プレスクールの1日のスケジュール
連載3回目は、わが家の子どもが通うプレスクールの1日をお伝えします。2歳になる次女は、月曜日から金曜日まで朝8時半~夕方5時の8.5時間をプレスクールで過ごしています。プレスクールの1日のスケジュールは次の通りです。
6:30 開園
7:00 朝食 早朝くる子のために朝食が用意されます(無料)
7:30 各自登園 園庭で自由遊び
→しばしばダンスミュージックが流れています
9:00 グループ活動 少人数のグループで先生が計画した活動の時間
→近所の森に出かけることもあります
※グループは日替わり
その日のグループ以外の子は室内で自由遊び
10:30 サムリング 全員が集まりお話や歌の時間
10:45 昼食
11:30 午睡 起きた子から室内で自由遊び
14:00 補食 天気のいい日は園庭で食べることもあります
14:30 自由遊び 園庭で自由遊び
各自降園
17:30 閉園
遊びの中で子どもの資質を伸ばす
自由遊びが多い印象ですが、先生が子どもと一緒に絵の具を使ったお絵かきをしたり、パズルをしたりしています。遊びの中でナショナルカリキュラム(スウェーデンの保育指針にあたるもの)に記載された子どもの資質を伸ばすよう工夫されています。これは日本の幼児教育のアプローチとも通じるものがあるといつも感じます。
そして先生たちも自分の担任以外の子とも関係が密だと感じます。シフト勤務の仕事であるため、早朝や夕方に必然的に接することもあるからでしょう。また、このプレスクールは担任が持ち上がりになりません。年齢ごとに新しい先生になり、最終的に全員と過ごすことも関係しているのでしょう。
次回は、スウェーデンのナショナルカリキュラムについて触れたいと思います。

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