【飾って遊べるクリスマス・オーナメント】布おもちゃ入門編

人気の布おもちゃ作家で元保育士の“ゆっこせんせい”によるコラム。今回は、クリスマスシーズンに向けた簡単な作例の紹介です。興味がある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
街はすっかりクリスマスモードに入っていますね。保育園・幼稚園でも、いろいろなクリスマスの装飾をして楽しんでいるところでしょうか?

私も、布のクリスマスグッズをいろいろ作っていますが、そのコンセプトはいつも「飾って遊べるクリスマス」です。
クリスマスの飾りは、キラキラ・ピカピカ、心躍るものがいっぱいあります。でも実は、「触っちゃダメ」なものも多いんですよね。電気コードにつながっていたり、倒れやすかったり、散らばりやすかったり…。

好奇心旺盛な子どもたちは、この季節だけ登場するクリスマス飾りに興味津々。もっと近くで見たいし、キラキラ・ゆらゆら揺れていて、ちょっと触って確かめてみたいのが当たり前なんです。でも、それがトラブルの原因になってしまうなんて…せっかくの楽しいクリスマスなのに、怒られる原因が増えてしまうのでは、子どもも大人も悲しすぎます。

そこで私は、毎年「飾って遊べるクリスマス」「怒られないクリスマス」を目指して、クリスマスの布おもちゃを提案しています。布なら、触っても投げても舐めても大丈夫。興味を持ったら手に取って、存分に遊んで、また飾るだけ。とっても幸せなクリスマスになりそうでしょう?


今日は、そんな中でも、とーっても簡単な「キャンディー・オーナメント」の作り方をご紹介します。緑や赤のクリスマス柄の布で作ると、気分もグッと盛り上がりますよ。ツリーや壁面、窓辺への飾りにも良いですし、クリスマスプレゼントに添えると手作り感がアップしますね。
<材料>(キャンディ部分:直径約4㎝)
  • 布 12㎝×16㎝
  • ひも 25㎝
  • 輪ゴム 2本
  • 綿
  • (あれば)プラ鈴
<作り方>
① 布を切る
★端をピンキング鋏(ギザギザハサミ)で切るとほつれ防止になるし、可愛いです

② ひもを輪にして結ぶ

③ 布を中表(表が内側)になるように、二つ折りにする。ひもをはさむ
★ひもをはさむ向きに注意!後で裏返すので、内側が長くなるようにします。(図・参照)
④ 筒状になるように、端から1㎝の所を縫う
★ミシンで縫うと、早くて丈夫です。大量生産におススメです。
手縫いの場合は、ひもが抜けないように細かく縫いましょう。

⑤ ④を裏返す

⑥ 片側を輪ゴムで留めてから、綿を詰める。反対側も輪ゴムで留める
★輪ゴムは、ヘア用のカラーゴムが、可愛くて小さくておススメです
  
<可愛く仕上げるコツ>
仕上げに、輪ゴムをギュッと中央に寄せます。両端のヒラヒラ部分を大きめに、キャンディー部分をまん丸くすると可愛くなります。

綿と一緒に鈴を入れるのもいいですね。サイズを変えて、大小さまざまな飾りにするのも素敵です。
④の縫うところまで保育者が準備しておき、子ども達と一緒に作るのも楽しいそうですね。

4~5歳児なら、輪ゴムを留めるのも自分でできるかも。2~3歳児では、保護者や保育者と一緒に作ってみましょう。

布おもちゃ製作では、日頃の製作では触れることが少ない素材を扱うので、新鮮に感じることでしょう。
輪ゴムの伸び縮みする様子や、手芸綿のフワフワした感触を、じっくり楽しみながら作ってみてくださいね。
ゆっこせんせい

この記事を書いた人

ゆっこせんせい

布おもちゃ作家。一般社団法人 布育普及協会 代表理事。静岡市清水区在住。十数年の保育士勤務と育児経験を経て、小さな頃から大好きだった手芸を生かし創作活動を始める。作家歴15年。
「“おもちゃ”は、子どもにとって、単なる暇つぶしの道具ではなく、成長・発達にとってかけがえのないもの」という考えのもと、育児や保育に役立つ布おもちゃを提案している。
保育雑誌「ピコロ」「ひろば」「ポット」で連載。「ラポム」「幼児と保育」などで執筆。清水区の「ぬのいく協会アトリエ」にて「布おもちゃのお部屋」運営中。
<ぬのいく協会HP>
http://nunoiku.com
<ブログ>
http://ameblo.jp/yukkotoy

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