①スイカのちぎり紙遊び
おすすめ年齢
0歳児/1歳児/2歳児/3歳児/4歳児/5歳児ねらい
・ちぎる、貼る、切るなど年齢に応じてできることを設定し、夏の製作を楽しめるようにする。・スイカ製作を通して季節を感じ、食育にもつながるように働きかける。
用意するもの
- 画用紙
- ハサミ
- 鉛筆
- コンパスorままごとの皿
- 折り紙
- のりorテープのり
作り方のポイント
年齢によってどこまで自分で取り組むかの設定が大切です。- 0歳児、1歳児〜2歳児:ちぎった折り紙をスイカにのり付け
- 3歳児:台紙にスイカをのり付けするところから行う
- 4歳児、〜5歳児:スイカを切るところから行う
②アイスクリーム
おすすめ年齢
2歳児/3歳児/4歳児/5歳児ねらい
- 自分だけの美味しいアイス作りを楽しみ、指先を使うことを経験する。
- 製作したアイスでアイス屋さんやままごとなど、ごっこ遊びを楽しむ。
用意するもの
- 折り紙
- ペン
作り方のポイント
難しい折り方をしなくてもアイスクリームを作れるので、2歳児や年少など幅広いクラスで楽しむことができます。年中や年長ならば1人で複数作ることもできるので、ごっこ遊びに繋げるとさらに楽しい活動になります。7月は毎日暑いので、室内遊びが充実するように手作りおもちゃとして製作するのもおすすめです。
③あさがお
おすすめ年齢
3歳児/4歳児/5歳児ねらい
- 製作を通して季節の花に興味を持つ。
- 作ったあさがおの使い道を子どもたちと一緒に考えることで、想像力や発想力を養う。
用意するもの
- 折り紙
作り方のポイント
4歳児〜5歳児では「7.5㎝」の折り紙でOKですが、3歳児クラスではひとまわり大きい折り紙を使用すると製作がスムーズに進みやすいです。あさがお作りはそこまで難しい箇所はありませんが、根気よく折り続ける必要があります。折り方の見本を見せるときに「最後にあさがおが裏返しになるから驚くよ」などと話しておくと、子どもたちはそれを楽しみに「最後までがんばろう」という意欲が湧きやすくなります。
④七夕の貝飾り
おすすめ年齢
3歳児/4歳児/5歳児ねらい
- 七夕飾りを作ることで七夕の雰囲気を味わう。
- 貝飾りが壊れないようにそっと触れる経験を通して、力の加減を知る。
用意するもの
- 折り紙
- ハサミ
- のり
- デコレーション用シールや折り紙
- 吊るし用の紐
- セロテープ
作り方のポイント
ハサミで折り紙をどこまで切るか目印をつけると、3歳児〜4歳児はやりやすくなります。折り目をつけたり線を引くなどの工夫をすると良いでしょう。のり付けして貝の形になった後で強く握ると壊れてしまうので、「大事な七夕の飾りだから、そーっとつかむときれいな貝になるよ」などと事前に子どもたちに伝えておくとスムーズです。
⑤星
おすすめ年齢
4歳児/5歳児ねらい
- 保育士のお手本を見て学び、多少複雑な工程も最後まで行う。
- 指先を使った細かな操作を経験する。
用意するもの
・折り紙作り方のポイント
折るのが難しい部分は鉛筆で印をつけるなど、子どもが視覚的にわかりやすい工夫をしましょう。星の形になるようにバランスをとって折る際に見本があるとイメージしやすいので、完成品を子どもたちが見える場所に置いておくことをおすすめします。
⑥うちわ
おすすめ年齢
4歳児/5歳児ねらい
- 指先の操作やぎゅっと力を入れて折る経験を十分に行う。
- 夏の風物詩であるうちわを作って季節を感じる。
用意するもの
- 折り紙
- 割り箸
- のり
- セロテープ
- 輪ゴム
作り方のポイント
蛇腹折りをきれいに折れるかがポイントなので、指先にしっかり力をいれて折るように伝えることが大切です。「指でアイロンをかけるよ」などと子どもにとってわかりやすい伝え方がおすすめです。⑦星のリース
おすすめ年齢
4歳児/5歳児ねらい
- 友だちと一緒に1つのものを作る楽しさや、組み合わせるおもしろさを味わう。
- 七夕飾りを作ることで季節の行事を楽しむ。
用意するもの
- 折り紙
- のり
- 定規
作り方のポイント
- のり付けする箇所に線を引くなどして目で見えるようにすると、きれいな形のリースを作りやすくなります。
折り紙遊びで7月の季節をたっぷり楽しもう
7月の季節を味わえる折り紙遊びを7つご紹介しました。製作を楽しんだ後は保護者が通る場所の壁面に飾るなどして、クラスだけでなく保育園全体で季節感を感じられるとさらに盛り上がります。たくさんの人に見られて子どもたちも誇らしい気持ちになるので、ぜひ試してみてください。【関連記事】