新年度スタート!
すっかり春らしい暖かい季節となりました。連日、新型コロナウイルスの話題が続いていますが、色鮮やかな菜の花や桜の開花が、街中とみんなの心を明るく照らして「もうすぐ良くなるよ」と元気づけてくれている気がします。進級や入園式を前にして、目を輝かせている子どもたち。楽しく笑顔で良いスタートを切れるように、今回は「新年度、春シーズンにオススメの手遊び歌5選」をお届けします。ぜひ日頃の保育に取り入れてみてください!
オススメ5曲の紹介
保育経験を元に「あったらいいなぁ…」と思って作った5曲をご紹介します! YouTube上では、ほかにもさまざまな種類の「春の曲・リトミックふれあい遊び」を公開しているので、ご興味がある方は、そちらも是非ご覧ください。ピアノ楽譜は、それぞれのYouTube動画の詳細欄に掲載しています。[1]♪おはよう(挨拶ソング)
なぜ世界中の人は、挨拶をするのでしょうか? 挨拶がない世界は、淋しいですよね?
挨拶は「今日からよろしくね、仲良くしてね!」という意味が込められた、魔法の言葉です。これから生涯、社会で生きていく上でのコミュニケーションの基盤になります。自然と元気に明るく挨拶できるように…という思いを込めて、作りました。
入園式の場、クラスのお集まりの最初の歌にオススメです。
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[2]♪あくしゅして(ふれあい遊び)
似たような、ふれあい遊びとして「あくしゅでこんにちは」などの曲が有名ですよね。4月の誕生日会の交流遊びで使ったことがあります。
より子どもたちが熱中して遊びを深めたり、流れを止めずに楽しめるようにしたいという思いからこの曲は誕生しました。ピアノが初心者の先生でも、弾きやすく歌いやすい曲です。
左手のコードは2つだけ、右手は「指くぐり」などの技術が不要です。そのため、子どもたちの様子を見ながら弾きやすくなっていますよ。また、きっかけとなる音を2パターン用意することで、リトミック即興(即時反応)としても楽しめます。
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[3]♪ひっつきむし(ふれあい遊び)
アカペラでもサクッと遊べる、ふれあい遊びです。入園式の緊張をほぐすのに、オススメ。短くて覚えやすく、またアレンジの用途も広いので、保育の引き出しとして覚えておくと良いと思います。
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[4]♪こちょこちょさん(ふれあい遊び)
こちらも先程と同じく、とてもシンプルな手遊び歌です。子どもたちは「こちょこちょ」が大好きで、夢中になってしまうと熱中しちゃう子が続出するんですよね(笑)。
この歌のポイントは「さようなら、ピッ」で、静と動のメリハリをつけているところ。忍者のようにサッと後ろに隠す動作を入れたことで、先生に視線が戻るようにしました。
指が増えていく毎に、大きさや動作の長さを調整してみてください。
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[5]♪さがしにいこう(スケッチブック・パネルシアター)
進級式の出し物としてオススメです。実際にしている様子は、下記の写真をご参照ください。視覚で楽しめて、場が色鮮やかになります。
この曲のポイントは、春夏秋冬どんなバージョンでも出来るということ。そして、見つけたときの「え~っ」という反応が可愛いこと(笑)。
「生活発表会の劇中歌で使用したよ」というメッセージもいただきました。全力で首と手を振って「ちがう、ちがう~」という表現を楽しんでみてください。
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最後に
新しいクラス、新しい先生…4月スタートしたばかりは、子どもも大人も、みんなハラハラ、落ち着くまでドキドキだと思います。「こんな遊びがあるよ、一緒に楽しく遊ぼう」と子どもたちと繰り返して遊びながら、絆や信頼関係を深めていきましょう。新年度、笑顔いっぱい元気いっぱい、良いスタートがきれますように!!