対象年齢
2歳/3歳/4歳/5歳「スイミー」とは?
オランダ出身の絵本作家であるレオ・レオニが描いた、世界的にも有名なロングセラー絵本です。絵本に詳しくなくても、一度は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。出版されたのが1963年(昭和38年)ということからも、長く愛されている作品ということが分かりますよね。兄弟たちが大きな魚にのまれてしまい、ひとりぼっちになってしまった小さな黒い魚スイミー。やがて海を旅するうちに、さまざまな世界を見ることになります。そして再び、大きな魚に出会いますが…。
ストーリーの面白さと共に、自立心の芽生えや、協力することの大切さなど、さまざまなメッセージが込められた作品で、絵本としてだけでなく、生活発表会やオペレッタの題材としても人気のある作品です。
絵本「スイミー」
作:レオ・レオニ翻訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社
対象年齢:4歳~
[スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし ハードカバー]
生活発表会ではどうする?
生活発表会は出し物をすることだけが目的ではなく、作り上げる過程を通して子どもたちの成長を促すことも大切な要素です。絵本紹介にもあったように、スイミーのお話には、自立心の芽生えや、協力することの大切さなどのテーマが込められています。作り上げていく段階では、ぜひ子どもたちと一緒にそういったテーマについても話し合いながら進めて行くことをおすすめします。子どもたちなりの意見が反映された、そのクラスだけのオペレッタを目指して取り組んでみてくださいね。
オペレッタの構成
動画には、主メロディーが共通のオープニングとエンディング曲、場面に合わせた劇中歌2曲(「まぐろの歌」「ひとりぼっちの歌」)の3曲をご紹介しています。基本的な要素は一通りカバーしていますので、ここにクラス毎のアレンジなどを加えていけば、オペレッタを作り上げることができます。<紹介する曲>
①オープニング&エンディング
②劇中歌「まぐろのうた」
③劇中歌「ひとりぼっちのうた」
これらの楽譜は、ほいくisの無料会員登録をするとダウンロードができますので、この機会にご登録ををお願いします。 中には、ピアノが苦手という先生もいらっしゃると思います。動画内の実演コーナーでは、同時に手元の映像もありますので、運指の参考にしてみてください。
子どもたちと達成感を味わおう
生活発表会の準備は大変ですが、それだけやり終えた後の充実感や達成感があります。子どもたちと一緒に、その感覚を味わってみましょう。それでは皆さん頑張ってくださいね。>>藤本ちかさんの劇中歌を紹介(外部リンク)
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