卒園式の季節
みんなと過ごしたクラスも、あと1か月で終了…月日の流れは、本当に早いですよね。製作の作品集をまとめて卒園アルバムを作成していると、「あんなに泣いてたのに、今や、進んでお手伝いをするお兄ちゃんになって…」など、さまざまな思いが交錯する季節です。今回は、そんな卒園する子どもたちの最後を華やかに飾る、「感動の卒園式にするための、歌い方ワンポイント・アドバイス」をお届けします。卒園式の練習の参考に、取り入れてみてください!
卒園式に、なぜ歌うのか?
卒園式は「誰のために・なんのために・なぜその曲を歌う」のでしょうか? 卒園式に関する絵本を読み聞かせながら、話しをする先生も多いかと思います。年長さんは、ただ歌うのではなく「なぜ、どうして」を考えたり、話し合ったりできる年齢。卒園は、「みんなで気持ちをそろえて歌うことができる最後の機会」でもありますよね。歌詞の意味を理解し、どのように歌えば心に響いて届くのかを考えて、自分たちだけのオリジナルの式を作りあげていきましょう。
オススメの3曲
私の保育経験を元に生まれた3曲をご紹介します! YouTube上では、ほかにもさまざまな種類の卒園ソングを発表しているので、興味がある方は、そちらもご覧ください。ピアノ楽譜は、それぞれの詳細欄に掲載しています。♪だいすきな、ほいくえん(みんなの心を1つに)
卒園式で、何曲も歌の練習をする場合があります。「どんな個性を持つ子どもも歌いやすい、シンプルな曲があったらいいなぁ」という思いから作りました。タイトルやサビの「ほいくえん」の部分は、「ようちえん・こども園」など、アレンジをして歌ってみてください。高音で弾くと、入退場のBGMとしてもご利用できますよ。
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♪花のトンネル(在園児から歌のプレゼント)
お別れ会など、「在園児から歌のプレゼントをする曲が、あったらいいなぁ」という想いから作りました。私も実際に小学校の卒業式で「花のトンネル」をくぐりました。トンネルくぐりは、トンネル側も、通る側もワクワク楽しいですよね♪ ついハイタッチしたくなる楽しさがあります。
在園児は「来年ぼくたちはココを通るんだ」という期待、卒園児は「小学校へ続く、たくさんの笑顔の道を通った」という感動。楽しく送り出すのにオススメです。
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♪あっというまに(元気な卒園ソング)
保育関係者の音楽ステージを観に行った際、「元気なクラスなので、元気な卒園ソングがほしい、というニーズがあった」という話をされていました。そのことをきっかけに、アップテンポな曲に仕上げました。大声で練習し過ぎて、喉が潰れないように気をつけてくださいね(^^;)笑
子どもたちらしさが出やすく、自然と身振り手振りがつくことで、動画や写真映えも期待できますよ。
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