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10月の「おたより・クラスだより・園だより」書き出し文例26選

10月のおたより
担任を持っている先生にとって「おたより」「クラスだより」の作成は悩みの種の一つ。園長先生だったら「園だより」ですよね。特に書き出しの部分は全体の印象にも関わってくるので、気を遣います。10月は本格的な秋シーズン。ハロウィンなどの行事や季節感の出る風景を上手く取り込んでみましょう。

季節感のある定番の文例

  • 動きやすい気候になったためか、子どもたちがこれまで以上に活発に運動していると感じています。気持ちよく、元気に活動できる環境を整えてあげたいと考えています。
  • 「オナモミ」「ヌスビトハギ」って何だか分かりますか? 実はこれ、“くっつき虫”とか“ひっつき虫”と呼ばれる植物の実で、最近、子どもたちがお散歩から帰ってくるとよくくっつけてくるんです。トゲトゲなのがオナモミ、小さなえんどう豆みたいなのがヌスビトハギ。子どもたちも興味を持ったようで、何か活動につなげられるかもしれません。
  • 今月末はハロウィンです。園でも子どもたちと一緒に飾り付けや製作活動をするなど、雰囲気を盛り上げていきたいと思います。
  • 10月は旧暦で「神無月(かんなづき)」とも呼ばれます。八百万(やおよろず)の神々が、10月になると出雲大社に出かけてしまうと言われたことから、神様がいない月とされたことが由来のようです。反対に、神々がやってくる出雲の国(島根県)では「神在月(かみありつき)」と呼ぶそうです。面白いお話なので、子どもたちにも、由来について伝えていきたいと思います。
  • この10月で、今年度の折り返しを迎えます。より多くの思い出を子どもたちと一緒に作れるよう、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。
  • 季節は巡って「実りの秋」を迎えました。春、夏を経て、子どもたちも一回り大きく成長したように見える今日この頃です。
  • 「読書の秋」「実りの秋」「芸術の秋」「食欲の秋」など、さまざまな「〇〇の秋」という表現があります。子どもたちにとっては何の秋でしょうか? クラスの皆に聞いてみたいと思います。
  • 涼しい風も心地よく、過ごしやすい季節となりました。日によっては肌寒いこともありますので、子どもたちの体調管理には気を付けていきたいと思います。
  • だんだん日が暮れる時間が早くなってきました。その一方で子どもたちはお日様が傾いても元気いっぱい。夕暮れの園庭に響き渡る子どもたちの声が微笑ましく思えます。
  • キリギリスやコオロギ、スズムシなど、秋の虫たちが奏でる個性的な音色には子どもたちも興味津々のようです。自然観察を通して気付きを促していければと思います。
  • ドングリやしいの実、クリの実など、さまざまな種類の木の実が見られる季節になりました。子どもたちと一緒に「なかまわけ」の活動をして、いろいろな木の実があることを知ってほしいと考えています。
  • 動きやすい季節になり、活発に運動している子は汗をかいています。活動後に身体が冷えてしまわないよう、着替えをするなど、体調管理には気を付けていきたいと思います。

情景が目に浮かぶ文例

  • 子どもたちによる「ドングリ拾ったよ」報告が増えてきました。小さな手に握りしめられたドングリ、ポケットいっぱいに詰め込まれたドングリ。子どもたちの良い遊び相手ですね。園でも木の実を使った遊びや製作などをしていきたいと考えています。
  • 園庭で目を楽しませてくれた朝顔の花々も終わりを迎えつつあります。今月の後半から種の収穫ができるので、子どもたちの活動として取り組みたいと考えています。
  • 足元から、たくさんの落ち葉が重なったフカフカの地面の厚みを感じます。子どもたちも、この天然のクッションを感じているかもしれません。季節の変化について気付きを促していきたいと思います。
  • 木々の色付きが秋らしくなってきました。「朽葉色(くちばいろ)」という伝統的な色名があるそうで、昔の人々はこの時期の微妙な色の変化を表現していたようです。子どもたちにも、環境の中で変化していく色について感じてもらえる活動ができたらと考えています。
  • 爽やかな秋風に乗って、真っ赤に色付いたアキアカネ(赤トンボ)が見られるようになりました。子どもたちが目を輝かせて追いかけている姿が何とも可愛らしい今日この頃です。
  • 田んぼが一面、稲穂の黄金色に染まっています。まさに「実りの秋」を感じさせる風景を子どもたちとも共有していきたいと思います。
  • コスモス(秋桜)が見ごろを迎える季節になりました。お散歩でピンクの花を見かけたら、子どもたちに「あきのさくら」と書くことについてお話してみたいと思います。
  • 今月は、子どもたちが待ちに待った芋掘り活動を予定しています。食育の一環として、自然体験活動として、子どもたちにとっても貴重な体験となります。私たちも一緒に「収穫の秋」を楽しみたいと思います。
  • 外で元気に遊ぶ子、室内で静かに絵本を読んでいる子、お絵描きに夢中になっている子。さまざまな姿を見ていると、思わず「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」…などと考えてしまいます。子どもたちにとって充実した秋になるよう、環境を準備してあげたいと思います。
  • 園庭の花壇にパンジーとビオラが色とりどりの花を咲かせています。「寒くても頑張って咲いているお花だよ」と教えたら、子どもたちも興味津々。これをきっかけに、植物に興味を持ってもらえればいいなと思います。
  • ミノムシが園庭にある木の葉っぱの裏にぶら下がっているのを、子どもたちが見付けてきました。初めて見る姿を、不思議そうに見ながら話し合っている姿が微笑ましかったです。

新型コロナウイルスに対応した文例

2022年も引き続き、社会情勢としても新型コロナウイルスの影響が大きく、保育園や幼稚園から保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。
  • 新年度からの園生活もちょうど折り返しを迎え、子どもたち同士の関わりもかなり増えました。新型コロナウイルス対策、これからの季節に流行する感染症へのご協力をお願いする中ではありますが、引き続き子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
  • 気温も湿度も落ち着き、過ごしやすい季節になりました。一方で、インフルエンザを始めとする感染症には特に気を付けなければいけない季節でもあります。新型コロナウイルス対策と合わせて、引き続き子どもたちの健康管理・安全対策に取り組んでまいりたいと思います。
  • 本年はコロナ対策をした上でのハロウィンの行事を各クラスで予定しています。子どもたちも、仮装の製作や保育室の飾り付けを手伝うなど、楽しみながら準備に取り組む姿が見られます。制限がある中の開催となりますが、引き続き保護者の皆様にもご理解・ご協力をお願いいたします。

自分のパターンを見つけよう

いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのパターンを身に付けることを意識しましょう。普段から、その季節の風物詩や、子どもたちの様子を観察しておくことも良いですね。いろいろ工夫してみてくださいね。

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