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【7月の歌】年齢別・夏ならではのオススメ手遊び歌&童謡10選

【7月の歌】夏ならではのオススメ手遊び歌・童謡10選
7月は七夕、プール遊び、お祭りなど日々の活動や行事を通じて、子どもたちは「夏」という季節を全身でたっぷり味わえる時期になりますね。 今回は夏ならでは、7月におすすめの歌を乳児クラス、幼児クラス別にご紹介します。

7月の保育園・幼稚園の活動・行事

子どもたち一人ひとりがすっかり園生活にも慣れ、夏の訪れに期待が膨らむこの時期。乳児クラス、幼児クラスともにプールや水遊びを通じ、水の心地良さを全身で味わうことを楽しんだり、盆踊りなどお祭りに向けた取り組みで行事への期待が膨らんだりと、夏ならではの様々な体験を通じて、心と身体が一段と成長する時期です。

一方で、夏の疲れがでやすい時期でもあるので、遊びと休養のバランスには十分配慮が必要です。園全体で、一人ひとりの体調管理に目を配りながら生活にメリハリをつけ、この季節ならではの遊びを思いきり楽しめるよう活動を工夫していきたいですね。

乳児クラス向け7月に歌いたい歌・手遊び歌

①きらきらぼし

作詞/武鹿悦子 作曲/フランス民謡

ねらい

夜空の星に興味を持ち、歌を楽しむ

手をひらひらとふりお星さまに見立て、優しく歌いましょう。また、お星さまが出てくる絵本や紙芝居を子どもたちに見せることで、興味関心がさらに広がっていきます。 

 ②うみ

作詞/林柳波 作曲/井上武士

ねらい

海を知り、歌を通じたふれ合い遊びを楽しむ

ゆったりした曲調の心地よさを味わいながら、海の存在を知るきっかけになったらいいですね。また、バスタオルに子どもを寝かせて保育者2人でハンモックのように持ち、歌に合わせて揺らす「タオルぶらんこ遊び」もおすすめです。乳児クラスならではのふれ合い遊びを楽しんでいきましょう。

③【手遊び歌】さかながはねて

【7月の歌】年齢別・夏ならではのオススメ手遊び歌&童謡10選

作詞・作曲/中川ひろたか

ねらい

手遊びを通じ、楽しく物の名前を知る

さまざまなバリエーションを楽しめる手遊び歌です。出てくる物の名前を変えるのはもちろん、歌うスピードを変えるのも子どもたちはとても喜びますよ。

④【手遊び歌】アイスクリーム

作詞・作曲/不明

ねらい

保育者と一緒に手遊びをする楽しさを味わう

保育者の真似をして歌いながら、アイスクリームを作る「つもり遊び」にも発展していけます。お誕生日会などの行事で、パネルシアターにして子どもたちとかけ合いをしながら一緒に作っていくのも盛り上がります。

⑤かもめのすいへいさん

作詞/武内俊子 作曲/河村光陽

ねらい

イメージを膨らませ歌に親しむ

保育者と一緒に歌いながら、動きの模倣をするのが楽しい一曲です。画用紙などで水平さんの帽子を作り、かもめのすいへいさんになって遊ぶのも楽しいですね。歌をきっかけに遊びのバリエーションを広げていきましょう。

幼児クラス向け7月に歌いたい歌・手遊び歌

⑥たなばたさま

作詞/権藤 はなよ 作曲/下総皖一

ねらい

季節の行事を歌で味わう

 昔から歌われている広い世代になじみが深いこの歌。4歳児、5歳児頃になると歌詞の意味について理解できるよう紙芝居や絵本などで伝えることで、七夕を知り、日本の伝統文化に親しめるきっかけになりますね。伝統行事を通じ、子どもたちの豊かな心を育んでいきましょう。

⑦アイスクリームのうた

作詞/佐藤義美 作曲/服部公一

ねらい

歌の世界をイメージし楽しむ

曲調も歌詞も子どもたちが大好きな歌です。イメージ豊かに歌に親しみながら、製作活動でアイスクリーム作りをするのもこの時期ならではの活動です。一人ひとりの個性豊かな作品を、保育室の壁に作品を貼って、クラスでお友だちと見せ合うことで会話も広がり、仲間意識も深まりますね。

⑧【手遊び歌】茶つみ

作詞/篁 ゆき 作曲/文部省唱歌 
 

ねらい

季節の歌を通じ、お友だちとのやり取りを楽しむ

2人組ならではの振り付けを楽しむことができる手遊び歌です。相手と息を合わせる調整力やコミュニケーション力の基礎を育んでいけます。

⑨とんでったバナナ

作詞/片岡 輝  作曲/櫻井 順

ねらい

言葉の響きやリズムを楽しむ

テンポも歌詞も楽しい歌です。軽快なリズムに合わせ、お友だちと声を合わせる楽しさや、歌うことの心地よさを存分に味わえるといいですね。パネルシアターやペープサートで物語として見せるのも、子どもたちはとても喜びます。

⑩キャンプだホイ

作詞・作曲/マイク真木

ねらい

お友だちと情景を想像しながら、歌を楽しむ

幼児期の子どもたちは、園での行事はもちろん、ご家族でも海や山にキャンプに出かけたりと、経験の幅がぐっと広がる時期です。夏本番のこの時期に導入として歌うことで、夏ならではの体験に子どもたちの期待が膨らみますね。

 7月におすすめの歌、保育園でいっぱい歌いましょう

その季節に合わせた活動の「ねらい」を設定するということは、その活動を通して、子どもたちに経験してほしい「保育者の願い」を設定することとも言い換えられます。

「子どもたちに季節の変化を感じてほしい」「行事を通じ、伝統的な文化に触れてほしい」など、ねらいを意識した取り組みが大切です。 季節ならではの様々な経験をすることで、子どもたちは心も身体も一段と成長していきます。

また、手遊びや童謡を園で楽しむだけではなくおうちの方にも紹介することで、ご家族で楽しくふれ合うきっかけにも繋げていきましょう。子どもたちのワクワクが沢山詰まった充実した7月をお過ごしくださいね。

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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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