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『大きな栗の木の下で』ピアノ楽譜と音楽遊びアイデア【無料ダウンロード】

「大きな栗の木の下で」オリジナル楽譜&室内遊びを楽しむアイデア
元保育士の視点で「スグ簡単に遊べる音楽」作品を発表しているミュージシャン、藤本ちかさんによるコラムです。>>連載一覧はこちら

ご要望に応えして無料楽譜を配信!

「ほいくis」のInstagramで現役保育者さんから頂いたご要望をもとに、 日常保育で使える「弾き歌い」の楽譜をオリジナルで制作しました。今回は「大きな栗の木の下で」をご紹介します。

楽譜の無料ダウンロードは「ほいくisメンバー」の登録(無料)をするだけ! 是非この機会に登録して手に入れてくださいね。
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【今回の楽曲】「大きな栗の木の下で」

  「大きな栗の木の下で」は、イギリス民謡を元にした童謡で、作詞作曲は不詳です。原題は「Under the spreading chestnut tree」です。

NHKテレビ「うたのおじさん」で振付をつけて歌ったことにより広がり、手遊び歌として親しまれてきました。今では保育園や幼稚園で広く歌われる名曲となっていますね。

配信楽譜について

2020年の保育士試験の実技の課題にもなっており、以前ほいくis内の動画で「大きな栗の木の下で」の弾き歌いについて解説をしました。
今回配信する楽譜は、リトミック要素を取り入れた楽譜をご用意しました。

この記事ではリトミックや音楽表現遊びとしてのアレンジ例もお伝えしますので、 日常保育に取り入れてみてくださいね。
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遊びのアレンジ①小さな栗と大きな栗

大きな栗
①まずはいつものように全員で歌い、歌を楽しみましょう。
大きな栗は低音、小さな栗は高音
②その後、先生は「次は小さな栗にする?もっと大きな栗にする?」と子どもたちに問いかける。
③「どれぐらい小さいの?」「大きいの?」と話し合って、動きを考える。
④前奏を弾いて弾き歌いをする。小さな栗の時は1オクターブ上、大きな栗の時は1オクターブ下で演奏します。音楽にあわせて、表現あそびを楽しみましょう。

年齢別の遊び方

0歳児:アカペラでやさしく歌いかけて、身体部位にふれたり動かしたりして遊びましょう。
1~3歳児:ゆっくり歌いながら、一緒に動作を真似して遊びましょう。
4~5歳児:音を聞き分けて動いてみましょう。

ピアノに余裕がある先生は、歌フレーズ(2小節)ごとに音の高低を変えてみてください。低い音がきこえたら、動作を大きく。高い音がきこえたら、動作を小さく。子どもたちの集中力と聞く力を伸ばす機会になります。

 遊びのアレンジ② 悲しい栗やおばけの栗

悲しい栗
①まずはいつものように全員で歌い、歌を楽しみましょう。
②その後、先生は「次は、どんな栗にする?食べるとどうなる?」と子どもたちに問いかける。
「この栗を食べると、悲しくなっちゃう」「おばけになっちゃう」「しゃっくりが出ちゃう」などイメージを膨らまして、動きを考えてみましょう。
悲しい栗とおばけの栗
③「悲しい栗(短調)」の楽譜を弾き歌いしながら、表現遊びを楽しむ。
年齢別の遊び方は、アレンジ①とほぼ同じです。
4~5歳児であれば、更に「短調が聞こえたら、動作を悲しく」というルールも追加してみましょう。より遊びを深めることができますよ。

「大きな栗の木の下で」たくさん歌ってくださいね!

今回は「大きな栗の木の下で」を取り上げましたが、いかがでしたか?

「おばけの栗」であれば、ハロウィンシーズンでも遊ぶことができますね。

ぜひ想像力を働かせて会話を楽しみながら、遊んでみてくださいね。

音楽表現あそびを通して、心も体ものびのびスクスク成長しますように!
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藤本 ちか(ふじもとちか)

この記事を書いた人

藤本 ちか(ふじもとちか)

保育士やリトミック講師、ピアノ講師といった経験を活かしながら、「スグ簡単に遊べる音楽」作品を発表しているミュージシャン&ピアノ講師。「0~5歳、兄弟や異年齢でも遊べる」「ピアノ初心者の先生も、弾きやすい」「家庭で親子が、サクッと遊べる」など、保育に役立つ実用的なオリジナル作品をYouTubeで配信。音楽イベントやセミナー講師などさまざまな分野で活躍中。

<YouTubeチャンネル>
https://www.youtube.com/user/k2506091/featured

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