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保育園で子どもたちに伝えたい!プール遊びの約束事と説明例【ダウンロードあり】

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保育園における夏の定番活動、プール遊び。毎年楽しみにしている子どもも多いですが、一歩間違えると事故や怪我に繋がってしまうリスクもあります。プール遊びを楽しく安全なものにするためには、一人ひとりがルールを守ることが大切。今回は、保育園で安全にプール遊びを行うために、子どもたちに伝えたい約束事と上手な伝え方について紹介します。

子どもたちにプールの約束事を伝えるねらい

プールで遊ぶ園児

プール遊びは夏の季節を感じられる楽しい活動ですが、事故や怪我などさまざまな危険も潜んでいます。安全にプール遊びを楽しむには、保育者が気を付けるだけでなく、子どもたちにも水の危険について伝えて理解してもらうことが大切。「どんなことに気を付けたら良いのか」「約束事を守らないとどんな危険があるのか」をきちんと説明することで、子どもたち一人ひとりが安全を意識できるようになります。また子どもたちに伝えることで、保育者自身が改めてプール遊びのリスクを認識したり、危機管理の意識を高めたりすることにも繋がるでしょう。

水遊び・プールの事故を防ぐガイドラインについてはこちらの記事もチェックしてみてください。

約束事は何歳から伝える?

プール遊びの約束事は、年齢に合わせて伝え方を工夫しましょう。乳児クラスではビニールプールやたらいなどで水遊びを行う園が多いかもしれません。「水の中でお友達を押さない」「急に水の中に入らない」など簡単な約束事を簡潔に伝えましょう。

プール遊びが本格的に始まる幼児クラスでは、約束事を伝える際に「なぜやってはいけないのか」「なぜ危ないのか」など理由も含めて伝えると理解しやすいでしょう。

年齢別のねらいと子どもへの上手な伝え方

ここからは年齢別に、約束事を伝えるねらいと伝え方をご紹介します。

1歳児・2歳児への伝え方

1歳児・2歳児にプール遊びの約束事を伝えるねらいは、楽しく遊ぶための土台を作ること。まだ「なぜ危険なのか」を理解するのは難しいため、「~しようね」と具体的な行動を伝えましょう。「先生のお話を聞こうね」「歩こうね」など、短くシンプルな言葉を選ぶことがポイント。説明しながら保育者さんが実際にやって見せることも大切です。

3歳児・4歳児・5歳児への伝え方

3歳児・4歳児・5歳児に約束事を伝えるねらいは、一人ひとりが約束を意識しながら行動できるようになること。約束事を伝える時は理由もセットで説明するのが基本です。「~したらどうなるかな?」「こんな時はどうすればいいかな?」と、子どもたちに問いかけながら一緒に考えてみるのも良いでしょう。実際に子ども自身が考えて言葉にすることで、理解が深まりやすくなりますよ。

約束事を伝えるときに保育者が配慮すること

プール遊びの約束事:年齢別の伝え方

約束事を伝える際は、単にルールを説明するだけでなく、子どもたちが理解しやすいように工夫しましょう。ここでは、保育者さんが配慮するポイントをご紹介します。

落ちついて話を聞ける環境を整える

プール遊びの前は期待が高まり、ソワソワしている子どもも多いはず。まずは子どもたちが保育者さんの話に注目できる環境を整えましょう。日差しが眩しくない向きを選ぶ、プールやおもちゃに背を向けて座る配置にする、集中力が切れないよう要点を簡潔に伝えるなどの配慮が必要です。

実演やイラストを活用する

ルールを説明する際は、ぜひ保育者さんが実演しましょう。「プールサイドをゆっくり歩く」と言葉で説明されるよりも、実際に目で見るほうが子どもたちは理解しやすくなります。好ましい例と良くない例のイラストを用意し「どっちが安全?」と問いかけながら伝える方法もおすすめです。

