といれ
[といれ (あけて・あけてえほん) (日本語) ボードブック]作・絵:新井洋行
出版社:偕成社
対象年齢:1歳~
「トイレさーん」「おまるさーん」楽しく明るく名前を呼んでいきます。トイレでうんち、できるかな?
親しみのある絵と、シンプルなストーリーが子どもたちに大人気の一冊です。「トイレの絵本」の代表と言ってもいいでしょう。私が保育園に勤務していたときも、1歳児クラスで子どもたちのお気に入りの一冊でした。
低年齢から楽しめるので、「初めてのトイレ絵本」としてもおすすめですよ。
ぷくちゃんのすてきなぱんつ
[ぷくちゃんのすてきなぱんつ (日本語) 単行本]作・絵:ひろかわ さえこ
出版社:アリス館
対象年齢:1歳~
今日からパンツのぷくちゃん。失敗ばかりだけど、新しいパンツがあるから大丈夫! 今度は上手にトイレでできるでしょうか?
パンツが濡れるのが嫌で、履きたがらない子も多いですよね。でも、おもらししてもパンツをかえれば大丈夫! そんな風に勇気づけてくれます。
パンツを履いて、うれしそうなぷくちゃんの様子を読み聞かせで表してみましょう。最後のページにはかわいいパンツがたくさん並んでいます。「どれが好き?」と問いかけて、パンツへの興味を持たせてもいいですね。
ぱんつも いいな
[ぱんつも いいな (講談社の幼児えほん) (日本語) 単行本]作・絵:いとう ひろし
出版社:講談社
対象年齢:2歳~
おにいちゃんになったから、おむつはやめることにした。ぱんつにしたら、どんないいことがあるのかな…?
パンツが嫌で、トイレトレーニングが進まない子におすすめの絵本。「パンツを履くと、こんないいことがあるんだ!」という前向きな気持ちにしてくれます。
トイレではおしっこをしないいろいろな動物や、赤ちゃんも登場するので、パンツを履くことで「自分はおにいちゃんなんだ」「おにいちゃんはパンツを履くんだ」と子どもたちの自尊心をくすぐりそうですね。
ゆっくとすっく トイレでちっち
[ゆっくとすっく トイレでちっち (日本語) 単行本]作:たかてら かよ
絵:さこ ももみ
出版社:ひかりのくに
対象年齢:2、3歳~
大の仲良しのゆっくとすっく。一緒に遊んでいると「もれちゃうもれちゃう」とくまのぺろりが走っています。ぺろりが向かったのは、本がたくさんの楽しそうなトイレ…!?
「トイレは怖い場所じゃない」ということを教えてくれる一冊。楽しいトイレがたくさん登場するので、トイレという場所が苦手で行きたがらない子におすすめです。
子どもたちの「自分の理想のトイレ」を話してもらうことで、トイレへの抵抗感がなくなりそうですね。
トイレとんとんとん
[トイレとんとんとん (日本語) 単行本]作:板橋敦子
絵:鈴木博子
出版社:ひさかたチャイルド
対象年齢:1、2歳~
くま君がトイレのドアをノックしています。すると中から、「入ってまーす!」。となりのトイレもとんとんとん。「入ってまーす!」。くま君、間に合うかな?
トイレトレーニングが進んできたら、マナーを知るのも大切ですよね。これはトイレマナーを描いた一冊。
「一緒にノックしてみよう!」と声をかけながら読み聞かせてもいいですね。「ドアが閉まっているときはノックする」という習慣づけにぴったりの一冊です。
楽しみながらトイレトレーニングを
いかがでしたか? トイレトレーニングは楽しみながら、その後はマナーも学びながら進めていきたいですよね。子どもたちのやる気や興味を引き出す一冊を、用意してみてくださいね!【関連記事】