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10月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例

10月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例
毎月の園でのイベントや、お話しのネタに使えるような「今日は何の日」を集めました。意外に知らない記念日がたくさんありますよ。保育の活動アイデアの一つとして、記念日のネタから取り入れてみてはいかがでしょうか。今回は、10月の「今日は何の日」です。

10月上旬(10/1~10/10)

まずは、1〜10日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

10月1日「コーヒーの日」

【由来】
一般社団法人 全日本コーヒー協会が1983年(昭和58年)に制定しました。日付の由来は国際コーヒー協会が定めた「コーヒー年度」の始まりの日であることだとされています。 コーヒーの普及を促進し、祝典を行う記念日であり、世界中でイベントが行われています。

10月2日「豆腐の日」

【由来】
日本を代表する伝統的な健康食品である豆腐製品の、製造・品質・流通に関する研究・開発・教育を促進する日本豆腐協会が1993年(平成5年)に制定しました。日付は「とう(10)ふ(2)」(豆腐)と読む語呂合わせからこの日になりました。

10月3日「アンパンマンの日」

【由来】
1988年(昭和63年)のこの日に放送を開始し、子どもたちに絶大な人気を誇る国民的キャラクター「アンパンマン」(原作・やなせたかし)の記念日として、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
【おすすめ活動例】「アンパンマンの手遊び」
保育園や幼稚園で定番! アンパンマンの手遊びです。最後に犬のチーズになって「わん!」と叫ぶところが子どもたちに人気。長く愛される手遊びなので、保育に取り入れていきたいですね。

10月4日「世界動物の日」

【由来】
1931年(昭和6年)にイタリアのフィレンツェで開かれた「国際動物保護会議」にて、環境保護家によって制定されました。動物愛護・動物保護のための世界的な記念日です。アッシジのフランチェスコは、神の前では人も動物も、あらゆる神の被造物は神を父とする兄弟姉妹であり、平等であると説きました。現在ではあらゆる宗教・信教・国籍の動物愛好者によって祝われています。

10月5日「教師の日」

【由来】
1966年(昭和41年)10月5日に国連の教育科学文化機関(ユネスコ)が「教師の地位向上に関する勧告」を調印して「世界教師デー」が生まれたことから、一般社団法人・日本記念日協会がこの日に認定・登録しました。 教師という仕事の魅力、現場の先生方の日々の実践、そのための努力について社会に伝えることを目的としています。

10月6日「国際協力の日」

【由来】
日本が初めて国際協力の援助国として、国際組織「コロンボ計画」(Colombo Plan)に加盟した日を記念し、外務省と独立行政法人・国際協力事業団(JICA)が1987年(昭和62年)に制定しました。各地で国際協力フェスティバルなどさまざまなイベントが実施されています。

10月7日「ミステリー記念日」

【由来】
1849年のこの日、ミステリー小説(推理小説)の先駆者であるアメリカの作家エドガー・アラン・ポーが亡くなったことに由来しています。

10月8日「足袋の日」

【由来】
「10月」は七五三・正月・成人式と和装で足袋をはく季節の前にあたり「8日」は「八」が末広がりで縁起が良いことから、日本足袋工業会が1988年(昭和63年)に制定。和装文化に欠かせない足袋の魅力を多くの人に知ってもらうことが目的です。

10月9日「マカロンの日」

【由来】
全日本マカロン協会が制定しました。日付はマカロンを立てて横から見ると「1」に見え、置いて上から見ると「0」に見えることから10月、マカロンの美味しさは人々を幸せな気持ちに包んでくれることから吉兆のシンボルの勾玉の形から9日になりました。また、この日は二十四節気の「寒露」の期間であり、読み方が「甘露」に通じることから甘いマカロンにふさわしい日ともされています。

10月10日「赤ちゃんの日」

【由来】
ベビー・マタニティ用品を製造・販売する株式会社赤ちゃん本舗が制定しました。日付は、およそ10か月間が妊娠期間であり、昔から「妊娠は十月十日(とつきとうか)」と言われてきたことが由来です。赤ちゃんとお母さん、お父さんの幸せを願って記念日とされました。

10月中旬(10/11~10/20)

次に、11〜20日の記念日をご紹介しましょう。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

10月11日「ウインクの日」

【由来】
「10」と「11」を倒して見ると、ウィンクをしているように見えることから制定されました。この日にウィンクすると想いが伝わるといわれています。

10月12日「ネット銀行の日」

【由来】
日本で初めてのインターネット専業銀行として開業したジャパンネット銀行(現・ PayPay銀行)が制定しました。ジャパンネット銀行が2000年10月12日に開業したことにちなんで、この日を「ネット銀行の日」として日本記念日協会に登録しました。 