守れたときはその場で褒める

プール遊びでは危険な行動をしている子どもに注意する場面が多くなってしまいがちですが、できている行動に目を向けて伝えることも大切。褒めるときは「歩いていたから安全に遊べたよ」「笛の音ですぐに止まれてかっこよかったね」と具体的な行動を取り上げることで、約束事の意味の理解に繋がります。
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子どもに約束事を伝えるときのポイント

プール遊びの約束事は、「分かりやすく伝える」ことと「きちんと理解できているか確認する」ことが大切です。ここでは子どもに約束事を伝えるときのポイントを2つ解説します。

イラストや絵本を用いて視覚的に伝える

約束事を伝える際はイラストや絵本を使うと良いでしょう。視覚的に伝えることができるので、子どもたちが理解しやすくなります。イラストを描いたカードやポスターは説明時に使うだけでなく、プール遊びをする期間中、保育室や廊下など目につく場所に掲示しておくのもおすすめです。

プール遊びの導入におすすめの絵本はこちらの記事でも紹介しています。

クイズを通して理解を深める

約束事を説明した後はクイズ遊びを通して、子どもたちが理解できているか確認しましょう。○×形式のクイズにしたり、「どうしてプールに飛び込んではいけないの?」と約束事の理由を問いかけたりと、子どもたちとやり取りしながら確認することで理解が深まります。プール遊びの前には必ずクイズで約束事を確認する習慣をつけておくと良いですよ。

ほいくisオリジナルのクイズを用意しています。子どもたちに伝えるときに活用してください。

子どもたちに伝えたい10の約束と説明例

プール開きやプール遊びで子どもたちに約束事を伝えたいけど、具体的にどんな風に伝えれば良いか分からないとお悩みの保育者さんもいるかもしれません。ここでは子どもたちに伝えたい10の約束とその理由、それぞれ子どもたちに伝える際の例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

①朝ご飯をしっかり食べてくる

朝ご飯をしっかり食べてね
朝ごはんを食べないと体力や気力が低下してしまい、事故や怪我に繋がる恐れがあります。プール遊びを楽しく安全に行うためにも、朝ごはんをしっかり食べてくるよう伝えましょう。

【子どもたちへの伝え方】
朝ごはんは、みんなが楽しくプールで遊ぶ元気のもと。プールの日には朝ごはんをしっかり食べてきましょう。

②元気がないときは先生に伝える(プールに入る前)

元気がないときは教えてね
家庭で記入してもらうプールカードに〇がついていても、登園後に体調が悪くなることもあります。活動前に体調が悪くないか、再度確認するようにしましょう。

【子どもたちへの伝え方】
元気がないときにプールに入ると、プールの中で気分が悪くなるかもしれません。だからプールに入る前に「お腹が痛いなぁ」とか「気持ちが悪いなぁ」と思ったときはすぐに先生に教えてね。

③プールの前にトイレへ行く

プールの前にトイレへ行こう
冷たいプールに入るとトイレが近くなります。プールに行く前には必ずトイレに行く習慣をつけておきましょう。

【子どもたちへの伝え方】
冷たい水に入るとトイレに行きたくなるかもしれないから、プールに入る前には必ずトイレに行きましょう。

④先生の話をよく聞く

先生の話をよく聞こうね
子どもたちはプールに入ると遊びに夢中になります。事故や怪我を防ぐためにもプール遊びでは先生の話をよく聞くよう声をかけましょう。

【子どもたちへの伝え方】
安全に遊ぶためにも、先生のお話はよく聞きましょう。遊んでいる途中でも、先生のお話が始まったらすぐにお口を閉じて先生の方を向いてね。

⑤準備体操をする

準備体操をしよう
プールの中で足がつると、慌ててパニックになり、溺れてしまう恐れがあります。プールに入る前には必ず準備体操をするようにしましょう。

【子どもたちへの伝え方】
プールの中で転んだり怪我をしたりしないように、プールに入る前には必ず準備体操をしましょう。

⑥プールサイドはゆっくり歩く

プールサイドはゆっくり歩こう
プールサイドは水に濡れて滑りやすいです。走らずゆっくり歩くよう一人ひとりが意識できるように声をかけましょう。

【子どもたちへの伝え方】
プールサイドはお水で滑りやすくなっています。転んでしまうと危ないので、ゆっくり歩きましょう。

⑦水に飛び込まない

水に飛び込まないでね
保育園のプールは浅いため、飛び込むと頭を打ったり友だちにぶつかったりする危険があります。足からゆっくり浸かるように伝えましょう。

【子どもたちへの伝え方】
お水に飛び込むとプールの底に頭をぶつけたり、水の中で息が苦しくなったりするかもしれません。だからプールに入るときは足からゆっくり入ってね。

