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保育園での「ヒヤリハット」ゼロへ!知っておきたい定番ケース

子どもたちの予想外の行動に、「ヒヤリ」としたり「ハッ」としたこと、ありますよね? 保育をしていると、さまざまなところに「ヒヤリハット」が隠れています。完全に防ぐことは難しいですが、よくあるケースの傾向を知っておけば、限りなくゼロに近付けることはできるはず。今回は、定番ケースの対策をご紹介します。

 定番のヒヤリハットを知ろう

大きなものから小さなものまでさまざまです。どのようなケースがあるのか見ていきましょう。

>>お散歩・外遊びのヒヤリハット対策はこちら

誤飲誤嚥

  • おもちゃを口に入れていた
  • ヘアゴムなどを誤飲した

誤飲誤嚥は、窒息などにもつながる危険な行為。命にかかわる事例も多くあります。ある園では、土曜保育の際に年長クラスから車のおもちゃを持ち込み、そのまま忘れていったものを1歳児クラスの子どもが口へ持っていった…というヒヤリハットが見られたことがあるようです。

車のおもちゃはタイヤが外れて誤飲につながることがあるので、要注意ですね。おもちゃ選びや備品の置き場所については、日頃から子どもの目線まで落としてチェックしておきましょう。



 

転倒・転落

  • 走っていて転倒した
  • 滑り台やブランコから転落した
走っているときや、足を滑らせての転倒はとても多く発生します。遊びの中でもよく見られる光景ですね。お友達と手をつないで走っていて、一人の転倒でもう一人も転倒…なんていう事例も。

遊具からの転落事例も多くあります。完全に防ぐことは難しいので、どういうパターンで発生するのか、ケース毎に経験を蓄積して共有していくことが必要です。

衝突

  • 走っていた子ども同士が衝突した
  • 机や棚に衝突した

室内で走っていた子ども同士が衝突、なんていうことも。机や椅子などの備品に衝突してしまうこともよくあります。角がとがった部分にぶつかると、さらにケガの可能性が増してしまうので、保育室にある備品はチェックして対策をしておきましょう。

午睡

  • うつぶせ寝になっていた
  • 他の子どもが覆いかぶさっていた
厚生労働省の「平成 28 年教育・保育施設等における事故報告集計」によると、教育・保育施設における死亡事故の多く(平成28年度は13名中10名)が、睡眠中に起きていることが分かります。活発に活動している時間でなくても、危険が潜んでいることを知っておく必要があります。

食物アレルギー

  • アレルギー除去給食と通常給食を間違えて配膳した
  • 落ちているものを食べてしまった

食物アレルギーを持つ子どもの誤飲も、ヒヤリハットとして挙げられます。除去食の配膳方法は徹底し、献立チェックも必ず入念に行うことが求められます。「調理スタッフさんが気をつけているから大丈夫」という考えは捨てて、全スタッフで意識することが重要です。

園で対策できる3つのポイント

ヒヤリハットの対策はどのようにしていけばいいのでしょうか? 必ず押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

子ども目線で環境確認

部屋の環境設定をするときや、園庭、公園などで遊び始める前には、子ども目線で危険がないか必ず確認をしましょう。大人は危険に感じないことも、子どものケガや事故につながることがあります。子どもの視線の高さや遊び方、興味などを踏まえて考えることが大切です。

対策の第一歩は情報共有から

クラスで起きたケガや、遊びの中で危険に感じたことなどは、他の職員にも必ず共有しましょう。定期的に全職員でのミーティングなどがあるといいですね。他のクラスで起きたことは、自分のクラスでも起きる可能性があるという意識で取り組みましょう。定番ヒヤリハット対策の第一歩は、情報共有からと言っても過言ではありません。

他園の事例も知っておく

園内はもちろん、グループ園など他園でのヒヤリハット事例も把握しておくことをおすすめします。事例を見れば、自分の園で把握されていない危険がないか再度見直すきっかけになりますよね。

子ども目線で考えよう

毎日の生活の中や、思わぬ場所にヒヤリハットの危険は隠れています。大人の目線で見えないものもたくさんあるので、常に子どもの目線で考えることが大切です。事故を未然に防いで、安心して過ごせる保育園づくりをしましょう。

まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。とにかくよくしゃべる元保育士。絵本とジャニーズが生きがいです。
【Instagram】
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