オリジナル楽譜を無料ダウンロード
「ほいくis」の公式Instagramで現役保育者さんから頂いたご要望をもとに、日々の保育で使えるピアノ弾き歌いの楽譜をオリジナルで制作しました。今回は、梅雨シーズンによく歌われる「かたつむり」です。楽譜の無料ダウンロードは「ほいくisメンバー」の登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
梅雨シーズンの定番曲「かたつむり」
まずは、ピアノの弾き歌いの実演をしてみましたのでチェックしてみてください。鍵盤と手元が見える動画なので、運指の参考になると思います。雨が降ってじめじめする季節に現れる、かたつむり。今回ご紹介する「かたつむり」の遊び方は椅子に座ったまま遊ぶこともできますし、ホールなど広い場所で遊ぶこともできます。
今回ご用意した楽譜の最後には、リトミックとして使えるアレンジも掲載しています。全身をのびのびと使って、音楽を楽しんでくださいね。
【解説】配信楽譜について
ここからはダウンロードできるピアノ楽譜について解説していきましょう。「かたつむり」の歌詞
でんでん むしむし かたつむりおまえの あたまは どこにある
つのだせ やりだせ あたまだせ
でんでん むしむし かたつむり
おまえの めだまは どこにある
つのだせ やりだせ めだまだせ
原曲「かたつむり」とは?
「かたつむり」は、文部省唱歌です。1911年(明治44年)に「尋常小学校唱歌」第一学年用に掲載された日本の童謡・唱歌です。歌詞は2番まであります。2拍子・ハ長調で、付点のリズムが多く使われているため、明るく軽快な雰囲気が感じられます。
遊びのアレンジ
ここらかは、「かたつむり」の曲と合わせて取り組める遊びのアレンジについてご紹介しましょう。遊びのアレンジ①椅子に座って
①まずはいつものように全員で歌い、歌を楽しみましょう。画像のように両手を挙げてかたつむりの長い触覚をイメージしてみましょう。②その後、先生は楽譜の青い枠をピアノで演奏します。
子どもたちは音楽にのって、体を優しく左右に揺らしてみましょう。十分隣の人とスペースを取りぶつからないようにしましょう。
③先生が突然、楽譜の赤い枠をピアノで弾きます。
子どもたちはその音が聞こえたら、体を縮めてみましょう。かたつむりが小さく殻の中に閉じこもるような動きを考えて、表現してみてください。
- 0歳児は、先生が優しく子どもの肩や背中に手を当てながら、表現を楽しみましょう。
- 1~2歳児は、先生の真似をしながら、全身で表現すること楽しみましょう。
- 3歳以上は、かたつむりになりきって、自分の耳で音を聞いて、即時反応を楽しみましょう。
遊びのアレンジ②ホールなど広い場所で
①まずはいつものように全員で歌い、歌を楽しみましょう。②その後、先生は楽譜の青い枠をピアノで演奏します。子どもたちはかたつむりになりきって、床を這うように自由に動きます。
③先生が突然、楽譜の赤い枠をピアノで弾きます。子どもたちはその音が聞こえたら、体を縮めてみましょう。
かたつむりが小さく殻の中に閉じこもるような動きを考えて、表現してみてください。
他のアレンジ方法
かたつむりって、他にどんな動きをするのでしょうか?子どもたちと話したり、図鑑を見て調べたり、実際にお世話をしてみましょう。 例えば「葉っぱを食べる!」という声が子どもたちから聞こえたら、ピアノ右手で「ソミソミ…」と弾いて「もしゃもしゃ…食べる真似をしよう!」と言葉がけをすることで、遊びを広げることができます。
他には「雨がふってきたよ!急いで戻ろう!」など話を展開させながら、曲のテンポを少し早くしてみましょう。テンポにメリハリをつけると、より楽しく遊び込むことができます。
「かたつむり」たくさん歌ってくださいね!
今回は「かたつむり」を取り上げましたが、いかがでしたか?よくリトミックで使われる「即時反応」を意識して、楽譜を作成いたしました。音をよく聞いて、即時的に動いて遊んでみて下さいね。子どもたちと沢山歌って、梅雨の時期も楽しく過ごしてください!
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