梅雨シーズンの前に
新年度が始まって1カ月が経とうとしています。子どもたちも先生方も新しい環境に少しずつ慣れて、生活リズムがつかめてきた頃でしょうか? 私の方は、社会情勢の影響をかなり受けております…近状報告については、最後にお話させていただきますね。少し先ではありますが、5月下旬から6月には梅雨が訪れます。雨の日でも楽しく過ごせるように、今回は「梅雨シーズンにオススメのキッズミュージック5選」をお届けします。ぜひ月案作成に取り入れてみてください!
オススメ5曲の紹介
年齢を問わず、誕生日会など異年齢保育でも使いやすいキッズミュージックを5曲、選びました。YouTube上では、他にもさまざまな種類の「てあそび・リトミックふれあい遊び」を公表しているので、ご興味がある方は、そちらも是非ご覧ください。ピアノ楽譜は、それぞれのYouTube動画の詳細欄に掲載しています。
[1]♪かえるのうた(リトミック、鍵盤ハーモニカ)
リトミック教室では、0歳ベビークラスの親子ふれあい遊びでもよく使う曲です。とても短くて覚えやすいですよね。どの世代も知っている、昔から継承されている歌です。年長クラスであれば、鍵盤ハーモニカの教材にもオススメ。動画のように「追いかけ歌(輪唱)」をすることもできます。
[2]♪ 春の童謡メドレー
月案作成や、実習の指導案作成にオススメ。月ごとの歌を簡潔に紹介しており、動画を通してピアノの難易度の目安が分かります。曲のボリュームや音程にも耳を傾けて、自分のクラスの子どもたちと一緒に楽しむ歌を見つけてください♪
[3]♪6月の雨(ふれあい遊び、楽器遊び)
乳児クラスは、保育者がボディタッピング。年少クラスからは、楽器遊びとしてもオススメです。動画では鈴やトライアングルで紹介していますが、身の回りにある物で「音探し」をすると、表現の幅が広がります。ザァザァ、ビュービュー…どんな雨音が見つかるかな?!
[4]♪てるてるぼうず(パネルシアター)
子どもたちは「お願いごと・魔法」が大好きですよね。「雨よ降れ!」は、両手を組んでお祈りポーズ。クラス全員が心を1つにして、声をそろえて唱えてみましょう。
「てるてる坊主」は日本の文化。てるてる坊主の壁面製作などをする際の導入歌としてもオススメです。
[5]♪にじ(ニジノエール企画)
2つ目のメドレーでも紹介した、中川ひろたかさんと新沢としひこさんによって作られた「♪にじ」。つるの剛士さんがカバーしたり、最近ではロンブーの淳さんもトイピアノを演奏していましたよね。
「虹で世界にエールを送ろう」ということで、ニジノエールという企画が生まれました。私も企画に賛同をして、アカペラ3声の楽譜を作成して、歌って重ねてみました。職員の出し物としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
>>ニジノエール
最後に
最後に、個人的な近状報告を…。休業要請が出たため、4月のピアノ教室はお休みの措置をとりました。保護者に連絡を入れながら「みんな元気にピアノに向き合ってくれるかなぁ」と複雑な思いでいました。ネットレッスンには賛否両論あると思いますが、ここで移行できるかどうかで、大きな差が生まれる気がしています。「Zoom飲み会」と題して楽しみながら活用方法を学んだり、Himalayaというラジオアプリで配信を開始したり、新機能を取り入れたLINEスタンプを開発したり、ピアノレッスンの研究をしたり、手遊びグループ「ちなゆん」を発足したり…。この状況下に負けず、むしろこの状況を前向きに活用する勢いで私は過ごしています。詳しくは、個人のインスタやTwittterでも発信していきます。
みなさんも、この状況下で戦い、毎日頑張って過ごしている自分にご褒美をしつつ、一緒に乗りきっていきましょうね。