10月13日「サツマイモの日」

【由来】
埼玉県川越市のサツマイモ愛好者の集まりである「川越いも友の会」が制定しました。10月はサツマイモの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里あったことからサツマイモが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことが由来となっています。
【おすすめ活動例】「やきいもグーチーパー」
秋に欠かせない手遊びの「やきいもグーチーパー」です。この手遊びは乳児クラスの子どもにも人気。まだ手遊びができない乳児でも、リズムに合わせて楽しく揺れる姿がかわいいですよ♪ 保育参加などでこの手遊びを取り入れるのも良さそう。

10月14日「鉄道の日」

【由来】
1872年(明治5年)に新橋駅~横浜駅を結んだ日本初の鉄道が開業しことにちなんで、1994年(平成6年)に制定されました。「鉄道の日」のシンボルキャラクターは「テッピー」と、そのガールフレンドの「テッピーナ」です。

10月15日「きのこの日」

【由来】
1995年(平成7年)に日本特用林産振興会が制定しました。10月はきのこの需要が高まる月で、その月の真ん中の15日が落ち着いて消費者にきのこのことをアピールしやすいと選ばれました。きのこに対する正しい知識を普及して、きのこの健康食品としての有用性を知ってもらうことが目的とされています。
【おすすめ活動例】「どこのこきのこのダンス」
どこのこきのこのダンスです。保育園のお遊戯会などでも人気の曲で、ダンスも簡単なのでどのクラスの保育にも取り入れやすいダンスですよ。テンポがゆっくりなので、乳児クラスの子でも踊りやすいようです。

10月16日「ボスの日」

【由来】
アメリカのパトリシア・ベイ・ハロスキー(Patricia Bays Haroski)が、会社を経営していた父のために1958年(昭和33年)10月に提唱したことが由来と言われています。経営者と部下の関係を円滑にする日とされています。

10月17日「沖縄そばの日」

【由来】
1978年(昭和53年)のこの日、公正取引協議会によって「沖縄そば」の名称が認定されたことに由来しています。1997年(平成9年)に沖縄生麺協同組合が制定しました。

10月18日「統計の日」

【由来】
1973年(昭和48年)の閣議了解によって制定されました。1870年(明治3年)に日本の生産統計の期限となった「府県物産表」に関する太政官布告が公布された明治3年(1870年)9月24日を太陽暦に換算した10月18日を「統計の日」としました。国民に統計の重要性を理解してもらい、統計調査に協力してもらうことが目的とされています。

10月19日「ほめ育の日」

【由来】
一般財団法人「ほめ育財団」が制定しました。日付は同財団の代表理事である原邦雄氏が「ほめ育」の活動をスタートした2007年(平成29年)10月19日からきています。「ほめ育」とは「ほめて育てる教育」のことであり、「ほめ育」を通して、世界中の国の人たちを輝かせることが目的とされています。

10月20日「リサイクルの日」

【由来】
1990年(平成2年)に日本リサイクルネットワーク会議と地域交流センターが制定。「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」と読む語呂合わせが由来。この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)を含む8省庁が10月を「リサイクル推進月間」としています。

10月下旬(10/21~10/31)

最後に、21〜31日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

10月21日「あかりの日」

【由来】
1981年(昭和56年)に日本電気協会・日本電球工業会が制定しました。1879年(明治12年)のこの日、アメリカの発明家トーマス・エジソンが約14時間点灯する白熱電球を開発しました。その後、白熱電球のフィラメントという部品に京都八幡産の真竹を使うことで1,200時間以上の点灯に成功。長時間の点灯に成功した白熱電球は製品化され世界中に輸出されました。人々の暮らしを一変させたあかりに感謝しましょう。
【おすすめ活動例】「牛乳パックで作るランタン」
牛乳パックを使って作るランタンです。障子紙などを折染めした紙を使うのがポイント!ライトを当てると淡く柔らかい光りが灯ってきれいです。あかりの日の製作にいかがでしょう。

10月22日「アニメの日」

【由来】
一般社団法人・日本動画協会「アニメNEXT100」が制定しました。日本最初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』(はくじゃでん)が1958年(昭和33年)のこの日に公開されたことに由来しています。日本初のアニメが公開されてから100周年となる2017年(平成29年)に、日本のアニメーションの魅力を世界に発信することを目的として登録されました。

10月23日「電信電話記念日」

【由来】
1950年(昭和25年)に当時の電気通信省が制定しました。1869年(明治2年)、横浜裁判所構内に電信機投所が設置され、東京・横浜間で講習電信線の架設工事が始まりました。当初は電気通信省の省名にあわせて「電気通信記念日」と称していましたが、電信電話の呼称がなじんだため、1956年(昭和31年)からは「電信電話記念日」となりました。
【おすすめ活動例】「たのしいスマートフォン」
本物のスマートフォンみたいに画面を指で動かせるスマートフォンをダンボールで作ってみましょう。子どもたちは「パパやママのスマートフォンみたい」と言いながら、夢中になって遊んでくれそうです。