⑧友だちにぶつからないよう気を付けて遊ぶ

お友達にぶつからないよう気を付けてね
水の中で友だちにぶつかると、転倒して溺れてしまうかもしれません。押したり引っ張ったりも絶対にしないように声をかけましょう。

【子どもたちへの伝え方】
お友だちとぶつからないように気を付けて遊びましょう。ふざけてお友だちを押したり引っ張ったりも絶対にしません。

⑨おもちゃは仲良く使う

おもちゃは仲良く使おうね
水の中で友だちとトラブルになってしまうと、怪我や事故のリスクも高まります。プールのおもちゃは、仲良く順番に使うよう伝えましょう。

【子どもたちへの伝え方】
うきわやボールはお友だちと仲良く順番に使いましょう。

⑩具合が悪くなったら先生に伝える(プールに入っている最中)

具合が悪くなったら教えてね
プールの中で体調が悪くなってしまうと、思わぬ怪我をしてしまうリスクがあります。体が冷えて体調が悪化してしまうこともあるので、気分が悪くなったときはすぐに先生に伝えるよう声をかけましょう。

【子どもたちへの伝え方】
プールに入っているときに、気分が悪いときやどこか痛いところがあるときはすぐに先生に知らせてね。

 

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イラスト一覧

こちらのページで紹介した「プールに入るときの10のお約束」のイラストを用意しました。ペンギン先生と一緒に楽しく学べるイラストです。子どもたちに説明するときにご利用ください。園に掲示するポスターも用意しています。

ダウンロードするためには「ほいくisメンバー」への登録をすれば、無料でダウンロードすることができます。

イラストのダウンロードはこちら


保護者へのお願い

プール遊びの約束事:保護者への伝え方

楽しく安全にプール遊びを行うためには家庭の協力も必要です。ここではプール遊びの前に伝えておきたい保護者へのお願いをご紹介します。

健康観察を丁寧に

体調不良による事故や感染症の拡大を防ぐためにも、家庭での健康観察を丁寧に行ってもらいましょう。絆創膏や呼吸を楽にする貼り薬を貼っているときの対応や、結膜炎やとびひなどプールに入れない感染症については事前に共有しておくと安心です。またプール遊びの期間中は、朝食をしっかり食べ、睡眠も十分にとるように声をかけましょう。

持ち物の準備と記名

プール遊びに必要な水着やタオルなどを用意してもらうよう、早めにお便りでお知らせしましょう。水着は自分で脱ぎ着しやすいものを用意してもらうと良いですね。持ち物には全て名前を書いてもらうこと、サイズが合っているかの確認もお願いしておきましょう。

体を清潔に

安全に遊べるように、プール遊びの期間中は爪を短く切る、長い髪は結ぶ、アクセサリーはつけないといったルールも伝えましょう。気持ちよく衛生的な環境を保つためにも、毎日の入浴や洗髪で体を清潔にして登園するよう協力を仰ぎましょう。

プールに入る基準の理解

感染症など体調面でのプール遊びの可否の基準以外にも、水温の暑さ指数についての基準も共有しておくと良いでしょう。プールカードに記入漏れがあった場合の対応についてはトラブルになりやすいので、事前にルールを決めて周知しておくと安心です。

プール遊びを安全に楽しもう

プールに入るときの約束事と伝え方について紹介しました。安全に遊ぶためにも、プール遊びの前には、毎回必ず子どもたちと一緒に約束事を確認する習慣をつけましょう。紹介した内容を参考に、安全第一で楽しいプール遊びを行ってくださいね。

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