ほいくisのユーザーから募集した、“おもしろあそび”のアイデアをご紹介!
ほいくisでは、2周年記念企画として「ウチの園ではこれが流行中!”おもしろあそび”大募集!」企画を実施。公式Instagramにて皆さんの園で流行している”おもしろあそび”のアイデアを募集しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!いただいた回答の中から、特にユーモアのあふれる「“おもしろあそび”6選」をほいくis編集部メンバーで決定。6回に分けてご紹介しています。実際に保育園や幼稚園で流行している遊びですので、ぜひ参考にして日々の活動に取り入れてみてくださいね。
石鹸で!ふわふわホイップクリーム作り
固形石鹸を泡立て器で泡立てて、ホイップクリームに見立てた泡を作る遊びです。ふわふわとした不思議な泡の触感をただ楽しんだり、いろいろなものに見立てたりと、子どもたちの想像力次第でいくらでも遊びを展開することができますよ。固形石鹸は泡立てるのが少し難しいので、石鹸を洗剤やボディソープなどに変えたり、泡立て器ではなく泡立てネットなどを使ったりするとより簡単に泡を作れますよ。今回は室内で遊ぶ例をご紹介していますが、保育室内が汚れることが気になる場合は道具を外に持っていけば外遊びに応用することも可能です。外にある素材と組み合わせて、砂で作ったケーキに絞ったり、水の中に絞ったり、砂を入れてチョコチップにしたりとより幅広く楽しめそうですね。
難易度
★★★★☆対象年齢
4歳児/5歳児用意する材料・道具
- 固形石鹸
- おろし金
- ボウルまたは洗面器
- 泡立て器
- 水(お湯)
- スプーン(盛り付け用)
- コップ(盛り付け用)
- 絵の具(泡に色を付けたい場合)
- しぼり袋(なくてもOK)
- ハサミ(なくてもOK)
- タオル(汚れを拭く用)
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- 大変なことを最後までやり遂げることで、達成感を味わい自信をつける
- 泡の感触や性質に興味を持ち、楽しむ
- 混ぜ方や水の加え方によって変化する泡の様子に気づき、さまざまな方法を試したり工夫したりする
遊び方・作り方
①固形石鹸をおろし金で削って粉状にしてボウルに入れておきます。※削る工程を子どもたちと一緒に行っても良いですが、年齢によって危ないと感じる場合は保育者が行うようにしましょう②粉状になった固形石鹸に少量ずつ水を加えながら、泡立て器で泡立てます。泡立ち具合を見ながら、一度に水を加え過ぎないのがポイントです
③色のついた泡を作りたい場合は、泡立てるときに加える水を絵の具を溶かした色水に変えて行います
④ボウルいっぱいに泡立ったら、ホイップクリームの完成! 子どもたちの想像力に任せて遊びましょう
⑤色水を入れたコップをいくつか用意しておいて、そこに泡を乗せればカラフルなパフェができます
⑥絞り袋に泡を入れて先をハサミで切り、ケーキに見立てたスポンジやお皿に生クリームのように絞って盛り付けるとケーキ屋さんごっこもできますよ
★ 遊び方解説のイラストをダウンロードしてご利用いただけます! こちらのページで紹介したイラストを遊び方の説明などでご利用いただけるよう、ダウンロード素材をご用意しました。ダウンロードするためには「ほいくisメンバー」への登録(無料)が必要です。 |
ポイント・アレンジ例
この遊びのアイデアを下さった保育者の方の園では、かき混ぜる作業に時間が掛かって大変なので途中で諦めてしまったり、先生に頼ったりと子どもたちのさまざまな反応が見られたそうです。そして最後まで集中しやり遂げた姿を見たときには、とても成長を感じたとのことでした。子どもたちが最後までやりぬく力を育むことができる遊びですね。泡は石鹸でできていて、もちろん食べることはできないので、子どもたちが誤って口に運ばないよう、保育者の皆さんは注意して見守りましょう。また、おろし金で削った石鹸の粉を吸い込まないように注意しましょう。
編集部では、「泡を使って遊ぶのが楽しそう!」「感触遊びの一つとして楽しめそう」などの声が挙がりました。
募集期間:2021年7月8日(木)18:00~7月15日(木)17:59/募集方法:Instagramの投稿コメント、ストーリーズで実施/募集対象:Instagramユーザー/有効回答数:15
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