乳児クラスから楽しめる障害物競走のアイデア7選
0歳児や1歳児では保護者と一緒に運動会に参加することが多いです。親子で参加する競技や乳児の障害物競走でできるアイデアをご紹介します。①階段ジャンプ
階段を上って飛び下りる運動遊びで、運動に段階をつければ0歳児クラスから5歳児クラスまで楽しむことができます。
年齢別の競技例
- 0歳児、1歳児:保護者に手を繋いでもらいながらジャンプ
- 2歳児、3歳児:自分で両足ジャンプ
- 4歳児、5歳児:フープの中を目指して両足ジャンプ
②新聞紙パンチ
手を前に突き出して新聞紙に飛び込んで、ビリっと新聞紙を破ります。見栄えもするので乳児から幼児クラスまで楽しめます。
新聞紙の真ん中に切れ目を入れておくと、小さな子どものパンチでも破りやすくなりますよ。
③トンネルくぐり
0歳児クラスならば動画のような短いトンネルが向いています。2歳児以上ならば長いトンネルにして、よつ這いで進む姿を見せるのもおもしろいです。
④ころころキャッチ
転がったものをキャッチする遊びで、0歳児から1歳児クラスに向いています。ボールなどを追いかけたりしゃがんで拾ったりする姿を見せることができます。
⑤引き箱
0歳児から1歳児クラスの運動会では親子一緒に障害物競走に参加することが多いので、この引き箱はもってこいです。
保育園でも日頃からクラスで楽しんでいることが多いので、子どもたちも安心の競技。障害物競走の最後には箱に乗って笑顔でゴールもおすすめです。
⑥ぴょんぴょんフープ
1歳児クラスではフープの上を歩いたり、ぴょんぴょんジャンプして進むこともできます。動画では厚みのあるフープを使っていますが、ケンステップという平たいフープを選ぶと転倒防止になり、より安全に遊ぶことができます。
⑦障害物またぎ
2歳児クラスでは高さのある障害物をまたぐのも、おもしろい競技になります。子どもの発達に合わせて障害物の高さを設定すると良いでしょう。
幼児クラスで楽しめる障害物競走のアイデア11選
3歳児・4歳児・5歳児クラスになると身体の使い方も上手くなり、ダイナミックな運動をすることができます。身体をたくさん使った障害物競走のアイデアをご紹介します。①ミニハードル
牛乳パックで作った障害物を両足でジャンプする、3歳児クラスから楽しめる遊びです。遊びの応用がしやすく、
- 障害物の高さや幅を広くする
- 障害物同士の間隔を狭くして連続ジャンプする
- ケンケンで障害物を飛ぶ
②鉄棒
障害物競走の中に鉄棒を置いて、そこで技を披露して次に進むのも盛り上がります。
- ぶら下がり
- ぶたの丸焼き
- こうもり
- 前まわり
- 逆上がり
③縄跳びくぐり
張り巡らされた縄に身体が当たらないように、縄の下をくぐります。這ったりしゃがんだりしてくぐるだけでなく、時にはジャンプする高さに縄を張るのもおもしろいです。
まるで忍者のような身のこなしを保護者に見せることができます。
④なみなみケンケン
なみなみした線を白線で書き、その上から落ちないようにケンケンで進む遊びです。片足で全体重を支えてくねくねした道を進むので、見た目以上に身体をコントロールするのが難しい運動。4歳児クラス以上に向いています。
⑤つなわたり
つなやロープを橋に見立てて、落ちないようにバランスをとって進みます。この遊びは発展性が高く、
- ロープの上を走り抜ける
- カニ歩き
- ケンケン
- 後ろ歩き
⑥網(ネット)くぐり
保育園の障害物競走ではおなじみの競技。網をかいくぐりながらしゃがんで進むという2つの動きが組み合わさっているので、3歳児クラスなどは網にひっかかってしまうことも…。
難しそうならば網をしゃがんだ子どもの頭の高さにすると、スムーズに進むことができます。
⑦ハシゴわたり
巧技台に渡したハシゴをよつ這いで進む運動遊びです。下が見えるのでちょっとドキドキする子もいるかもしれません。よつ這いだけでなく、立って歩くのもおもしろいですね!
⑧ボール運び
友だちと一緒に段ボールなどにボールを乗せて、落とさないように進みます。子どもたちの発達に合わせてボールを運ぶ距離を長くすると、さらに盛り上がる競技です。
⑨ボール挟みジャンプ
ボールを足の間に挟んで、落とさないようにジャンプして進みます。ボールをカゴに入れたら次の競技に進める楽しい遊びです。
⑩キャタピラレース
ダンボールで作ったキャタピラの中に入って、はいはいなどをして前に進みます。動画のようにリレー形式で競うこともできます。
グループ毎にキャタピラを作って「◯◯号」などと名前を付けるのも、障害物競走が盛り上がるコツです。
⑪フープまわし
落ちているフープをお腹でまわしたら次に進める競技。年齢に応じて「5回から10回まわしたら進める」などのルールにしてもおもしろいですね。
子どもたちと一緒に障害物競走を楽しもう
障害物競走のアイデアをまとめましたが、何より大切なのは「クラスの子どもたちが無理なく楽しめること」です。運動会でやりたいことを日頃の保育の中で子どもたちと楽しみ、子どもたちが自信を持って本番を迎えられるようにしたいですね。【関連記事】