誕生日カードの贈り方
誕生日カードの贈り方に決まりはなく、様式も園によって様々です。ここでは誕生日カードの贈り方やカードのアイデアを紹介します。一人ひとりにメッセージカードを贈る
まずは子どもたち一人ひとりにメッセージカードを贈る方法です。かわいくデコレーションしたカードに先生からのお祝いのコメントを入れてプレゼントすることで子どもたちも喜んでくれるでしょう。その子なりのエピソードを入れることで特別なメッセージカードに仕上がりますよ。子どもの写真や手形(足形)を貼ったカードを贈る
子どもの写真や手形を貼り付けた誕生日カードを作成しても良いでしょう。1年ごとに成長を感じられ、子どもだけでなく保護者も感慨深さを感じられます。成長をお祝いするメッセージも添えて、オリジナルの誕生日カードを作ってみましょう。
保護者からのメッセージも入れる
先生だけでなく、保護者からのメッセージを入れて誕生日カードを作る方法もおすすめです。前もって保護者にメッセージカードを記入してもらい、誕生日カードに貼り付けて渡すだけなので手間もかかりません。大好きな先生と保護者からお祝いの言葉をもらえるので子どもたちも嬉しいでしょう。
保育士からのメッセージを書くときのポイント
誕生日には子どもたちへ素敵なメッセージを贈りたいと考えている保育士さんも多いでしょう。ここでは誕生日メッセージを書くときのポイントを紹介します。ひらがなで書く
子どもたちが読みやすいようにメッセージは「ひらがな」で書くようにしましょう。丁寧に大きな字で書くことも大切です。単語や助詞ごとに少しスペースを空けるとさらに読みやすくなります。子どもが理解しやすい言葉を選ぶ
子どもへのメッセージを書くときは難しい言葉や表現は避けましょう。ありきたりな表現を避けたいがために馴染みのない言い回しを使うと、せっかくのメッセージが子どもに伝わりにくくなってしまいます。毎日一緒に過ごす中で子どもが理解できている言葉を使うことをおすすめします。イラストや色ペンでかわいく装飾する
メッセージを華やかにするために、イラストや絵文字を使って文章をかわいく装飾することもおすすめです。子どもが好きなキャラクターを描くときっと喜んでくれるはず。イラストが苦手な方は色ペンを使ってメッセージを書いたりシールでデコレーションしたりするのも良いかもしれません。メッセージに入れたい内容
誕生日カードにどんなメッセージを書けば良いかお悩みの保育士さんもいるでしょう。ここでは誕生日に贈るメッセージに入れたい内容を紹介します。できるようになったことや成長したところ
誕生日のメッセージには、一年前や数か月前と比べてできるようになったことや成長したところを盛り込みましょう。成長を感じられる内容を書くことで、子どもたち自身も「大きくなった喜び」を実感できます。好きな遊びや食べ物など具体的なエピソード
お気に入りの遊びや食べ物、会話の内容など印象的なエピソードを取り入れるのもおすすめです。誕生日カードは保護者の方も読むので園生活ならではのエピソードを取り入れて書けると良いですね。楽しかった思い出や一人ひとりの良いところなどポジティブな内容を組み込みましょう。頑張っていることを認める言葉
最近頑張って取り組んでいることや努力していることを認める言葉を入れるのも良いでしょう。毎日一緒に過ごしている先生だからこそわかる頑張りもあるはずです。大好きな先生に褒めてもらうことで、これからも新しいことに挑戦していく自信にも繋がりますよ。【保存版】年齢別のメッセージ文例
誕生日メッセージを書くポイントが分かっても、いざ自分が書くとなるとなかなか言葉が出てこない保育士さんもいるかもしれません。
そこで今回、ほいくisメンバーに、卒園メッセージの文例と書くときに気を付けていることについてアンケートを行いました。誕生日メッセージを考える参考になるよう、さまざまな回答の中から年齢別にピックアップしてご紹介します。
0歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- 〇〇ちゃんのかわいいえがおにいつもいやされているよ。ありがとう。だいすきだよ。おたんじょうび おめでとう 〇〇せんせいより
- はじめてのおたんじょうびおめでとう。1さいになりましたね。これからもにこにこえがおがかわいい○○ちゃんでいてね
- ニコニコ笑顔の○○ちゃんお友達と遊ぶ事が増えて来たね たくさん遊んで楽しく過ごしてね
- お誕生日おめでとういつもにこにこえがおでせんせいにタッチしてくる〇〇ちゃんがせんせいはだいすきです。これからもいっぱいたべて、いっぱいあそんで、たのしくすごそうね
- 0歳児は目に見える成長が沢山あるのでメッセージは入園してからの成長過程を踏まえた内容を入れる様にしています
- 全てひらがなで書くようにしています。大きくなった時、自分で読めるように。また、その子の一番素敵なところをメッセージに入れるようにしています。保護者の方に伝える意味も込めて
- できるようになったことや初めての保育園での誕生日会に参加したことへのお祝いメッセージを書く
1歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- おたんじょうび、おめでとう! たくさんおはなしをしてくれたり、たのしそうにおうたをうたっている○○ちゃん。かわいいえがおがだいすきです。これからもたくさんあそびましょうね!
