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保育者が選ぶ『2023年の保育重大ニュース』ランキングを発表!

「2023NEWS」と書かれたカードを持った手と万年筆
2023年は保育に関するニュースを目にすることが多い一年でした。保育の現場で働いている方にとって一番大きなニュースは何だったのでしょうか。今回は、保育者モニターへのアンケート調査の結果をもとに「2023年の保育重大ニュース」をご紹介します。
【調査結果の転載について】
本調査結果については、以下の2点に対応いただければ転載することが可能です。
1. 出典元として「ほいくis」を明記
2. Webサイトに掲載する場合は下記のリンクを設置
URL:https://hoiku-is.jp/
※リンク設置ができない場合は、個別に問い合わせフォームからご相談ください。

モニターのプロフィール

最初に、アンケート調査に回答していただいたモニターのお立場と経験年数について確認しておきましょう。

どんな立場で働いている?

●質問1:ご自身が該当するお立場を回答ください(複数選択可)
保育士・幼稚園教諭(有資格・現職) 46件(92.0%)
保育士・幼稚園教諭(有資格・非現職) 1件(2.0%)
小学校教諭・学童保育職員・放課後等デイサービス職員 2件(4.0%)
看護師・調理師・栄養士 2件(4.0%)
その他 2件(4.0%)
今回のアンケート調査では、50名の方に回答していただきました。回答者の多くは現職の保育士・幼稚園教諭で、全体の92.0%となっています。その他に、現職ではないが資格を保有している方、他職種の方からも回答が寄せられました。

これまでの経験年数は?

アンケート回答者の保育経験年数の結果グラフ
●質問2:これまでのお仕事の経験年数を回答ください
1年未満 0件(0.0%)
1年以上~3年未満 3件(6.0%)
3年以上~5年未満 0件(0.0%)
5年以上~10年未満 11件(22.0%)
10年以上~ 36件(72.0%)
アンケートに回答いただいた方の経験年数は、10年以上の方が約7割。経験年数の長い中堅職員の方に多く答えていただきました。残りの約3割は経験年数10年未満の方に回答をいただいています。

保育者が選んだ2023年保育ニュース

積み木で作った表彰台のイメージ
それでは、保育者が選んだ2023年の保育ニュースのランキングをご紹介していきましょう。

●質問3:2023年にあった保育に関係するニュースのうち、最も印象に残ったものを3つ選択してください(複数選択可)
1位 各地で不適切保育の発覚が相次ぐ 42件(84.0%)
2位 保育施設での子どもの事故報告件数が過去最多 23件(46.0%)
3位 送迎バスの置き去り防止安全装置の設置義務化 22件(44.0%)
3位 「こども誰でも通園制度」創設へ 22件(44.0%)
5位 「こども家庭庁」が発足 15件(30.0%)
6位 子どもの権利を保障する法律となる「こども基本法」が施行 10件(20.0%)
7位 マスク着用義務が緩和され個人の判断に 7件(14.0%)
8位 保育ICTサービスへの生成AI導入が進む 6件(12.0%)
9位 2022年の年間出生数が初の80万人割れ 5件(10.0%)
10位 性犯罪歴の照会制度「日本版DBS」が法案化へ 2件(4.0%)
2023年で印象に残ったニュースとして1番多く選ばれたのは、ダントツで「各地で不適切保育の発覚が相次ぐ(84.0%)」でした。次に関心が高かったのは「保育施設での子どもの事故報告件数が過去最多(46.0%)」。それと同じくらいの割合で「送迎バスの置き去り防止安全装置の設置義務化(44.0%)」と「『こども誰でも通園制度』創設へ(44.0%)」の2つのニュースに関心が集まりました。

【1位】各地で不適切保育の発覚が相次ぐ

続いて、これらのニュースが気になった理由についてお聞きしました。順位別にご紹介していきます。

●質問4:質問3で選択したニュースのうち、最も気になったものについて、選んだ理由を教えてください

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佐野きこ(さの きこ)

この記事を書いた人

佐野きこ(さの きこ)

現役保育士。
現在は子どもだけでなく、保育士や保護者など、子どもに関わる人をサポートする仕事がメイン。子どもも保護者も保育士も、みんなが笑顔になれる保育を目指している。
座右の銘は「保育士は、保育のプロである」
保育の専門家として、わかりやすく保育を語れるよう奮闘中。
家庭では、2人の息子のお母さん。

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