プレゼント積みゲームとは
クリスマス会の出し物やレクリエーションとしておすすめの遊びです。用意するものは手作りのプレゼントボックスだけなので、普段の活動でも取り入れやすいですよ。遊びを通して、「サンタさんいつくるかな?」「プレゼントは何をお願いした?」とクリスマスのお話を展開させることができます。クリスマス当日に向けて子どもたちの期待感を高めたい方は、是非取り入れて見てくださいね。
難易度
★★★☆☆対象年齢
3歳児/4歳児/5歳児用意する物・道具
<プレゼントボックス作成用>- 段ボール又は空き箱
- 包装紙
- セロハンテープ
- ハサミ
遊びのねらい
保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。- 遊びを通じて季節行事を楽しむ
- バランス感覚を身に着ける
- 他児と協力して一つの物を作り上げ、達成感を味わう
遊び方・ルール
①空き箱や段ボール箱をいくつか用意します。プレゼントに見立てられるよう、包装紙で包んだりリボンを付けられるとなお良いです②子どもたちを2チームに分けます
③保育者の「用意スタート!」の合図で、プレゼントを積んでいきます。落とさないように、まっすぐ積み上げるのがポイント!
④途中で倒してしまったら、倒れたところから積み直します
⑤制限時間が来たときに、より高く積み上げられたチームの勝ちです!
ポイント
保育者があらかじめ用意するプレゼントボックスですが、幼児向けにはなるべく大きさがバラバラなものを用意するのがおすすめです。その方がバランスを取るのが難しく、最後の方になるにつれて子どもたちの集中力も増していきます。ゲームが進んでいくうちに、何かに登ってプレゼントを積み上げようとする子が出てきますが、危険なので「椅子やテーブルには登らないようにしようね」とあらかじめ約束しておきましょう。子どもたちが届かないくらいまで積めたら保育者が抱っこしてあげるなど、軽く手伝ってあげてもいいですね。
また、タワーが倒れると箱が落ちてきて危ない場合があるので、保育者は注意して観察しつつ、「プレゼントを積むのは1人ずつ」としてなるべく1人以外はタワーから距離を取れるようにしましょう。「このラインから外に居ようね」などと示してあげると分かりやすいですよ。
アレンジ例
みんなで一つのプレゼントタワーを作る
チーム戦にする以外にも、クラスみんなで協力して1か所に高く積み上げるのもおすすめです。「まっすぐ乗せよう!」「こっちのプレゼントを先に積もう」などのコミュニケーションを取ることで、協調性や社会性を育むことができます。制限時間を設けなければ、子どもたちの背を超えるほどのとっても大きなタワーができるかもしれませんね。※掲載イラストや記事内容の 無断転載・二次利用、配布・加工は禁止とさせていただきます。
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