ほいくisのユーザーから募集した、“おもしろあそび”のアイデアをご紹介!
ほいくisでは、2周年記念企画の1つとして「ウチの園ではこれが流行中!”おもしろあそび”大募集!」企画を実施。公式Instagramにて皆さんの園で流行している”おもしろあそび”のアイデアを募集しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!いただいた回答の中から、特にユーモアのあふれる「“おもしろあそび”6選」をほいくis編集部メンバーで決定。6回に分けてご紹介しています。実際に保育園や幼稚園で流行している遊びですので、ぜひ参考にして日々の活動に取り入れてみてくださいね。
「王様中当て」とは
「中当て」という遊びを知っていますか? 「外野チーム」が攻撃、「内野チーム」が逃げる、とドッジボールのルールを少し簡単にして、コートの半面を使って楽しむ遊びです。王様中当ては、その「中当て」に、内野チームで予め決めておいた「王様(リーダー)」がアウトになってしまったら即終了というハラハラ・ドキドキ感を加えた遊びです。外野チームは「どの子が王様なのか?」と考えたり、内野チームは「どうやって王様がばれないように、アウトにならないようにできるか?」と考えたりする必要があるので、頭を使いながら身体を動かすきっかけとなりますよ。
難易度
★★★★☆対象年齢
4歳児/5歳児用意する物・道具
- ボール
- 四角い枠が分かる印
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- ルールを理解して遊ぶ
- お友だちとルールやきまり、作戦などについて話し合い、共通の認識を持って遊ぶ
- ボールを投げたり、キャッチしたりとボールを使って身体を動かすことに親しむ
遊び方・ルール
①参加する人数に合わせて、四角いコート(枠)を用意しておきます②外野チーム・内野チームの2チームに分かれます。このとき内野チームは外野チームに分からないように「王様(リーダー)」を1人決めておきます
※保育者が1名入り、子どもたちの話し合いをサポートするとスムーズです
③外野チームがコートの外に立ち、内野チームはコートの中に入ります
④ゲームを始めます。外野チームはコートの外側からボールを投げて攻撃し、内野チームはボールに当たらないよう枠の中を逃げ回ります。お互いにコートの線を踏み超えないようにしましょう
⑤外野チームが投げたボールが内野チームの子の身体に当たったり、枠の外に出てしまったらアウト! コートの外に出ます
※ボールをキャッチしたり、外野チームが線を超えていた場合はセーフです
⑥王様が当たったら外野チームの勝ち! 逆に王様が最後まで残ったら内野チームの勝ちです!
ポイント・アレンジ例
この遊びのアイデアを下さった保育者の方の園では、保育者が外野にいる場合は「王様を守って~!」「王様誰?」などとわざと質問をして、中に入っている子どもたちを探りながらゲームを行っていたそうです。そうすることで、何度か繰り返すうちに王様が誰かばれないようにするにはどうすればいいのか、子どもたちもコツを掴んでいけるんだそうです。繰り返し遊んでいくことで、楽しさが増す遊びですね。「ボールが当たっても他の子がカバーしてキャッチできたらセーフ」「ワンバウンドのボールや頭に当たったときはセーフ」などルールのアレンジ幅が広いので、どうしたらお友だちみんなが楽しめるか、納得できるかを相談しながら遊ぶといいですよ。
編集部では、「ドッジボールをアレンジしていて面白い!」「ルールの難易度が、4~5歳さん向けにぴったり」などの声が挙がりました。
募集期間:2021年7月8日(木)18:00~7月15日(木)17:59/募集方法:Instagramの投稿コメント、ストーリーズで実施/募集対象:Instagramユーザー/有効回答数:15
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