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癒しの絵本カフェで大人気!「ブックハウスカフェ」売れ筋絵本5選【もいもい】

絵本が読めるカフェ「ブックハウスカフェ」
保育士さん向けに絵本屋さんの売れ筋絵本や、おすすめ絵本を紹介する企画第二弾。今回は、東京の神保町駅から徒歩1分の場所にある絵本カフェ「ブックハウスカフェ」に取材をさせていいただきました。落ち着いた雰囲気の中で、絵本とカフェが一緒に楽しめるこちらではどのような絵本が人気なのでしょうか。第1回目は、「売れ筋絵本」を5冊ご紹介いたします。

ブックハウスカフェとは?

(写真:店長 茅野由紀さん)

落ち着いた雰囲気の建物の中をのぞくと、絵本がぎっしり並べられ、真ん中にはカフェスペースのある店内が目に入ります。こちらのブックハウスカフェは、2017年の「こどもの日」にオープンした新刊の子どもの本専門店&カフェ。取材に伺った日も、お客さんが絶えず訪れていました。

絵本や児童書はもちろん、絵本のキャラクターのかわいいグッズなどもたくさんの素敵な店内です。

今回は、店長の茅野さんにお話しを伺いました。4回に分けてお届けするこの企画。第1回目の今回は「売れ筋」の絵本を教えていただきました。

お?かお!

作:ひらぎみつえ
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:0歳~
[お?かお! (あかちゃんがよろこぶしかけえほん) (日本語) 単行本]

「赤ちゃん向けのしかけ絵本で、今とても人気のある1冊です。“初めてのしかけ絵本”としてオススメしており、シンプルな絵、シンプルなギミック、そして滑らかな動きで赤ちゃんの力でもスムーズに動かせる、という優れもの。目や眉が動くことでいろいろな表情が表れて、親子でご一緒に楽しめるのが魅力です。
 
ご覧の通り、見本の絵本に年季が入っているのも、たくさんの方に愛されている証拠です(笑)」

実際に触らせていただくと、表情の移り変わりが面白い! わかりやすいしかけが、赤ちゃんから楽しめる絵本でした。

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あおいよるのゆめ

作・絵:ガブリエーレ・クリーマ
訳:さとうななこ
出版社:WORLD LIBRARY
対象年齢:0歳~
[あおいよるのゆめ―ちいさなゆびで (World library イタリア) (日本語) 単行本]

「こちらも先ほどと似た形のしかけ絵本です。イタリアの絵本の翻訳物で、すごくきれいな絵本ですよ。動かすと、パッと花が咲いたり明かりが灯ったり…生活する中で、人が『きれいだな』と感じる瞬間を切り取っていて素敵です。

最後は目をつむっておやすみなさい、というストーリーになっているので、寝る前の読み聞かせにもおすすめですよ」

シンプルな中にも感動がつまった絵本、という印象を受けた一冊でした。しかけの中に、こんなに感動を込められる絵本があるんだ! と、思わず見入ってしまいます。

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わすれもの

作:豊福まきこ
出版社:BL出版
[わすれもの (日本語) ]

「温かみのあるとても美しいイラストと、しっかりとしたストーリー展開や構図。出版されてから間もないですが、既にロングセラーの呼び声高い魅力的な1冊です。
 
主人公のひつじのぬいぐるみの視点で、忘れ物となってしまった自分のこと、お友だち(持ち主)のこと、そしてこれからの不安のことなどを思いながら物語が進みますが、進み方が非常に滑らかで、読者をつかんで最後まで離さないところが見事。物語途中の、まるで心臓を強く握られるような緊張、そしてそれが最後には、ほっとほぐれる、その緩急も見事。なんども読み続けたい癖になる1冊です」

実はこの絵本、私も持っています! 女の子が迎えに来てくれることを信じて待つひつじ、大切なひつじを探す女の子の想いがぎゅっと詰まった感動絵本です。ふわふわのひつじのイラストも目を惹きますよね。

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ネコヅメのよる

作:町田尚子
出版社:WAVE出版
[ネコヅメのよる (日本語) 大型本]

「この作家さんは迫力のある、そしてミステリアスなムードの圧倒的画力で私たちを魅了していますが、この絵本も同様、心地よいといってもいいような妖しさで迫ってきます。絵本には動物がたくさん登場しますが、なんといってもダントツ人気高いのは、ネコの絵本。人気がないわけがない、1冊です。

限られた言葉と、語りかけてくるような絵。子どもから大人まで、さまざまな楽しみ方ができる“実力派”の1冊です」

まるで写真のようなイラスト。これは子どもたちの関心を惹きそうですね。たくさんの猫が出てくるので、好きな猫を見つけてみるのも面白そうです!

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もいもい

作:市原淳
監修:開一夫
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
対象年齢:0歳~
[もいもい(あかちゃん学絵本) 0~2歳児向け 絵本 (日本語) 単行本]

「不思議な形や、面白い色の組み合わせ。“もいもい”という謎の言葉・・・。赤ちゃんの脳というのは、まだまだ解明されていないことが多いそうですが、東京大学のあかちゃんラボが独自の研究に基づいて、より「赤ちゃんが気に入るもの」を考え商品化したという1冊。
 
赤ちゃんが笑えば、大人も嬉しい。言葉の面白さを存分に楽しんで読んでもらえたらいいですよね」

赤ちゃん向けの絵本には、このような不思議な言葉が登場するものが多くあります。「もいもいって何?」という不思議さが、子どもたちの興味をグッと惹きつけてくれそうですよね。

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赤ちゃんから大人まで楽しめる絵本が勢ぞろい

ブックハウスカフェは、赤ちゃん向けの絵本から大人も楽しめる絵本まで、さまざまなラインナップです。子どもたちに読み聞かせる絵本や自分の趣味としての一冊など、お気に入りの絵本をブックハウスカフェで見つけてみませんか?
 
ブックハウスカフェとは…

2017年「こどもの日」に神保町駅にオープンした、新刊の子どもの本専門店&カフェです。絵本と児童書は約12,000冊。

また、カフェでは薫り高いコーヒーから軽食やスイーツが楽しめます。そして、お酒も豊富に取り揃えていて、夜はバーとしても楽しめます。

店内にはキッズスペースや授乳室、おむつ替えスペースなども。赤ちゃんから大人まで、年齢・性別・国籍問わず、いろいろな方に居心地のよい空間を提供。絵本を通して出会える世界がたくさんあります。

>>ブックハウスカフェ


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ほいくis(ほいくいず)編集部

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