フリー保育士になったことはある?
担任を持たない「フリー保育士」。その日の状況や時間帯によって人手が足りていないクラスに入りながら、園全体をサポートしていく大切な役割があります。全体の様子を把握できるベテラン保育士さんが配置されたり、まずは園のことを知ってほしいという考えから新人保育士さんが配置されたりと、園の方針により位置付けはさまざまです。まずは、ほいくisの公式Instagramアカウントで実施したアンケート調査で、現役保育士の皆さんにフリー保育士の経験があるかどうかを聞いてみました。

ある | 1,846件(42.6%) |
ない | 2,483件(57.4%) |
フリー保育士の魅力は?
続いて、実際にフリー保育士になったことがある方に、その魅力を自由回答で聞いてみました。さまざまな年齢の子どもたちと関われる

- 「たくさんの子どもと関われたり、名前を覚えてもらえる」
- 「いろいろなクラスの子どもたちとの関わりができ、保育の引き出しを作れる」
- 「どのクラスも満遍なく見られる」
保育を学べる
- 「いろんな保育の仕方が身について、担任に戻ったときの参考になった」
- 「いろんな先生を客観的に見ることができる」
- 「オールマイティにできるという自信がつきました!今は固定で働いていますがフリーの経験が本当に活かされています」
- 「1年目でフリーになりました。園の流れ、行事、先生と子どもの関わり方をたくさん学べて魅力的です」
視野を広げられる
- 「周りが見えるようになっていい経験でした!」
- 「違う視点で物事を考えられる」
- 「先回りして考えるくせがつく」
- 「園全体を見ることができる」
書類や事務作業が少ない

- 「個別指導案や月案など書類仕事に追われない」
- 「圧倒的な書類仕事の少なさです。妊婦のときに助かりました」
その他にも…
- 「クラス同士をつなげる役目になれる」
- 「1年目でフリーとして配属され、すぐに園児や保護者の顔を覚えることができた」
- 「子どもだけでなく職員間の悩みや問題点も見えやすい」
- 「各クラスの大変なときに手伝いに入るので、縁の下の力持ちとして役立てる」
フリー保育士になったら

園全体のことを把握しておく
フリー保育士は、0歳から5歳までどのクラスにも入る可能性があります。そのため、特に新人保育士さんは少し大変かもしれませんが、各クラスの動きや子どもの名前、特徴などを把握しておきましょう。アレルギーなど注意しなければいけないことがある場合も、担任の先生と連携を取ってしっかりと対応できるようにしましょう。自主的に動く姿勢を持つ
フリー保育士は、基本的に担任の先生のサポートに回ることも多いです。そのため、周りの状況を見て自主的に行動できる力も大切になります。「今どう行動したらクラスが円滑に回るのか」「先にやっておくと良いことはあるか」など、慣れてきたら先回りして動けるとより良いですね。フリー保育士はプラスの経験に!
フリー保育士は、大変なポジションではありますが、責任感のある方が任されることも多い重要な役割です。もしフリー保育士に配置された場合は、成長のチャンスだと思ってぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。調査期間:2022年3月29日(1日)/調査方法:Instagramでアンケートを実施/調査対象:Instagramユーザー/有効回答数:1問目「Q、フリー保育士になったことはある?」4,329件、2問目「Q、フリー保育士の魅力はどんなところ?!」417件。(フリー記述)
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