるように(マットのようになるように)敷き詰め、掃除機で圧縮袋の空気を抜きます。※なるべく隙間を空けず、パンパンになるように風船を詰めると割れにくくなっておすすめです
③バルーンマットの完成です! 子どもたちが自由に座ったり寝っ転がっている様子を見守りましょう
④マットの上で軽くバウンドしたり、バランスをとって立ったりするくらいなら、風船は割れません! ふわふわとした感触を楽しみましょう
⑤もしも中身の風船が割れてしまったら、割れた部分に風船を足して、もう一度圧縮をすれば元通りになります
★ 遊び方解説のイラストをダウンロードしてご利用いただけます! こちらのページで紹介したイラストを遊び方の説明などでご利用いただけるよう、ダウンロード素材をご用意しました。ダウンロードするためには「ほいくisメンバー」への登録(無料)が必要です。 |
ポイント・アレンジ例
遊ぶ時には念のため周りに机やいすを置かず、バルーンマットの下やまわりに体操用のマットを敷くなど、安全面に気を配るようにしましょう。0歳児クラスの自分で上り下りが難しい子たちが遊ぶ際には、保育者がゆらゆらと揺らしてあげるのもいいですね。バルーンマットで遊び終わったら、圧縮袋から風船を出せば今度は風船遊びに展開することができます。マットのときの頑丈な風船とバラバラになったとき柔らかい風船の感触の違いも楽しむことができますよ。
編集部では、「こんなに簡単にバルーンマットが作れるなんてびっくり!」「ご家庭でのおうち時間にもぴったりですね」といった声が挙がりました。
募集期間:2021年7月8日(木)18:00~7月15日(木)17:59/募集方法:Instagramの投稿コメント、ストーリーズで実施/募集対象:Instagramユーザー/有効回答数:15
※掲載イラストや記事内容の 無断転載・二次利用、配布・加工は禁止とさせていただきます。
【関連記事】