- ○○ちゃん、2さいのおたんじょうびおめでとう。おそとがだいすきな○○ちゃん。いつもげんきいっぱいで、せんせいもとってもうれしいよ。これからもおそとでたくさんあそぼうね
- おたんじょうびおめでとう! いつもげんきにおうたをうたってくれる〇〇ちゃん、キラキラのえがおがとってもすてきだよ! 〇〇先生がだいすきでいつもいっしょだね。これからもいっしょにたくさんあそぼうね
- 今の子どもの姿が保護者の方に伝わるように、大きくなって子どもが見て「自分はこんな風だったのか」「こんなに大事に愛されてたのか」伝わるよう意識している。
- 1〜2歳にできた事(成長した所)や頑張ったことやその子の素敵(魅力的)な部分を書くようにしています。
2歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- だいすきな◯◯ちゃん! おたんじょうびおめでとう♡いつもにこにこでようちえんにきてくれる◯◯ちゃん♪ おしたくもひとりでできるようになったり、おトイレにもいけるようになってすっかりおねえさんになりましたね! これからもおともだちやせんせいとたくさんあそんでおおきくなってね
- 〇〇ちゃん、おたんじょうびおめでとう。3さいのおねえさんですね。いつもおおきなこえでごあいさつしてくれる○○ちゃんが、とってもかわいくてだいすきだよ。これからもげんきいっぱい○○えんであそぼうね
- いつもげんきいっぱいの◯◯くん。3さいのおたんじょうびおめでとう。にがてなやさいもたべられるようになってかっこいいね。これからもほいくえんでたのしくすごそうね
- 2歳児にもわかる言葉で短めに!を心がけています。
- 字が読めるようになったときに読んでその時を思い出せたり嬉しいように書きます。
- 分かりやすいイラストと優しい言葉選び
3歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- お誕生日おめでとう! おもちゃのおかたづけ、〇〇ちゃんがきづいてくれてかたづけてくれていたね。すてきなおねえさんになってるなぁ、ってうれしかったです。たくさんたのしいこと、いっしょにやろうね! だいすきだよ
- いつもニコニコ元気におはよう! の挨拶をしてくれる〇〇くん。「ありがとう」「ごめんなさい」の魔法のことばでお友達にも優しくできる素敵なお兄さんになりましたね! お誕生日おめでとう
- 〇〇くん(ちゃん)おたんじょうびおめでとう! ●●くみでいちばんのむしはかせな〇〇くん(ちゃん)、げんきでおおきくなってね!
- その子が何をして遊ぶのが好きなのかどんな遊びが好きなのかを書く。そしてこれからどんなお兄さんお姉さんになって欲しいか書くようにしてます。
- 今夢中で遊んでいること、4月から比べてできるようになったことを書いてます。あと、どんなお兄さんお姉さんになって欲しいかを書いていることもあります。
4歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- ○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう。5さいのおねえさんになりましたね。いつもたのしそうにおはなししてくれる○○ちゃんが、せんせいはだいすきです。これからもいっぱいおはなしきかせてね
- 5さいのおたんじょうび おめでとうからだをうごかすことが、だいすきな○○ちゃん、なわとびや、てつぼうもたのしいね! でも、うんていのひとつとばしは、てにまめができるくらい、なんどもれんしゅうをして、がんばっていたよね! チャレンジしたり、あきらめないきもちが、とてもかっこいいです
- お誕生日おめでとうございます。寒さに負けず、毎日外に出て、お友だちと鬼ごっこをしたり、雲梯や竹馬に挑戦している〇〇ちゃんは素敵ですね。これからも、いろいろな事にいっぱいチャレンジしてくださいね
- 読んだ時に園児と保護者の方が先生はちゃんと見ていてくれている、大切にされていると思えるようなメッセージを書くようにしています。また、ひとつお兄さんお姉さんになる事への喜び、自信がもてるような内容を心がけています。
- 年長さんに向けて希望が持てる文
5歳児へのお誕生日メッセージ
【文例】- 6さいの おたんじょうびおめでとう! せんせいや おともだちが こまっていると すぐにきづいて たすけてくれる やさしい◯◯ちゃん。そんな◯◯ちゃんが だいすきです。これからも やさしい◯◯ちゃんでいてね
- 〇〇ちゃん、おたんじょうびおめでとう! 6さいのおねえさんになりましたね。はじめはたくさんのこしていたきゅうしょくも、いまではぜんぶたべられるようになりました。これからも、がんばりやさんでげんきいっぱいの〇〇ちゃんでいてね。せんせいはずっとおうえんしているよ
- お誕生日おめでとうございます。小さいお友達のお世話をしてあげたりととても優しくて強い⚪︎⚪︎さんはとても素敵です。卒園までたくさん楽しい思い出をつくりましょうね
- 卒園に向けての思い出作り、小学校入学への期待を持たせる文章などを入れることが多いです
- 5歳児は自分でも読めるように、ひらがなで記入します。今頑張っていること、出来るようになった事など、後で見返しても成長の過程が分かり、嬉しくなるような事を書きます
子どもたちの思い出になる誕生日カードを贈ろう
誕生日カードの贈り方や誕生日メッセージを書くときのポイント、盛り込みたい内容、文例を紹介しました。子どもたちの大切な思い出になるよう、誕生日には素敵なメッセージをプレゼントしてお祝いしたいですね。ぜひ本記事を参考に素敵な誕生日メッセージを考えてみてください。調査期間:2023年12月1日~12月31日/調査方法:ほいくisサイト内でアンケートを実施/調査対象:ほいくisメンバー(会員)/有効回答数:1問目「【0歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」17件、2問目「【1歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」18件、3問目「【2歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」18件、、4問目「【3歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」19件、5問目「【4歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」51件、6問目「【5歳児】お誕生日カードに添えるメッセージの例文・書く時のコツを教えてください。」44件
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