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保育士が実践している寝かしつけのコツとは?【アンケート調査】

寝かしつけをする保育士
保育園で設けられているお昼寝の時間。子どもが安心して入眠できるよう、寝かしつけを行っている保育士さんがほとんどだと思います。毎日の経験の中から、自分なりの寝かしつけ方を見出している方も多いのではないでしょうか。今回は、公式Instagramでのアンケート調査で分かった「寝かしつけのコツ」についてご紹介します。
【調査結果の転載について】
本調査結果については、以下の2点に対応いただければ転載することが可能です。
1. 出典元として「ほいくis」を明記
2. Webサイトに掲載する場合は下記のリンクを設置
URL:https://hoiku-is.jp/
※リンク設置ができない場合は、個別に問い合わせフォームからご相談ください。

寝かしつけとは

寝かしつけとは、子どもが寝るための支援のことを言います。保育園では、お昼寝(午睡)を必要とする子どもが適切なタイミングで入眠できるよう、状況に応じて保育士が寝かしつけを行っています。

まずは、保育園におけるお昼寝や寝かしつけについて見てみましょう。

お昼寝の目的

「SLEEP」と書かれた積み木と時計のイメージ
お昼寝の目的は、夜だけでは足りていない睡眠時間を補うことです。脳や身体が著しく発達する乳幼児期では、年齢により異なりますが、1日あたり10〜14時間の睡眠時間が必要となります。

出典:未就学児の睡眠指針/愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター >>詳細はこちら

夜にぐっすり眠れるようになる1歳以降は、生活リズムを整えることも大切です。そのため、保育園ではお昼寝の時間を設け、規則正しい生活リズムの中で休息がとれるよう配慮しています。

お昼寝のリズム

眠そうに眼をこする女の子
0歳児は個々の生活リズムによってお昼寝の時間が異なります。月齢の低い子や入園間もない子は、短い時間で細切れに眠る場合が多いです。

徐々に午前と午後の1回ずつ眠るようになり、1歳〜1歳半くらいになると、午後1回のお昼寝で1日元気に過ごせるリズムが身に付いてきます。昼食後〜15時前後をお昼寝の時間として設定している園が多いですね。

4〜5歳になると、お昼寝をしない子も出てきます。夜に十分睡眠がとれている場合は、お昼寝をしなくても問題ありません。

寝かしつけの方法

赤ちゃんを抱っこして寝かしつける保育士
0歳児では抱っこやおんぶで寝かしつけることが多いでしょう。1〜3歳くらいになると布団で寝かしつけを行い、4〜5歳になると自分で入眠できる子が増えてきます。

寝つきは子どもによって異なり、1人ですぐに眠りにつく子もいれば、保育士による寝かしつけが必要な子もいます。年齢に関わらず、子ども一人ひとりに合わせた対応が求められています。

寝かしつけの困り具合

ここからは、アンケートの結果を見ていきましょう。

まずは普段の寝かしつけについて感じていることをお聞きしました。

寝かしつけで困ったことはある?

寝かしつけが上手くいかなかった経験を聞いたアンケート調査の結果グラフ
質問1:寝かしつけが上手くいかずに困ったことはありますか?
ある 87.3%(652件)
ない 12.7%(95件)
子どもの寝かしつけに困った経験があるかお聞きしたところ、9割弱(87.3%)の方が「ある」という回答でした。

「なかなか寝てくれない」「どうしたら寝てくれるんだろう」と感じたことがある保育士
さんは多いようですね。

寝かしつけのコツはある?

寝かしつけのコツの有無を聞いたアンケート調査結果のグラフ
質問2:自分なりの寝かしつけのコツをお持ちですか?
ある 78.5%(599件)
ない 21.5%(164件)
寝かしつけのコツを持っているかお聞きしたところ、78.5%の方が「ある」という回答でした。

日々の経験の中から、「こうしたらスンナリ寝てくれる」といったコツを自分なりに掴んでいる保育士さんは多いようです。

寝かしつけのコツ

ここからは、保育士さんが持っている寝かしつけのコツについて、フリーアンサーでお聞きしました。方法別にご紹介します。

質問3:質問2で「ある」と答えた方にお聞きします。それはどんなコツですか?

※原則として回答コメントは原文そのまま

トントン・リズムで

抱っこと背中トントンで寝かしつけをする保育士
  1. 横向きの子はお尻を片肘で包んで背中トントン、仰向けの子は頭撫でながら心臓のあたりをトントン
  2. 多く成功するのは、触れるか触れないかくらいのタッチで小刻みにやさーしうトントンする
  3. 横揺れ3連符リズムいいですよおすすめです
  4. トントンする時にリズムを変えてみたり自分も寝てるフリして眠気を誘う
  5. トントンするより圧をかけるように背中をゆっくりと抑えるとトントンより寝つきが断然早いです!
  6. 早く寝ろーと思わず今日も一日お疲れ様の気持ちでトントンする
  7. 心を無にする。乳児はゆっくりではなくテンポ良くトントンする
  8. 眉間の辺りを優しく指でトントン
  9. 背中の上の端の方をちょいと強めにトントン
  10. 高速とんとん
  11. 子どもによってトントンのテンポ変える 撫でるようにor普通にトントン 違うとこ見るor顔見る みたいに変える!
  12. あまり大きくトントンせずずっと手が触れている状態で指先だけで静かにトントン
  13. 初めは心拍数と同じ速さでトントンして、少しずつペースを落としていく
  14. 腰の辺りを優しくなでるようにトントン◯
寝かしつけの定番「トントン」。一定のリズムで「トントン」と体に触れることで、安心して入眠できる子どもも多いですね。

トントンする部位やリズムは、保育士さんによってさまざまなバリエーションがあることがわかりました。

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