体内時計ゲーム(○秒当てゲーム)
「体内時計ゲーム」は、その名の通り体内時計の正確性を競って遊ぶゲームです。子どもたちが時間や時計に興味をもってきた頃に取り入れるといいでしょう。準備がほとんどいらないので、いつでもどこでもスキマ時間に楽しめますよ。遠足のバスレクなど、待ち時間があるときに遊ぶゲームとしてもおすすめです。
難易度
★★★★★対象年齢
5歳用意する物・道具
- ストップウォッチ
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- 遊びの中で自然と数や時間に親しむ
- 遊びを通してルールを理解し、ルールを守って遊ぶことの楽しさを知る
遊び方・ルール
①保育者は、ストップウォッチを用意し、「よーい、スタート!」と言ってストップウォッチでカウントを始めます。②子どもたちは、心の中で10秒(あらかじめ決めた秒数)を数えたら手を上げます。
③10秒経つと、タイマーの音がピピピッと鳴ります。
④スウトップウォッチで測った10秒と、手を上げたタイミングが一番近かった子が勝ちです!
ポイント
ゲーム中は、おしゃべりをしない
決められた秒数を測っている間は、集中して頭の中で考えることが必要です。子どもたちにはあらかじめ「ゲーム中はお口チャックしようね」などと伝えておきましょう。一度に遊ぶのは5名程度まで
保育者が審判をして一度に見切れるのは、5人ほどまでです。大人数で遊ぶ場合にはチームを作って代表者ごとにゲームに参加するようにしたりと、参加人数を工夫できるといいですね。ストップウォッチが無い場合は、時計を使う
ストップウォッチが無い場合でもこの遊びをすることは可能です。時計の秒針が1周するまでの時間を心の中で数えてみましょう。アレンジ例
秒数を変えながら楽しむ
何度かゲームを行って慣れてきたら、15秒、20秒のように数える秒数を変えて遊ぶのも楽しいですよ。秒数を伸ばせば伸ばすほど、ピッタリ数える難易度は上がっていくので、始めは短めに設定するといいですよ。得点制のゲームにする
時間があり何度も繰り返し遊べる際には、決めた秒数に一番近かった子から順に得点を与えていく形式で遊ぶのもおすすめです。得点を数えているうちに、自然と足し算や数を数える練習にもなりそうですね。※掲載イラストや記事内容の 無断転載・二次利用、配布・加工は禁止とさせていただきます。