10月24日「マーガリンの日」

【由来】
日本マーガリン工業会が制定しました。日付はマーガリンの生みの親であるフランス人のメージュ・ムーリエ・イポリットの誕生日からきています。植物性、動物性の油脂を原料としたマーガリンのソフトな風味や舌触りの良さ、美味しさをより多くの人に伝えることが目的とされています。

10月25日「世界パスタデー」

【由来】
1995年(平成7年)のこの日、「第1回世界パスタ会議」がローマで開催され、これを記念して1998年(平成10年)に制定されました。EUやイタリアのパスタ製造業者連合会などが合同でパスタの販売促進キャンペーンを実施しています。

10月26日「デニムの日」

【由来】
岡山県倉敷市児島の児島ジーンズストリート推進協議会が制定しました。「デ(ten=10)ニ(2)ム(6)」と読む語呂合わせが由来。世界中で親しまれている岡山のデニム製品の素晴らしさをより多くの人に知ってもらうことが目的とされています。

10月27日「テディべアズ・デー」

【由来】
テディベア(Teddy bear)の名前の由来となったアメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルト(1858~1919年)・愛称「テディ」の誕生日にちなんで日本テディベア協会が制定しました。1902年(明治35年)の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けましたが、獲物をしとめることができませんでした。そこで同行していたハンターが小熊を追い詰め、最後の一発を大統領に頼みましたが、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃ちませんでした。

このことが同行していた新聞記者のクリフォード・ベリーマンによって記事にされ、『ワシントン・ポスト』紙に挿絵入りで掲載されました。このエピソードにちなんで、翌年、ニューヨークの玩具メーカーが熊のぬいぐるみを作り、「テディ」と名付けて発売しました。同じ頃、ドイツのシュタイフ社の熊のぬいぐるみが大量にアメリカに輸入され、これがきっかけで「テディベア」の名前が広まりました。

10月28日「おだしの日」

【由来】
飲食チェーンを展開する株式会社太鼓亭が制定しました。「おだし」素材の代表格である「かつお節」の「燻乾(ばいかん)カビ付け製法」を考案した江戸時代の紀州印南浦(現:和歌山県印南町)の漁民・角屋甚太郎氏の命日が由来となっています。おいしく健康的な「おだし」の魅力を広めることが目的です。

10月29日「てぶくろの日」

【由来】
総合手袋メーカーの株式会社東和コーポレーションが制定しました。「て(10)ぶ(2)く(9)ろ」(手袋)と読む語呂合わせと、素手で行う作業がつらくなり、手袋をし始める時期に入ることからきています。手を守る作業用手袋に興味を持ってもらうことが目的とされています。
【おすすめ活動例】「どっちがたべた?」手袋シアター
手袋の日には、子どもたちが好きな手袋シアターをしてみてはいかがでしょうか。 『どっちがたべた?』の手袋シアターは、簡単な劇ごっこで、手袋の製作も比較的簡単にできます。普段の導入にもぴったりなので、保育の引き出しのひとつにするのも良いですね。

10月30日「たまごかけごはんの日」

【由来】
2005年(平成17年)のこの日、「第1回たまごかけごはんシンポジウム」開催されたのにちなんで制定されました。たまごの品質が良く、新米の時期でもあります。定番の卵かけご飯を楽しみましょう。

10月31日「ハロウィン」

【由来】
ハロウィンは、古代ヨーロッパのケルト民族を起源とする祭りです。ケルト民族にとってこの日は1年の終わりに当たり、秋の収穫を祝う風習があります。また、1年の最後の日に死者の霊が返ってくるとされており死者の霊と一緒についてくる悪霊を追い出す宗教的な祭りも行われてきました。悪霊が悪さをしないようにお化けの仮装をしたことや、死者が天国へ行けるように「ソウルケーキ」を用意する風習が、現在の「ハロウィンの仮装」や「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子をもらう文化につながっています。

【おすすめ活動例】「かぼちゃのチャチャチャ(おもちゃのチャチャチャ替え歌)」
「おもちゃのチャチャチャ」をハロウィンバージョンの替え歌にしています。なじみがある曲の替え歌なので、子どもたちも楽しく歌ってくれそうですね。

>>10月の「今日は何の日」



「今日は何の日」ネタで活動の幅を広げよう!

今回は、10月の「今日は何の日」をご紹介しました。普段の保育活動に10月の記念日ネタを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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木村 光(きむら ひかる)

この記事を書いた人

木村 光(きむら ひかる)

男女4人のママで保育士ライター。
都内の保育園や障がい児支援施設での勤務経験あり。
子育てのしやすさを求め、東京から湘南へ家族で移住。
移住後、保育士の知識を活かしながらライター活動をスタートさせる。
子育てをするママ側と保育士側との両方の視点を持ちながら、お悩みを解決する記事を執筆中。

<Twitter>
https://twitter.com/hikaru___kimura

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